餓狼 MARK OF THE WOLVES

前作とはすっかり雰囲気の変わった餓狼伝説の最新作。またおそらくこれがSNKの最後の家庭用作品となるだろう(泣)。

俺的な印象
出すのが遅かった・・・。この一言に尽きますね、このゲームは。しかも発売日がカプエス2の二週間あとと、時期的にも最悪ですよ・・・。5万本と売れてないんでしょうな、ゲーム自体はおもしろいのに・・・。

・・・いきなり暗くなっちゃいましたがとりあえずいつものように各項目ごとに感想なんかを。

グラフィック。KOFなどネオジオのゲームを今でもプレイしてる人はそれほど気にならないと思いますが、やっぱりどうしてもしょぼいです。それより私が個人的に気になったのは効果音とかヒットマークとかですね(ヒットマークはそれほどでもないけど)。なんつーか爽快感に欠けます。たとえばマルコの暫烈拳。カプエス2だと(リョウだけど)最後にズガーン!と昔ならではの気持ちいい音が鳴りますが、本家であるSNKではなんかドチャッ!みたいなにぶい音しかならないです。まあ最近のKOFにしてもそうなんですがもっと爽快感あふれるほうが個人的にはいいですね。

音楽。まあまあです。個人的にはSNKのゲームの音楽は、KOF96とかサムライ斬紅郎無双剣とかあの辺の時代の音楽が好きでした。・・・・・なんか全然関係ないこと書いてますね。

システム。今ごろいちいち全てのことを書くのもアレなんで大きな特徴だけを。まずキャラがテリー以外完全入れ替えです。しかも前作とは完全に違う新規のグラフィックなんでかなり手間隙かけてることが容易にわかります。だけどもう続編出そうにないのが哀れというか悲しいですね。続きがありそうなEDのキャラも結構いたんですけどね(牙刀とか)。

次にブレーキング。なかなか斬新かつおもしろいシステムじゃないかと。ただ副作用というかこのシステムにより各キャラの通常技のキャンセルが他のSNKの格ゲーより出来るものが少なめになってるような気がしました。グラントにいたってはなんにもかからないし。まあこれでいろいろキャンセルできるようになるとラッシュが強力になりすぎちゃうんでこれで良かったとも思いますが。

お次はジャストディフェンス。これもなかなかいいシステムだと思いました。一部近距離強攻撃が下段でジャストディフェンス出来なかったり、ガードキャンセルが全体的にシビアだったり不満点もありますが普通に空中ガードがあるよりはかなり良かったと思います。

最後にTOPシステム。実にいいんじゃないかと(こんなのばっかですいません)。新鮮ですね。まあこの時だせるTOPアタック(だっけ?)が全体的に使いづらいのはどうかと思いましたが。あと幅を一番狭くするとTOPゾーンを通り越しちゃうほどダメージをくらうことがよくあって対戦の時笑えます。

移植度について。KOFなどのレビューでも書いてあるとおり私はこのゲーム、ゲーセンではほとんどプレイしてないんですがとりあえず気になった点を1つ(といってもだれでも気づくと思うけど)。なんかこのゲーム対戦中のキャラの掛け声とかをいちいち読みこんでるみたいで、プレイ中やたらにDC本体がうるさいんですよね。ま、直接ゲームには関係ないんですが。ゲームの内容についてはたぶん完璧なんじゃないかと。ロードも別に気になりません。

あと家庭用のおまけとしてギャラリーモードがあったりボス二人が最初から使えたりします。まあ最近の格ゲーには当たり前のようなことですが。やっぱり家庭用オリジナルのキャラなんか作ってる余裕なんか今のSNKには無かったんですなぁ・・・。

レビューのレビュー(フリートークのようなコーナーです)
なんか今回のレビュー、急いで作り上げちゃいました(別になにかに急いでたわけじゃないんだけどなぁ〜。ちなみに40分ほどで完成しました)。それはそうとここではキャラについて個人的に言いたいことを。テリーは本人がいてギースはロック、アンディ(と舞)には北斗丸と、主要キャラにはみんな後継者がいるのになんでジョーはいないの!?一応最初は主人公の1人だったんだけどな〜。餓狼3では最初の4人にされちゃうし・・・。でもカプエスの世界に登場してるからまあいいか(意味不明)。

プレイ時間・・・・・・・30時間弱。なんですがまだたいしてうまくなってない気がします・・・。カプエス2もまだやってるからなぁ。

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