キャラ別の印象(ほとんどプレイ日記です)
いつもどおりクリアした順番に書いてあります。日付はクリアした日です。ただ、今回は最初にクリアした佳乃の前に観鈴ルートでのバッドEDをプレイ済みです。一応参考までに。

DREAM
霧島 佳乃  (2002/09/30)

いつもどおりただ流されるまま進んでたら観鈴のバッドEDになっちゃったので、今回はある程度意識してこの佳乃ルートへといきつきました。といっても私はそんなにこの佳乃という娘は好きじゃないんですよね〜。どちらかというと姉の聖のほうが観鈴ルートをプレイしてた時は好印象でした。
ちなみにまだこの時は聖ルートが存在しないことを知らなく、一応聖狙いでプレイしていました(まあOPを見た限りある程度予想はしてましたが。とりあえず正確には佳乃クリア後、おまけのCGモードで初めて知りました)。

まあ前置きはこの辺にしてこの佳乃シナリオの感想なんですが、終盤部分が1回読んだ(=クリアした)程度じゃ細かいところまで完全に把握しにくく、まあはっきり言うと
ようわからんかったって感じです(←アホ)。
つーか言い訳になりますが、ちょっとセーブの仕方が悪くて終盤往人が羽に念をこめてその中での白穂の独白(?)の最中に中断しちゃったんですよね。アレが思いっきり失敗でした。もう1回やり直そうとも思ったんですが、予備のセーブがあまりに昔のしかなく・・・、全て終わったらもう一度やり直すか、あるいは他の人のレビューで補完することにしましょう
(^_^;)

まあそれでも一通りそれなりにはわかってます。とりあえず謎だったのはあの羽自体は結局なんだったのかと、あとあの羽が佳乃の意識を終盤奪ってたんですよね?ってのと、白穂と佳乃の関係、あの佳乃の二重人格は白穂が乗り移ってたため?ってのと・・・・・・・ってゆーかほとんど全部じゃん(滝汗)。

ちょっとレビューにならないので
必ずあとで追加で書きます。申し訳ないです。あ、佳乃のキャラ自体の感想は聖のところにまとめて書いてあります。・・・結構辛口ですけど(苦笑)。

追加分
あとでとか言いながら結局すぐにやり直しました。で、改めての感想なんですが・・・・・やっぱりわけわからん(←アホ)。今回は(白穂の独白部分を)メモまでとりながらプレイしたんですけどねぇ・・・。どうやら、この佳乃シナリオだけじゃ完全に理解できないようですね。というかそういう結論しか出てきません。だってあまりに展開がブツ切りなんだもん(^_^;)。例を挙げてみると、

・なんでいきなり羽根を拾った人間を役人が探してるのかが謎

・なんでいきなり舞台が祭りになるのかが謎

・白穂と佳乃の母のつながりが謎

と、まあこんな感じです。完全にクリアしてわかるようなことがあったらまた追加します。スイマセンです、ホント。でも、ちゃんと理解してないんで感想を書くに書けないんですよ。ご理解ください(^_^;)

霧島 聖
最初は結構好印象だったんですが、なんかプレイしていくうちにそうでもなくなってしまったキャラ(^_^;)。はっきりいってあの過保護な部分が嫌いです(爆)。それにずーっとああやって甘やかして育てていったら普通佳乃はとんでもなくわがままな性格になるはずなんですがねぇ・・・。まあ最初からグチっててもしょうがないですか。

で、印象に残ったシーンですが・・・意外とあまりないですねぇ(汗)。この人専用の1枚絵がワンシーンしかない上、あれだけ重たい声のわりには意外とシリアスなシーンが少ないのが理由でしょうか。なんかあまり記憶に残ってないです
(^_^;)。強いていうならあの終盤羽根と対面するシーンの直前で、南京錠付きの扉を蹴飛ばして壊すシーンでしょうか(笑)。「こんなものはこうだーっ!!」のセリフが気合い入りまくりで笑えました。


さて、今度は佳乃の感想を。結論から言うと
あまり馴染めずってところですね。上でも書いたとおり嫌いってほどじゃないんですが、とりあえず「好きではない」って感じです。あと他の2人(観鈴と美凪のこと。今書いてる時点ではその他のクリア対象キャラの存在を知りません)にくらべややキャラが弱い印象を受けました。もっとも変人であるほどいいというわけではないんですが(^_^;)
そういう意味では初めてギャルゲーをプレイする人なんかはこの佳乃から始めるのがちょうどいい(?)かもしれませんね。見た目だけでいきなり美凪狙いなんかにすると、きっと彼女の『ワールド』についていけないor思いっきり引くでしょうから
(^_^;)

そういや佳乃のとこで書き忘れたことなんですが、バンダナの扱いがもうひとつって感じを受けましたね。細かく言うならバンダナをはずすシーンですか。エラくあっさりはずしますな。バンダナをつけるまでのエピソードがなかなか良かったので、はずす時もなんかこう『驚き』があるようなはずしかたをしてほしかったんですけどね。
・・・・・つーかぶっちゃけた話、まさかHシーンではずすとは思いませんでしたよ。おまえの魔法への執着はそんなものだったのか、とテレビにツッコミ入れてました
(^_^;)

ポテト
一応佳乃のオプションなんでしょうが、みちるとのセッション(笑)もありますね。ぴこぴこ〜の効果音(鳴き声?)も馴染みやすくて良かったです。しかしこのポテトってこのキャラオンリーで声をあててる人がいるんだろうか・・・。実に気になります(笑)。


遠野 美凪  (2002/10/12)

変人ぞろいの『AIR』の中でも群を抜いてイっちゃってる人(笑)。ゲーム中でも往人が言ってましたが、完全に『ワールド』を作っています。みちるや観鈴とのずれた会話にはギャルゲーの経験がかなり豊富な私ですら少し引きましたね(^_^;)。ま、とりあえずストーリーの感想でも。

まず総合的な感想ですが
かなり良かったと思います。中盤くらいとか結構中だるみっぽい時もありましたが、終盤の盛り上がりと意表をついた展開には大いに驚かされましたね。んじゃまずはその驚いたシーンから順に書いていこうと思います。

で、最初に驚いたシーンですが、やはり遠野の母が美凪のことを「みちる」と呼んだときでしょうか。あそこから急激にシリアスになり、またおもしろくなりましたね。また遠野の母がそう呼んだ理由(というか病気全般の話)がかなり理解しやすかったのも良かったです。流産・・・・・まあそれ自体は男である私は経験不可な出来事ですが
(^_^;)、やはり尋常じゃなく精神的なダメージは大きいんでしょうね。そこから家庭の崩壊ですか・・・・・。他のキャラに比べるとかなり現実味があって憂鬱(ゆううつ)になります。

また、ストーリーの途中で母親の病気(=夢)は終わるわけですが、私は最初母親の夢が終わったら美凪は消え去るのかと思ってました。今思うとかなり見当違いな考えですが、美凪がそれっぽいセリフを言うシーンがあったので・・・〔「あの人にとって夢は現(うつつ)・・・」とかあのあたりのセリフです〕。でもまあ実際は母親の記憶から美凪が消え去ったわけで、まったくハズレってわけでもないんですけどね。


次に驚いたシーンですが、これはみなさんも意外だと思ったんじゃないでしょうか。シーン的には往人がみちるに美凪のことを託されて、その日の夜に美凪に「そろそろこの町を出て行く&一緒に旅に出よう」みたいなことを言い、そして次の日美凪を家に連れて、病気が治り、かつ美凪のことを思いだしかけてる母親に美凪を会わせようし、そして結局は往人ひとりで旅に出ようとするシーンです。かなり細かく書いたつもりなんでたぶんわかってもらえると思います(それでも忘れてる人にはツライかもしれませんが)。

で、何が驚いたのかといいますと、結局美凪は母親と会えずに(=会う勇気が出ずに)往人のところに戻ってきちゃうってことです。いやね、プレイすればわかると思いますがあれはもう展開的にEDですよ、普通は。あれには驚きましたね。というかもう「ハァ!?」と声に出してました。


あとは驚いたシーンというわけではないんですが、美凪自身の夢についての感想を。・・・こちらは母親に比べるとだいぶ曖昧ですなぁ。夢を見始めたのはさっき書いた流産ならびに家庭の崩壊あたりからだと思うんですけど、終わりがねぇ・・・。つーかぶっちゃけた話、自分で終わりを決めてるような気がするんですけど(爆)。だったらいつまでも終わらせなきゃいいのに・・・。まあそうすると美凪自身の(心の)成長がないままになっちゃいますが。
どっちにしろ、さっき書いたとおり結構曖昧な部分があったので、はっきりとはわかってません(←またかよ)。もう1回プレイした時ちゃんと理解したいと思います。


と、もう1回プレイしたら・・・なんて書いてますけど実際にもう1回プレイしなきゃならない大きな問題があるのでご報告を。なんかCGに空きがやたらとあるんですが。そういやEDの時もスタッフロールなかったし・・・。ひょっとしてこれってバッドEDなんですか!?う〜ん、EDは結構うまくまとまってたんだけどなぁ・・・。考えてもわからないので、ここで攻略サイト様の力を借りることにします。

ということで、スイマセン。また追加書きになっちゃいますが許してください(泣)。本来はまた書き直すべきなんでしょうがねぇ・・・、こんだけ書いてるとさすがに気力が出ないです。・・・・・だぁ〜〜、ゲームの出来はよくてもレビューの出来がグチャグチャだな今回は。

追加分
いやぁ、まさか分岐になっているとは・・・。正直驚きました。それにしてもその分岐となる選択肢が実にどうでもいいようなものなので、全然わかりませんでしたね(^_^;)。ただ、あれが最後の選択肢ですのでやり直す時には都合がいいのかもしれませんが。実際私もそうでしたし。さて、それでは内容へと参りましょうか。

えっと、どうやら前回プレイしたのは攻略サイト様いわく(?)ノーマルエンドだったみたいで、今回はトゥルーエンドについての感想となります。ちなみに最後の選択肢で「また明日な」を選ぶとこちらのルートになります。
で、感想ですが、まず
最後の義理の妹のエピソードは不要だったと思いましたね(いきなりグチ)。しかもその義理の妹がみちると瓜二つってんだから余計にタチが悪い。あのシーンはみちるに対しての一応ハッピーED的なフォローだと思いますが、私はみちると同じ姿で美凪のことをまったく知らないことに少し哀しみ(?)を感じましたね。だって、おんなじ姿してるのにまたお互いの自己紹介から始めるんですよ?やっぱり哀しいです・・・。個人的にはただ単に往人・美凪ともにみちるとの約束を果たすためそれぞれの人生を歩んでいく、くらいで良かったと思うんですけどね。


さてさて、不満点はこのくらいにして今度は良かった、というかジーンと来たシーンなんかをちょこちょこと書いていきましょう。
まずは、美凪がみちるを自分の家に招待して遠野母と会食するシーンですか。ここはなかなかジーンときました。が、同時にみちるの真実を何も知らない遠野の母が哀れにも思えましたね。なんでそれについて何も語らなかったんでしょうかね。まあ普通に考えると語らないほうがいいのかもしれませんが、遠野母だって精神的な病にかかってたんだからこの美凪が作った(とは実際はちょっと違いますが、うまい言い方が思いつかなかったんで)みちるのこともちゃんと話せば納得してくれそうな気もしなくもないんですがねぇ・・・。
・・・う〜ん、でもどっちも(=みちるも遠野母も)幸せそうだったからこれで良かったんでしょうかね。もし、真実を話してたらもうすぐ消えるってこともわかっちゃいますからねぇ。うぬぬ、うまくまとまらん。


次にあの最後の屋上での別れのシーンについて。あそこはさすがに涙なしには語れないでしょう(断言)。とか言いながら私は泣けませんでしたが(^_^;)。いや、感動できなかったんじゃなくてただ泣けなかったです。つーか私ってもう何年泣いてないんだろう・・・(10年以上は泣いてないような)。

なんか脱線しちゃったんで話を戻しましょう。で、率直な感想ですが
悲しいの一言。これですね、まさに。みちるが可哀想でしょうがないです(泣)。結局こっちのルートでも消えてしまうとは・・・。まあこっちのルートのほうがさわやか(?)ではあったんですけどね・・・。
またここは1枚絵の使い方が非常に良かったと思いました。単純な演出の仕方ではありますが、実に効果は高かったんじゃないかと。



その他思ったこと。
そういや今回は佳乃の時と違い、往人の法術が直接役に立つシーンがありませんでしたね。あとテーマに関してですが、この娘は空というよりは星って感じを受けました(もちろん本当のテーマは『家族愛』だということは理解してます。表面上(?)の話です)。ま、こんなとこですか。ちょっと入れるところがなかったので最後にブツ切りですが書かせてもらいました。では。



(遠野)みちる
本来は「みちる」とだけ書けばいいんですが、どうしても名字付きで書きたかったのでカッコをつけて書きました。プレイされている人ならきっと(この入れたい気持ちを)わかってくれるでしょう。

この娘は典型的な『悲しみからくる萌え』ですね。最初はただのクソガキとしか思わなかったんですが(ヒデエ)、やはり終盤のあの展開を見てしまうと・・・ってところです。そういや・・・まあみなさんもそうだと思いますが、この娘のオチはかなり早い段階からわかりましたね。それっぽいセリフがちょこちょこと中盤あたりから出ますから。

短いですがまあこんなところで(というか美凪のとこで細かく書きすぎてもうネタがない)。ところで前半部分でも書きましたがこのみちるの声優って『Kanon』の川澄舞と一緒なんですよね。まあ声質自体は一緒なんですぐ気づくんですが、それにしてもキャラが変わりすぎです(笑)。言うならば「はちみつクマさん」から「んにょわ!」ってとこですか(意味不明)。


神尾 観鈴  (2002/10/26)

「あははー」から「にははっ」へ、伝説は終わらない・・・・・


しょっぱなからわけわからんこと書いてますが、この娘も声優が『Kanon』の佐祐理さんとおんなじなんです。それだけです(^_^;)

さて、神尾さんちの観鈴ちゃんの感想ですが・・・・・
ってゆーかあれで終わりなんですか?

なんかいきなり質問(?)してますが、現時点ではDREAM編の3人が終わってSUMMER編に入ったばかりなんで、観鈴編の続きがあるかどうかもわかんないんですよね。なので、ここではDREAM編のみの観鈴の感想を述べようと思います。



と、ここで注意書きを。今回のこの観鈴シナリオのレビューは『Kanon』のネタバレが少々入ってます。ということで、
これから『Kanon』をプレイしよう、あるいはいつかプレイしてみたいな、という人は読まないほうが良いです。スイマセンです、ホント。大したレビューじゃないくせに規制なんかしちゃって。

でも『Kanon』との比較を組み込んだほうが書きやすい、というか抜きで書けなかったんです
(^_^;)。レビューを書いてる人なら多少は同意してくれると思いますが、良いゲームほどレビューって書きづらいものなんですよ(たぶん。とりあえず私は)。正確には書くことがないというか。特に私は結構マジメ系(?)のレビューなんで、かな〜り苦労してます。
一方クソゲーに関してはグチを一心不乱に書きまくって、気がついたら終わってるという感じです(笑)。事実、『ときメモ3』なんかは結構な文章量ですがなんかあっという間に書き上げたって感じですもん(特に前半部分は早かった)。


・・・いつの間にかレビューについての私の意見&感想になっているッ(汗)。で、では感想の続きは区切り線の下に書いてありますんで。また、今回は文章がかなり長いんで隠してません(=反転しなくても読める)。誤って読まないようご了承くださいね。



では改めて感想を。まずは全体的な感想ですが、前半は観鈴・晴子・往人のバカげたやりとりに笑いが止まらず、一方後半は日に日に病んでいく観鈴を見てるのが非常にツラかったですね。特に後半は私も日に日に病んでいってたような気さえします(爆)。たまに他のサイトのAIRレビューで後半プレイ中「会社(ないし学校)休みてぇ〜」とか書いてあったりするんですが、その気持ちがよ〜くわかりました。そのくらい気落ちというかテンションが落ちます。この年の夏にプレイした『Kanon』の真琴と同レベルくらいじゃないでしょうかね。つーか私って夏に『Kanon』をプレイして、秋から冬にかけて『AIR』をプレイしてるんですよね〜。何かがおかしいです(^_^;)




・・・なんかだんだん脱線していくので話を元に戻しましょう。んじゃまずは前半についての感想からいきますかね(←何やらエラそう)。

とりあえず漠然と述べるならさっきも書いたとおり笑いが止まらなかった、とこれですね。私的に特に良かった(=おもしろかった)のはあの阿呆な地図と、初日の晴子とのやりとりですかね。とにかく各キャラの演技がいいっスね。晴子との初日のやりとりの中で晴子が往人に対し「あんた、職業はなんや」みたいなことを聞くシーンで、すかさず往人が「もちろんガンマンだ」って言うシーンなんか本気で悶絶しましたよ(笑)。あの自信に満ち溢れた言い方。まさにプロです。


ところで急に話は変わりますがみなさんはこの『観鈴』というキャラ、好きですか?

実は私はあ〜んまり好きじゃないんですよね。そりゃかわいいところもあったり、また前半の明るさから一転して後半の弱々しいところなんか見せられた日にゃ、みちるのところでも書いた『悲しみからくる萌え』がムクムク(?)と出てきたりしたんですがねぇ・・・。

とにかくあのあまりにガキンチョなところが気にくわなかったです。例えば往人が初めて観鈴に人形劇を見せるシーン。その最中で観鈴がカラスを見つけ「わーい」とか言って駆けていきますよね。あれは普通なら笑うべきシーンなんですが、
私はキレました(爆)。だってあまりに失礼でしょ。自分から頼んでおいて。しかもその後の往人が呼び止めた時の「ん?」なんて川上とも子嬢の演技も手伝って最高に腹が立ちましたよ(爆)。もうテレビに説教したい気分でした。誰か同意してくれる人っていませんかね〜。


それにしても・・・・・こうやって文章で書くと、プレイ中の私ってすっかり『AIR』の世界にはまりこんでますな。



さて、今度は後半の感想を書くことにしましょう。なんか観鈴のキャラ自体の印象ばかりで全然前半の感想自体がなかったような気もしますが。ってゆーか書くことないんですよね。あとは佳乃・美凪など各キャラの登場イベントと佐久間リサイクルショップがありますが、前者は観鈴のとこで書くことでもないし、後者は特に書くことがないんで(汗)。

ということで後半です。後半全体の印象はさっきも書いたとおりですが、それとは別に『Kanon』の真琴とそっくりだなぁという印象を持ちました。というか『Kanon』プレイしてる人ならみんな思うんじゃないでしょうかね。特に往人の母親の語り(?)の中にある『そしてすべてを忘れていく』ってとこなんかは。
真琴と決定的に違うところといえば観鈴の弱っていく過程があらかじめわかってるところでしょうかね。個人的にはこっちのほうが嫌でした。だって驚きの展開もなく、ただ弱ってく過程を見ていくようなものですからね。往人も自分のふがいなさに怒ってるだけで、なんにもできないし。


あとは・・・往人と母親のエピソードを経て再び観鈴の部屋に戻ってきて終わりですが、最後って結局往人も母親のように人形に吸い込まれて終わっちゃったんですよね?あの辺がイマイチわかんないんですよね。あの人形にはこれまでの人形使い(というか往人の一族)の願いみたいなものが蓄えられてるというのはわかったんですが、なんで本人ごと吸い込んじゃうんですか?う〜ん、のちに明らかになるんでしょうか。それとも私が何か忘れてたりとか・・・。


まるでまとまってませんがこの辺で。続きはあるであろう観鈴編の後半で書こうと思います。


神尾 晴子
何か勢いのあるおばさん(笑)。3日目あたりでの、出てくるなり「飲めっ」には大笑いさせて頂きました。
この人は今のところはひたすらにギャグ担当ですかねぇ。とりあえずDREAM編ではあまり母親(まあ正確には違うけど)らしいシーンとかは特になかったですね。終盤なんかどっか行っちゃうし。

しかしCVの久川綾さん。葉っぱに続いて鍵でも関西系キャラですか・・・。まあ演技はすばらしいですけどね。特に初日は「恥ずかしい告白のコ〜ナ〜!!」とか「惚れるか!!」など気合い入りまくりなセリフが多くて悶絶しっぱなしでした(笑)。





SUMMER
神奈  (2002/11/02)
観鈴よりは大人だった。これが私の神奈というキャラについての感想の全てですね(^_^;)。とりあえずごく普通の典型的(?)なお姫様タイプなんじゃないでしょうか。世間知らずなところとか、やたら甘ちゃんなところとか。結構好感持てましたね。裏葉・柳也を含めた3人の会話なんかもほのぼのとして良かったですし。

さて、それではSUMMER編の感想に参りますが、まず気づいたことといえば
まったく選択肢がないことですね。およそゲームではないです(^_^;)。まあバッドEDにならないのは助かるんですが。また音楽がSUMMER編独自のものがあるのは大変良かったです。音楽鑑賞モード自体がDREAM編の誰か1人でもクリアすれば出るので、もう聴いてない音楽はないかな〜などと思ってただけに。

お次はストーリーの感想です。率直に言って
なかなかな印象でした。ただ、他のシナリオに比べ後半の盛り上がりにやや欠けた気もしました。その最もたる理由が神奈の母親の最後のシーンですね。なんかやたらとあっけないです。つーか脱出してすぐです。オイコラって感じです(謎)。その時のテキストに『避ける気はなかった』みたいなことが書いてあったのもなんか納得できませんでした。だったらなんで脱出したの?って感じです。あのシーン全般はあまり良い印象を持ちませんでした。

もう1つ、終盤神奈が柳也と裏葉を逃がすために飛んでっちゃうシーンがありますが、あそこはもうちょっと神奈の(決断までの)描写が欲しかったような気がしましたね。あっけなかった・・・・・というほどじゃないですが、なんか重要(?)なシーンのわりにはあっさりと終わってしまった印象があります。もっともああいう終わり方をして、こちらに(神奈の気持ちうんぬんを)考えさせるというか想像させるという手法をとっているとも考えられますけれどね。う〜ん、そう考えるとこれで良かったのかな?・・・でも、やっぱ私のなかではあっさりってイメージかなぁ・・・。あ、ただ柳也の「もっと高く飛べ!」というセリフはやけに印象に残りました。

と、このくらいが主な理由ですかね。今挙げた部分がもっと良かったら『なかなか』ではなく『最高』という評価をしたでしょう。




お次は良かった(=気に入った)シーンについてです。やっぱただグチだけ書いてSUMMER編終わり、ってわけにはいきませんからね。

で、良かったシーンですが神奈がいなくなった後の柳也と裏葉の生活全般ですかね。ほのぼのとしつつ柳也の死期がわかってるだけにどこか悲しい雰囲気がしてたのが印象に残ってますね。あとは柳也の最後のシーンですか。ややありがちながらなかなかジーンときました。

あとは・・・・・・・裏葉の感想と一緒に書くことにします。いやぁ、ココで全部書いちゃうと裏葉のとこに書くこと無くなっちゃうんで
(^_^;)。つーかここまで書くのに何時間かかってると思いますか?6時間以上です(たぶん)。しかもキャラ別の感想だけでです。前半は含みません(つーか現時点でなんも前半は書いてない)。あと別に私の打つスピードがやたら遅いとかそういうオチもないです。一応これでも資格持ってますし(ヘボいやつだけど)。今回の『AIR』はホントにネタに苦しんでるんです。ご理解ください〔何回書き直してることか・・・。しかもこれでこのクオリティ・・・。泣けてくるよ(T∇T)〕。


裏葉

正直なところ、市でスッといなくなったり気配を非常に感じづらかったりと最初はスパイかなんかだと思ってました。誰か私の他にもそう思った人っていますかねぇ?

ところで、この人の柳也に対する気持ちってのは結局のところはどうだったんでしょうか。いや、なんとなくって程度しかゲームじゃ描写されてなかったんで・・・。夫婦(?)になるシーンにしても、『神奈を救うため』ということををたてまえ(?)として、うまくはぐらかしてる印象が強かったですし。その一方で、神奈がいなくなって柳也が全てを投げ出そうとしたシーンのとき、この人が柳也を止めた際思いっきり泣いてたのを見ると、神奈に遠慮してただけで実は柳也に激ラブ(死語)だったという考え方もありますが。


・・・・・なんだか感想というより考察ですね、これじゃ(汗)。ちなみに私としては後者であったほうがいいですね。結局柳也も幸せそうでしたし。お互い幸せならこれ以上良いことはないでしょう(←書いててハズイ)。


ところでこの人って何歳なんでしょう・・・。私的には24〜26くらいだと思いますが、あの絵じゃちょっとわからないですな
(^_^;)。神尾の晴子さんもただの酔っ払い姉ちゃんにしか見えないし、そもそも『Kanon』の秋子さんが私には名雪のお母さんというよりはお姉さんにしか見えない時点で問題アリです(笑)。


柳也
探偵モノなどでよく見られるスゴ腕タイプの主人公。ちなみにストーリー中でたまに出るギャグも声優の演技も往人のほうが好きでした(^_^;)。でも選択肢は無かったとはいえ、感情移入自体はしやすかったと思いますね。もっとも神奈が嫌いじゃなきゃの話ですが。私はどちらかというと裏葉のほうが好きでした。なので神奈がいなくなったあとの展開は全開ニコニコ顔で見てたと思われます(笑)。

あとは・・・・・書くことないなぁ(汗)。そんな独特な主人公じゃないからなぁ・・・。う〜ん、う〜ん・・・。ネタが出なかったので以上ということで(ぉ



AIR
さすがに最初は驚きましたね。まさかカラスが主人公のギャルゲーがあるとは。しかも元はエロゲーですよ。まあ『カラス』と『エロゲー』の2つの単語だけで考えるならプレイヤーはカラスをうまく操作して女の子のスカートをめくれ!パンツまではぎ取れれば高得点だぞ!!とか想像できるんですが(爆)。あ、もちろんコンシューマへ移植の際はパンツからブルマへとリニューアルです。・・・・・変態だと思われるのでこの辺にしておきましょう(すでに手遅れかもしれませんが)。


で、では気を取り直していつものようにキャラごとに感想でも。

みすず(2002/11/13)
まさかこんな結末だとはね・・・。とりあえずハッピーEDではないでしょう、これは。

はたしてこれでホントに観鈴は幸せだったんでしょうかね〜。観鈴本人は「ゴールは幸せといっしょだったから」みたいなことをいいながら安らかに逝きましたが、個人的には全然幸せそうに見えなかったです。

たしかにラストで神奈が解放されたような描写があったので、観鈴が何度も言っていた「私で(神奈の悲しみうんぬんを)終わらせなきゃ」というのはひとまず達成されたように見えましたが、これは観鈴自身の幸せじゃあないですもんね。この娘は自分自身の幸せとかは何も考えなかったんでしょうか。
やっと本当の親子としての一歩を踏み出せた晴子とのこれからの生活とか、初めてできた友達(恋人?)である往人の行方とかいろいろあるはずなんですけどねぇ(まあ往人に関してはなんとなく観鈴もわかっていたようですけど)。自分の(幸せの)ことを第一に考えるのがおよそ普通の人間のはずなんですが(最後のシーンにしても「〜がもっとしたかった」とかそういうこと一切言いませんでしたし。それとももはやそんな余裕も無かったのか)。


話は変わりますが、結局全て終わらせた現在でも観鈴のことはあんまり好きになれませんでしたね。私は本来『ひたむきに頑張る娘』自体は好きなはずなんですが、この観鈴の場合はそれ以上にガキンチョな部分が印象に残っちゃった気がします。しかもこのAIR編は、みなさんご存じのとおり途中で観鈴の記憶がなくなっちゃって、さらに幼児化(?)が激しくなっちゃいますから。
で、最後こそ晴子と本当の親子としての絆みたいなものを得ることができますが、最初のほうはもうとにかく自分勝手でわがままではっきりいって見てられなかったです。もうイライラしちゃって。

特にひどかったのは前日に観鈴と晴子が海に行く約束をして、その当日海に行く途中にあまりの暑さに観鈴が途中で帰るとか言い出したシーンですね〔←これでわかりますかねぇ
(^_^;)〕。あれは本気でキレました。特に晴子が「そんじゃウチの作った弁当はどうなるん?」みたいなことを言ったとき観鈴が「知らない」と言ったときはマジでカチンときましたよ。つーか晴子もあれでキレましたし。
で、キレた晴子は観鈴をその場に置いていってしまい、しばらく観鈴がひとりで何もできないシーンが続くんですが、このあわれな観鈴のシーン
最高にスカっとしました(←ゲス)。「ひとりで何もできないくせに自分勝手ぬかしてんじゃねえよ!」とか「そのまま日射病で死んでしまえ!」とかマジで思ってました(←外道)。・・・・・私は絶対子育てに向いてないでしょうね。


ま、こんなところでしょうか。なんかやたら辛口なコメントで締めたのですんごく後味が悪いですが気にしないことにしましょう
(^_^;)。ホントは他にも書くことがあるんですが、あとは晴子のとこで。・・・というのは建前で実際のところは話が複雑でまだ自分の頭で整理しきれてない。よってこれ以上文章が思いつかないというのが本音です。バカといえばそれまでですが、メモ取らないと細かいところまでは理解しきれませんよ、これは。でも物語に深く入るためにそういうのはあまりしたくないんでねぇ。
ただ、ストーリーにそこまでの価値がないと自分で判断した『ときメモ3』とか『夏色の砂時計』とかはメモを片手にプレイしてましたけど
(^_^;)



母(神尾 晴子)
え〜、まず最初になんで表記を母にしてるかといいますと、まあ「みすず」の時点で気づいた人もいるでしょうがAIR編の主人公である「そら」の視点にしてるからです。特に理由とかはないんですが、なんとなくってやつです(^_^;)


いや〜、それにしてもこの人の豹変ぶりはすごいですね。DREAM編では(こんな展開は)まったく予想がつきませんでしたよ。あの酔っ払い姉ちゃんがこんなひたむきな人になってしまうとは(笑)。観鈴が記憶をなくしてからは、何度もくじけそうになりながらも本当の親子になるため頑張るこの人にはマジでジーンときましたよ。もうこのAIR編の主人公はこの人であり、そしてこの人に感情移入できなければ楽しめないのは誰もが認めるところでしょうね。

印象に残ったシーンといえばあの祭りうんぬんのイベントですかね。まず当日が雨(台風)だったことに驚きましたね
(^_^;)。「そうくるか・・・」とある意味感心してしまいました。そしてあのぬいぐるみのシーン・・・。まあ今冷静に振り返るとかなり強引だったような気もしますが(^_^;)、プレイしてる当初は結構な感動がありました。ただ、なかなかぬいぐるみに手が届かない観鈴には少しイラつきましたけど(でもまあ2人とももう身体ガタガタでしたからね。もっとも晴子は純粋なる疲労ですが)。


ところで、この人はどんなに観鈴と一緒にいても結局病むことは無かったですね。最初は?と思ってたんですが、よくよく考えてみると往人はSUMMER編での柳也&裏葉の子孫ですから、柳也が受けた呪いの影響が残っていたのでしょうね。自分の頭だけで整理して書いてる文章なんでただの予想なんですが。詳しいことはこんなヘボ感想ページじゃなく、もっとしっかりした考察をしているサイトを参考(?)にしてください
(^_^;)。でもたぶん大方正解だと思いますよ(というかそれ以外思いつかない)。

で、最後に一番驚いたこと。この人って年齢28らしいです。って全然おばさんじゃないやん〜!!28でおばさんとかぬかしてたら私はあと5年でおじさんでスカ・・・。厳しい世の中です。

ちなみにこれはゲーム中で晴子本人が「28年の人生の中でどうこう〜」と言ってたので間違いないと思います(私が覚え間違いの場合は勘弁を)。ってことは晴子の姉とは相当年齢が離れてたんでしょうね。だって観鈴がすでに16〜18くらいですから。ということは敬介(=観鈴の父ちゃん)はああ見えて30半ばくらい(もっと?)なんでしょうか・・・。う〜ん、謎は深まるばかりです。



男(国崎往人)
リタイヤはやっ!まさか物語(=AIR編)の中盤に消滅してそれっきりとは・・・。私的にはもう一度くらいなんらかの形で登場するものだと思ってましたよ。

では、まずはDREAM編での往人の感想ですが、
前半随所に出てくるギャグがどれくらい自分に合うかによって評価が分かれるキャラだと思いましたね。自分は非常に合ったので良かったんですが、つまらないと感じた人なんかはただのうっとしいヤツに見えたような気がします。一方後半部分に関しては全ストーリーでまあ無難な立ち回りを見せてくれるのでそんな腹が立つようなことはなかったと思いますね(個人的にはちょっと観鈴シナリオは歯がゆかったですが)。


お次はAIR編での往人(というか「そら」)の感想ですが・・・の前にちょっと「そら」の存在定義(?)について。

DREAM編の最後に往人は『夏の始めからやり直すこと』を願って消滅しちゃいますよね。で、AIR編でカラスとなって再び観鈴と共に生活します。でもDREAM編では観鈴はカラスなんか飼っていません。


どう考えてもおかしくないですか?コレ

しかもAIR編のEDでは物語の冒頭(=往人が堤防で寝ているシーン)に戻るのにもかかわらず、今度はカラスがいません。さらに謎です。


これは無難にいくならAIR編はパラレルワールドってことですかね?どう考えても正確な過去に戻ってませんから。う〜ん、ようわからん。他のレビューサイトとかはどういった解釈をしてるんでしょうかね。全て書き終わったら覗いてみることにします。


さて今度こそ「そら」の感想ですが・・・と思ったんですが書くこと特に見つからなかったんで以上です(ぉ
そういや、以前TOPでも書きましたがCVの緑川光氏が非常にイイ味だしてますね。ゲーム冒頭でのラーメンセットから悶絶しっぱなしでしたが、特にお気に入りなのは「はぐれ人形使い純情派」と「もちろんガンマンだ」ですね(後者は上でも書きましたが)。これくらい演技がうまけりゃ個人的には主人公に声入れても全然OKですね。

レビューのレビュー(フリートークです)
お疲れさまでした・・・。もうただそれだけです。こっちもグッタリしてます(^_^;)。文章量もそうですがとにかく今回は物語が難解でエライ苦労しました・・・。

まあそれはいいとして、無事書き終わったことだし他のみなさんのレビューでも拝見しに旅立つことにしましょうかね〜。はたしてどんなレビュー書いてるんでしょうか。つーか書きながら「何かズレた感想を書いてる気がする・・・」と、ずっと思ってたんですよね。結構不安です。

ここでまた話題チェンジです。ところでKEYって今何か新作の予定とかってないんでしょうか?いやぁ、KanonとAIRですっかり虜になっちゃったんで
(^_^;)。できれば無職のうちにもうひとつくらいプレイしておきたいものです。なんせ社会人になっちゃたら朝までゲームなんてしてらんないでしょうから。

では、こんなところで。もう限界です
(^_^;)

プレイ時間・・・・・・・20〜25時間ほどかと。CG全部埋まってます。ついでにいうとこのレビュー書いてた時間はおよそ10時間ほどです。・・・ぐはぁ〜

追加分(2002/11/28)
え〜、いろんなトコのレビューを見てまわってきました。今回は特に不満点について注目して見てまわってきました。で、内容ですがやっぱり物語が難解だという意見がかなり多かったですね。あとは観鈴が他のヒロイン2人と比べて別格すぎるとか、序盤〜中盤の中だるみなんかが挙げられていました(特に美凪がヒドかった)。
あとゲーム外のことですが値段が高すぎるというのが結構ありました。これは私も賛同しますね。だって定価7200円ですよ?そんなにボリュームが無いというわけではないですが、7200円分に値する量かと言われると限りなくNOです。

・・・とか結構辛口なコメント続けましたけど、結局は全体的な評価はクソ高かったです
(^_^;)

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