ラングリッサーX  THE END OF LEGEND

ラングリッサーの第5作目。副題どおり今作で完結である。う〜ん、いいシリーズだった。

俺的な印象
シリーズ最後にしてだいぶ初心者にもとっつきやすくなったなぁ・・・、というのがまず出てくる感想でしょうか。いえ、ゲーム自体もおもしろかったんですが、シリーズ全てをプレイしてると随分といろんな面で難易度が落ちたような気がしますね。ま、とりあえずいつものように各項目ごとに感想なんかを。

ではグラフィックから。Wとほとんど一緒っス。違うところといえば、たまに重要キャラの初登場時などで一枚絵が挿入されるところでしょうか。今回シナリオの分岐がなく、結果的にボリュームが落ちてるのでこういうところの演出を強化できたんでしょうね。
それとOPムービーもV以来の復活です。ただ正直出来はイマイチといったところです。やたらと静止画が多く、また本編ではほとんど出番のないセレナとかアンジェリナ等がおもいっきり出てくるなど、演出の仕方・意図もよくわかりません。まあアイゼルとかオメガあたりがあのシーンにアップで出てくるよりはマシですかね(笑)。

音楽。結構良かったと思いますね。個人的にWよりだいぶ良くなったと思います。ただなんだかシュミレーション時がウルサイ曲ばかりになっちゃった気もしましたが。声優のほうも相変わらず豪華極まりないです。またWのところで思いっきり書いてますが、このXもPS版は声割れまくりです。普段ヘッドホンをしてゲームをプレイしてる人には『このゲームでヘッドホンを使うのはやめましょう』と忠告しときます(笑)。

ストーリー。個人的にはWより若干落ちるもののなかなか良質だと思います。また今回は最後ということも関係してか、いつもの国家間の争いだけにとどまらず、なんか最後には宇宙にまでいっちゃいます。ちょっと広げすぎだな・・・と思いましたね。ただでさえ今回はWの舞台であったイェレスに加え、V以前のエルサリアまで登場してるのに。

また大きな特徴の1つとして、今回は完全なる前作からの続編なので(細かく言うとどうやらWのCルートの続きみたいです。でもその時仲間になったリスティルとかはどこにいったんだろう?)Wから多数のキャラが登場しています。でも、最終的に仲間になるのがWでも仲間になったランフォードだけってのはちょいと不満でしたね。やっぱWで仲間にならなかったキャラに仲間になってほしかったです(エミリーとか)。あとはやっぱりシェルファニールとアンジェリナの扱いですかね。あんな声なしのほんの数シーンのみじゃ、はっきりいってゾンビとして登場したバルクのほうが数倍マシかと(笑)。

もうちょっとキャラの話が続きまして、さらに今回はVの魔族も登場します。この辺はオールスター!って感じで非常に良かったです。扱いはあまりいいものではありませんでしたが・・・(特にフェラキア。ラングリッサー抜きのランディウスにやられた上に最後はゾンビ化・・・。あわれです)。ちなみにグロブは経験値稼ぎの相手として非常に役にたってくれました。

ちょいと不満点。まあいろんなレビューのサイトでも言われていますが、やっぱり分岐が欲しかったですね。たとえ1箇所でも構わないので。個人的にはギザロフが生き残って、シグマ達はずっとギザロフの部下として・・・・・というストーリーを見てみたかったです。

あとはキャラ別の印象を少々。ゲームシステムとかについて一切書いてませんが、まあ(PS版の)Wと一緒ですのでWのレビュー見てくださいな(投げやり)。

キャラ別の印象
このゲームにはたくさんの人物が登場してますが、いちいち全ての人の感想を書いてたらキリがないので(ネタにも困るし)仲間になったキャラを中心に書こうと思います。

シグマ
なぜギザロフの改造を受けたのにもかかわらず、こんな正義感溢れる人なんだろう?というのが感想でしょうか(笑)。まあ基本的にはカッコイイし、セリフとかもまともなのでそれなりに感情移入がしやすいとは思いますね。

戦闘時では・・・普通にやってるとこの人がエースになるでしょう。むろん私もそうでした。

ラムダ(マリアンデール)
当時(98年)はかなりいろんなジャンルのゲームやアニメなどに溢れていた、無機質系(綾波系)のキャラです。ただストーリーの途中で自分本来の姿というか、とにかく普通の人間らしくなります。私的には正直ラムダのほうが好きでしたね。いや、もとから無機質系の娘に弱いんで(笑)。

戦闘時では・・・攻撃魔法を中心にしたクラスにするか、あるいは回復をメインにするかでだいぶ変わると思います。ちなみに私は後者でした。でもハイエルフの間接攻撃などでひたすらに最前線で戦ってたので、かなりレベルは高めです。

ブレンダ
アネゴ!というキャラです(なんだそりゃ)。レインフォルスと恋人同士だったという話がストーリーの中でありますが、それに関する過去のエピソードとかが1つもないのが残念でしたね。あとはですね・・・・・このゲームをプレイしたのがサクラ4の直後だったので、とにかくとあるキャラが頭に浮かびっぱなしでした(笑)。

戦闘時では・・・ケンタウロスをめいいっぱい雇って間接攻撃しまくるのみです。最初から最後まで(笑)。

アルフレッド
う〜んう〜ん・・・書くことないっスねぇ、この人に関しては。とりあえず『気弱な人』という印象でした。手抜きでスイマセン。

戦闘時では・・・私はこの人は水兵にしてたんですが、今回のこのXは水がメインのステージがほとんどないのであんまり意味はなかったですね。でもそれなりには活躍しました。

クラレット
なつかしのカルザスの人です。なんかUのシェリーを思いだします。もっともシェリーというキャラで思い出すのは『お尻』だけなんですが(笑)。わかる人にはわかるかと。ちなみにこの娘のキャライラストはお尻がメインではありません(笑)。・・・・・って全然キャラのレビューになってないな、これは。

戦闘時では・・・カルザス出身なので飛兵です。飛兵は間接攻撃用のスカイアーチャーが使いづらいので直接なぐりにいってました。最初の指揮官の戦闘シーンは省略できないので面倒だったです。

ランフォード
Wに引き続き仲間になる人。そしてWに引き続き物語の後半に仲間になる人。結果としてWに引き続きお荷物になる人。以上です(オイ)。

戦闘時では・・・さっきも書いたとおりWに引き続きお荷物的キャラです。しっかりと働かせたいのなら面セレクトないしメサイヤンソードの装備が必須かと。

その他の人
いろんなキャラが出ますねぇ〜。そして声優がひとりで何役も何役もこなしてますねぇ〜。フリートークを聞くとひとりで8役もこなしてる人とかいてびっくりしました。・・・なんだか関係ないこと書いてますが、その他のキャラで特に気に入ったのがいなかったので・・・。強いて言うならガイエルですかね。相変わらず野心たっぷりの性格で安心しました(笑)。

レビューのレビュー(フリートークのようなコーナーです)
最近忙しくてですね、ヒマな時間はほとんど『みずいろ』に当ててるので結果としてレビュー書いてる時間がないです。このレビューも・・・・・そうですね、5〜6回に分けて書いてますかね。これだけ分けると前回にどんなことを書こうとしてたか忘れたりして非常に苦労します。以上、最近更新が遅いことの言い訳でした(^_^;)

プレイ時間・・・・・・・30時間ほど。いきなりですが今回は告白に成功しないとハッピーEDにならないそうで。また少しギャルゲーっぽくなった気がしました。もっとも今回で完結なんですが。SS版はラムダ、PS版はクラレットでクリアしました。何故ブレンダはやらなかったかと言いますとですね、まあいろんなレビューに書いてありますが、私はどうも『年上のお姉さん』というものに何も感じないというか興味が出ないので・・・というわけです(もっともブレンダは『お姉さん』って感じではないんですが・・・)。

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