夏色の砂時計

プリンセスソフトのオリジナル作品第1弾。ちなみに私が買ったプリンセスソフトの第1弾でもあります。

俺的な印象
う〜ん・・・、なかなか評価するのが難しい作品ですね。とりあえず全て終わらせてみての感想としては、つまらなくはなかったとこんな印象です。いえ、プレイしてる最中とかは結構おもしろいですよ。ただ、ED後に例えばどこが印象的だった?とか聞かれると困るような気がします。平凡なんですよね、ストーリー自体はすっごく。
しかしながら時間移動という画期的(でもないが)なシステムにより、これを極限までカバーしています。ついさっき書いたようにこのシステムがあるからこそ、物語が断片的にわかってくるプレイ中はなかなかおもしろいのであり、EDまで到達して実は平凡な物語だったということがわかると「なんか普通だったな・・・」とかそんな感想しか出てこないのです。

まあ全体的なストーリーの感想はこの辺にして、こっからはいつものごとくグラフィックやらキャラ別の感想なんかを。

グラフィック。通常の立ちポーズと1枚絵の時のキャラの絵があまりに違いすぎる。この1点だけですね、指摘すべき点は。逆にこの1点が非常に目立ちます。似てないとかならまだしも、基本的に別人に見えます(爆)。あと思ったことは過去の回想などの演出がわりと新鮮だったってことでしょうか。またOPはムービーではないものの、複数あるのは良かったと思います。ま、そんなとこですね。


音楽。なんか結構有名なトコロらしいですね。無知でスイマセン
(^_^;)。質としてはまあまあといったところですかね。ただゲームの軸となる部分がアレなだけに、ギャルゲーにしては随分と緊迫や恐怖等を煽る音楽が多かった気がします。あとボーカル曲が2曲ほどありますが、どちらもなかなか良かったと思いますね。個人的にはEDのほうが好きです。

声(CV)について。知ってる人と知らない人が半々といったところでした(あいと朋ちゃんと芹沢パパは知ってます)。演技に関しては
主人公以外まあまあといった感じでした。あと、ED後にCGモードでフリートークが聴けますが、なんか知らない人に限って短かったような気がしますね。特に真魚。結構気に入っただけに残念。

システム&プレイ環境について。はっきりいって
ズタボロです。最近のゲームとしてはかなりヒドイほうじゃないかと。たくさんあるのでまず箇条書きで挙げたあとコメントしたいと思います。


・全般的に動作が重いです。特にキャラの立ちポーズが変化する時などはかなり目立ちます。

・メッセージの回想が不完全。シーンが変わると読めなくなっちゃうのは困ります。

・セーブ画面が不親切。一応現在のシーンのタイトルらしきものが出ますが、そんなものよりゲーム中の日付ないし、実際のプレイ時間などを表示してほしかったです。

・やけにセーブファイルの容量を食うこと。ごく普通のアドベンチャーゲームで255KBは取りすぎです。この前プレイしたKanonなんかはこの10分の1でした。

・ゲームのプレイ中まれに異常にキャラの音声のみ小さくなるシーンがあること。なんか急に声が聞こえなくなるんですよね。別に私のテレビが壊れてるわけじゃないですよ(^_^;)。マジです。

・キャラが登場し、かつそのキャラのテーマ曲が流れるとき、よく音楽がブレる(?)こと。適確な表現が思いつかなかったんですが、プレイしてる方は「ああ、あのことだな」と思ってくれることでしょう。そんな困ることではないんですが、他のゲームではないことなので挙げてみました。

・オプションの設定がシステムファイルに反映されず、はじめからやり直すたびにデフォルトの状態に戻ってしまうこと。はっきりいって面倒です。なんのためのシステムファイルなんだか・・・。



こんなとこでしょうか。あとでコメントしたい、とか書いときながらコメントも一緒に書いちゃいました(^_^;)。プリンセスソフトは次回オリジナルを出すときはこの辺を頑張ってほしいですね。無論ゲームの内容もですが。

あとはストーリー&感想なんかを。なんか5人(+主人公)しかいないのに随分と長くなっちゃいました。かなりマイナーなゲームなので、きっと私は日本で5本の指に入る『夏色の砂時計』の感想を長く書いたヤツでしょう(笑)。

各キャラの印象
クリアした順番に書いてあります。

瀬能 あい
超定番なキャラ。言うならば量産型幼なじみってとこですか。あまりにありふれてます。まあ結構好感触ではあったんですが、ちょっと記憶には残らなそうですね。今の時代、このタイプでユーザーの印象に残るキャラを作るにはやっぱなにかしら個性的(というか現実離れ)な『何か』が必要ですよね。例えば背中に羽を付けたり、語尾にとんでもないものを付加してみたり・・・。個人的にそういうのはあんまり好きじゃないんですけど、そうでもしないとマジで記憶に残らない気がします。

では今度はストーリーについて。いつもどおり最初のプレイということで適当に進めていたら、この娘のルートになりました。一応は真魚ないしリージェンを狙っていたんですがね・・・。

まあ、それはいいとしてこの娘のストーリーですが・・・・・う〜ん、平凡
(^_^;)。最初のプレイなんでまだどこからがこの娘専用のストーリーなのか、とかわからないところも少しあったんですが、それにしても平凡。要は主人公と恋人になって、そのせいで香穂に誤解・・・とはちょっと違いますが、とにかく恨まれるような状態になり、結局最後は香穂が一人で頭を冷やして全てが解決、とこれだけです。
でもプレイしてる最中はまあそれなりにおもしろかったです。やはり上でも書いた時間移動により、この平凡なストーリーを極限までカバーしていますから。最後の日あたりは昼間に気絶して飛んだりとか、なかなか展開も頑張ってましたし。あと香穂が怒ってた理由として、あいが勝手に手紙を捨てちゃったというエピソードがありますが、あれもなかなか良かったですね。実に人間らしくて。

不満点。なんかこの娘のストーリーに入ってから、2〜3日ほどなんにもない日があったんですが(なんか雨が降っていてどうこうとか)。ただでさえ一週間くらいしかこの娘のストーリーの期間はないんだから、どうにかしてほしかったですね。
あと、双子のペンダントの使い方がテキトーなのも困りましたね。他の娘(ってゆーか香穂)のストーリーではもっと活躍するのかもしれませんが、とりあえずこの瀬能あいのシナリオではあっても無くても特に変わらないかと(一応香穂の誤解するシーンでちょっと出ますが)。


次は真魚狙いでいきますかね。どこが分岐点だか一回プレイした限りじゃほとんどわかりませんでしたが(^_^;)

川村 真魚
『ぶっきらぼう+1つのことに打ち込んでいて他のことには興味なし』タイプ的にはこんな感じの娘ですかね。あと水に対して異様な執着心、というかすっかり魅了されてます(笑)。あそこまで極端なのは珍しいですね。きっと将来の夢は『エラ呼吸ができるようになること』でしょう(謎)。

それはともかくとして、個人的にこのゲームで一番気に入った娘です。無機質(=綾波系)なタイプならともかくぶっきらぼうタイプは最近あまり見なかったので、結構新鮮だったのと、あと声が気に入ったというのが理由ですかね。なんか漠然とした理由で申し訳ないんですが。いやぁ、
ココ!ってなシーンがなくてねぇ・・・。怪我してコーチに見放されたあげく、屋上から飛び降りようとするシーンは一応この娘のストーリーの中でもかなりの修羅場(=見せ場)かもしれませんが、なんか特には何も感じませんでした(やっぱ「どうせ助かるだろ」ってのがありますからねぇ)。

個人的にそれより印象に残ったのは、あのようわからん、ある意味ギャルゲーならではのキスシーンですかね。なんせまだ多少仲良くなったって程度の頃に、いきなり「ねぇ、キスしよっか」ですから。つーかその直前のシーンにしても、いきなり主人公の目の前で着替えを始める始末。いくら好意を持ち始めたからって、そりゃないでしょう。この時主人公が言った「男子更衣室じゃチカン呼ばわりしたくせに」みたいなセリフに凄まじく同感しました。

あとは特にないですね。いたって普通です。結局ボクシングの試合には負けちゃったってのは唯一意外だと思いましたが。個人的には意識なく相手をKO、かと思ったんですけどね。まあそんなとこですか。

リージェン
とりあえずストーリーの話はあとにしてまずは時間移動に関する設定うんぬんを。いやぁ・・・ボロがたくさんありますなぁ(^_^;)。その中でも一番気になったのは未来は流動的なものとか言いながら香穂の運命はなかなか変わらないところですかね。まあ香穂ルートの場合に限ってですが。他の娘の場合は主に『香穂とあまり仲良くなってない』という理由で簡単に回避できますからねぇ。だったら最初に耕太郎と接触したときに「夏休み中は香穂に近づくな」みたいなことを、理由も含めて説明すりゃそれで解決のような気がするんですが。・・・ゲームが成立しないっスね、そんなこと言ってたら。

まあそれはいいとして今度はキャラ設定に関して。初めてリージェンを見たときの耕太郎のセリフ(というかナレーション)がかなり印象的でしたね。まるで絶世の美女を見た!って感じで。・・・の割には香穂の時と比べて随分と普通に会話してますけど(香穂の時は最初心臓バクバクいってますから)。まあ現実でも、美人でも性格がチャランポランな人って結構馴染みやすいですからね(たぶん)。まあ納得がいきます。

なんか箇条書きみたいになっちゃってますが、次はストーリーについてです。・・・ってゆーか
オマケですね、この娘のストーリーは。『こみっくパーティー』の郁美と同じくらいしかボリューム的にはないです(アレよりは多少マシだが)。でも内容はそこそこといった感じでした。ただ耕太郎のリージェンに対する気持ちはどう考えても同情が先行してたように思えますが。やけにストーリー中『孤独』が強調されてたように感じましたし。別にTPって1人でやってるわけじゃないんだから、孤独ではないと思うんですが。みんなの名前を組み合わせたとかいうリージェンの本名からもわかるように。

とりあえずストーリーに関しては
この娘のストーリーもちゃんと作って欲しかったとこれですね。ストーリー中で語られる『たった1人で時間の流れの中をさまよってて何もわからない』というこの娘のエピソードはいい題材になりそうなんですがねぇ。5人しかヒロインいないんだから頑張ってほしかったです。

あとこの娘だけ(今のところ)バッドEDの場合でも1枚絵がありました(ちなみに最後の選択肢でEDが決まります)。なかなか印象的なバッドEDだったかと。逆にハッピーEDのほうは・・・ご都合主義全開でした(笑)。もしまだプレイしてなくてココを読んでる方がいたら、必ずバッドEDのほうから見ましょうね。バッドを後に残すと後味が悪いでしょうから。

柳原 朋美
マッドな科学者の通称朋ちゃんです。ときメモシリーズをやってない人にとってはマッドな科学者というのは結構珍しいタイプなのではないでしょうか。
・・・・・早くもこれ以上このキャラ自体について書くことがなくなってしまいました(爆)。なんとゆーか、別に好きでも嫌いでもなく、ただクリア対象のヒロインだからプレイしただけですので(滝汗)。さらに、他のゲームのレビューでもよく書いてありますが、私はいわゆる『年上のお姉さん』というものになんの反応も示さないヤツでして、まあとにかくこの朋ちゃん自体についてこれ以上ネタがないということです。

でも、感想自体は終わりませんよ。ということで話変わって今度はストーリーについてです。まず終わらせて最初に思ったのは
香穂の命を救うというこのゲームの軸の部分がどこかにすっ飛んでるストーリーだったということですね。そりゃ最終的には救ったことになりますが、この朋ちゃんストーリーでは(他のストーリーとは違い)香穂は仲良くなるとかいう以前に彼女自体が前半くらいにしか登場しません。後半での主人公のセリフ(というかナレーション)にしても、なんかついでに香穂も助かったって感じでしたし。
また、その未来の変え方も
時間のリセットをして強制的に解決するというなんとも強引な方法になってます。しかも香穂が事故を起こす理由すら主人公&朋美という2人の『能力者』があまりに近くにいすぎたためイレギュラーが発生した、ということになっていて他のストーリーとは大きく異なってます。

・・・と、なんだか批判っぽく書いてますが個人的には何度も同じようなテキスト読まされるよりは数倍良かったと思いますね(この朋ちゃんストーリーは前半から他とは大きく異なるため)。未来を変える方法にしても『イレギュラーを解決する』ということに関しては間違ってませんし(でも何か都合よくダマされてる感じがするんですが
(^_^;))。

こっからは不満点です。まず朋美の特徴である超常現象マニアについてですが、興味を持った理由となるエピソードはあったものの、その知識を活かすイベントがなかったなあ・・・というのがチョイと不満ですね。一応デイドロップと名づけるシーンがありますが、あれは別に普通の人でもできたことですから。
もう1つは、まあ真魚のとこでも書いてますが
ココ!ってなシーンがないことですね。ストーカーうんぬんのイベントはなんだかテキトーに終わるし、その後のデートイベントも簡単なテキストだけでしかも明らかに1枚絵不足。おそらく今読んでくれてるみなさんももう忘れかけてると思いますね、特にデートイベントは(ストーカーは香穂ストーリーとかでも出てきますからたぶんなんとなくは覚えているでしょう)。なんせ昨日プレイした私すらデートはあまり覚えてないくらいですから。ちなみに最初は映画に行ったんですよ。覚えてます?

最後に細かいことを少々。ストーリーの終盤、リセットが行われてからまたプロローグのテキスト読まされるのには参りましたね。しかも結構長いうえに飛ばせないし。あとED後の1枚絵、どう見ても髪の色が全然違うんですが。そして極めつけは
サクラ3をプレイしてると声がロベリアにしか聞こえん!ってことですね。最初の登場時の「じゃまだ!ガキども」なんかもうまんまです。

・・・結局グチだらけになっちゃいました
(^_^;)。悪くはなかったんですけどね。まああまり褒めるところもなかったというのも事実ですが。ま、そんなとこで。

芹沢 香穂
・・・・・さて、何から書けばいいのやら。いやぁ、書くことはたくさんあるんですが、どうもまとまらなくてねぇ。ちょっと文章の構成がおかしくなるかもしれませんがご了承ください。

で、とりあえずクリアして真っ先に挙がった印象としては
最初にプレイすべきキャラだったかなと、これですね。というのも、後半部分はそこそこ盛りあがったんですが、それ以外はほとんど瀬能あいシナリオと同じなんですよね〜。んで、あい(専用の)シナリオのほうは上でも書いたとおり『平凡』の一言に尽きるんで、できれば最初にこの香穂シナリオで物語の全容を知りたかった気がしましたね。

ではさらに具体的な香穂ストーリーの感想に参りますが、まず
香穂を魅力的に感じるようなイベントがほとんどなかったのと、耕太郎のあいに対する扱いがあまりにヒドイこと、あと女の嫉妬はこわいねぇと、この3点が印象に残ったことでしょうか。

まず最初の『香穂を魅力的〜』ですが、まあこれはキャラ自体の感想ともいえると思います。とりあえず最初から最後まで私はこの娘を好きになれませんでしたね。理由ですか?いっぱいありますよ(笑)。まず物事を悲観的に考えすぎでしょ、この人。父親のことといい、あいと耕太郎の関係といい、悪いほうへばかり考えてませんか?ほんの少しでいいから、前向きに考えるシーンなんかもあれば、多少印象も変わったような気がするんですけど。


それと(父親への)抵抗というのがまったくないのもなんだか腹が立ちましたね。それ自体はまあ良くても、ただひたすらに耕太郎に助けを求めてるってのがなんだか気に入りませんでした(でも黙って家を抜け出したりとかはしてるんで、これを抵抗と解釈することもできるんですが。まあ表立って反抗してるってのはなかったですね)。

そして、一番気に入らなかったのは基本的に『わがまま』だったことですね。あからさまに『わがまま』ってシーンはないですが、よく考えるとずいぶん一方的なシーンとかあります。代表的なのはやはり序盤の小鳥関係のイベントですかね。あれだけ(耕太郎の告白を)キツイ断わり方をしといて、ほとんど一方的に「小鳥を助けて」って感じでしたから。しかも涙目なんかしやがって。あんなことされたら(しかも美人に)普通男はガード不能でしょう(笑)。ある意味卑怯です。

あとはやっぱり『耕太郎が香穂のためにひたすらに頑張ってるのに、それが香穂に伝わらない』ってシーンが山ほどあったことですね。特に8月後半の事故を防ぐため耕太郎が「しばらく会えなくなる」って言うシーンなんか。香穂は勝手に勘違いして「あなたも私を見捨てるのね(涙声)」とかのたまうし。まあでも、この時間移動うんぬんによるこういったイベントがこのゲームの醍醐味でもありますから、これに関しては不満ってわけじゃないんですが。


次の『耕太郎のあいに〜』ですが、これは感想というよりはただの不満点ですね。つーかマジでヒドイです。もうあからさまに香穂優先ですから。あいを思いやるシーンとかまったく皆無です。逆に(あいの)告白をうけても、まったく動揺とかがない耕太郎に感心すらします(さすがにその日は多少ありましたが)。例えラブじゃなくてもせめてライクくらいは想ってるはずなんだから、もう少しいたわってやれよ・・・とそんな感想です。


そして最後の『女の嫉妬は〜』。これはさすがに凄いと言わざるを得ないです。なんせ、香穂が事故にあうという未来を知ってるくせにその当日にその場所に香穂を呼び出すんですから。もうこれはほとんど殺人です。しかも理由を耕太郎に話すシーンがありますが「香穂ちゃんを殺してこーちゃんを取り戻すのよ!」って、・・・まさに言ってることが直です(もちろん表現はもっと柔らかいですよ(^_^;)。ですが直訳するとほとんどこれです)。

・・・・・こんなとこでしょうか。他に思った点としては、ラストがなんだか強引な展開だったことと、芹沢家のメイドがあまりにもメイドだったことですね(笑)。まあメイドはいいとしてラストに関してですが、朋ちゃんに関するトラブルを解決していても、結局は車とぶつかる運命なんですね・・・(まあ実際は芹沢パパが助けますが)。なんか意地でも車って感じがしました
(^_^;)。他のパターンは思いつかないんでしょうか。


あ〜疲れた(^_^;)。もう大体書きたいことは書いたと思うんでこの辺にします。まとめを書く気力はないです、スイマセン。


と、思ったら書き忘れがあったのでもうちょっと続きます。えっと、あいシナリオの感想で触れた双子のペンダントについてなんですが・・・・・つーか実はどうでもよかったんですね、このアイテム。私が勝手に勘違いしてたんですが、あんなOPの最初に出てくるわ、1枚絵付きで香穂が耕太郎に渡すシーンはあるわで、物語の中で非常に重要な位置付けなものだと思ってました。で、実際はといいますと・・・・・序盤の渡すイベントが終わるとまったく出てきません(あのOPはなんだったんだ・・・)。だったらそんなペンダントよりよっぽど活躍した耕太郎の携帯電話でも代わりにクルクル回しとけよ!って感じです(笑)。

牧村 耕太郎
顔も声もあるタイプの主人公。ただ顔はともかくとして声は必要なかったと思いますね、演技ヘタだし(核爆)。いやぁ、どうも個人的に感情があまりこもってないような印象をうけたんで。特にナレーション部分がヒドイです。時間を飛んだとき等によく日付を読みますが、あれなんか完全にただの棒読みですもん。もっと驚きとかそういうのはないのかね、みたいなことを思いました。

あと、性格というかキャラ自体もあんまり好きになれませんでしたね。というか基本的に香穂に惚れてるという設定なので、香穂が嫌いな私は必然的(?)にこの主人公も嫌いになっちゃいます(なんか決戦Uのレビューでもおんなじようなこと書いた記憶が)。
しかし、それを抜きにしたって香穂にちょっと入れこみすぎなんじゃないですかね、コイツ。特に腹が立ったのはあいのオヤジの件についてですか。なんせ事前にあいと約束をしておきながら結局は剛士に全部頼んで、自分は女(=香穂)にうつつを抜かしてたわけですから。もはや男というより人間として間違ってます。いくらなんでも惚れた女より人一人の命のほうが大事でしょうが(しかもあいのオヤジとは長いつきあいらしいし)。

ま、こんなとこですかね。なんかまとまりがない上にグチばっか書いてますが(汗)。しかも、あいのオヤジの件は選択肢がしっかり出るんで結局はプレイヤー(=私)が自分で意図的に選んでるんですよね。本当のクサレはこの私でした(爆)。だって香穂狙いの時はしゃあないっしょ。香穂優先でいかなきゃならんのですから。

・・・まるでまとまってませんが以上です。

レビューのレビュー(フリートークのようなコーナーです)
なげ〜よ。なんというか・・・・・自分で読み返すのが面倒くさい(爆)。校正とかはそのうちやります(^_^;)
話は変わりますが今回のレビューは書く順番とでもいいますか、はっきり言って上から書いてません
(^_^;)。正確にはですね、あい→真魚→リージェン→朋美とまず書いて、それから全体の印象(=俺的な印象)を書いて、そして耕太郎→香穂という順番で書きました。まあ時間の関係でね・・・。とりあえずどこか矛盾したこととか書いてあったら勘弁してください。

あとこれは書ききれなかったことですが、なんかこのゲームって音声早送り機能とかいうのが付いてるんですよね。ってなんですか?これは。というか、なんのためにあるんですか?今更PS2の性能でも自慢してるんですかね。それともただのウケ狙いとか。
もし後者のほうだったら好感持てますね(笑)。実際最初は笑えたし。

プレイ時間・・・・・・・20〜25時間くらいですかね。あいのCGが1枚埋まってないのであとあいシナリオだけ1回やります。そういや本文中では書いてませんが、実は真魚の時点で攻略サイト頼ってるんですよね〜(^_^;)。そのサイトはKanonの時でも助けてもらいました。キリ番など機会があったら相互リンクでもお願いしたいですね。

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