ときめきメモリアル2 Substories

Memories Ringing On

ときメモ2サブストーリーの第3作目。今回が最後らしい。光・琴子・華澄の三人がメインになっている。また前作からのゲストとして藤崎詩織と館林見晴が登場する。

俺的な印象
まずファーストプレイ時の感想から。これがときメモの名を冠するゲームなのか!?このゲームで心ときめくヤツ(笑)なんかいるのか?なんつーかどのシナリオを選んでもドロドロ(?)した人間関係が基本になってるんですけど・・・。他にもぎこちないダブルデートや友人の怒りの鉄拳等、どうにもときメモにふさわしくないイベントがてんこもりです。

別にこういう感じなのもたまにはいいとは思いますが、プレイする大半の人達はときメモにこういう陰気(笑)なストーリーを望んでいるとは思えないんですが(しかもこれでときメモ2最後とは・・・)。まあとりあえずいつものように各項目ごとに感想なんかを。

ということでまずはグラフィック。最初にオープニングムービーについて。もはやいつものごとく今回も新しくなっているわけですが個人的には今までで一番良かった気がします。特に本編の印象深い(と思われる)イベントをムービー化したところが。クオリティにしてもかなり高いと思います。と、ここまでは実に良いんですが肝心のゲーム部分のほうが・・・。

で、ゲームのほうですが相変わらず基本は本編の使いまわしです。ま、これで3作目なんで今更どうこう言う気はないんですが。それより気になるのは
1枚絵のクオリティの低さ。なんか別人に見えるのさえあるんですが・・・(特に水無月)。前2作もあまり良いとは思いませんが今回はさらに悪くなってる気がしました。

音楽。いい加減「あなたに会えて」(本編のEDの曲です)のアレンジには飽きた。なんか今回さらにバリエーション増えてないですか?少しは新しい曲作れっつーの。ただでさえ基本が環境音なんだから・・・。それと気になったのはオープニングムービーの曲。いいとか悪いとかじゃなくてなんか違和感でました(ときメモチックじゃないっていうか・・・)。まあ中身も違和感ありましたけどね(笑)。相変わらず各キャラのEDに個別に歌が入ってるところはすばらしいです。

システム他について。結局最後までメモリーカード関係の処理は遅いまんまですか・・・。しかも本編などのデータを読みこむ時はスロット2が使えるくせにゲーム中は不可ってのはどういうこと?たいしたことないじゃん、とか思う人もいるでしょうが私のPS、スロット1の調子があまり良くないもんで・・・。相変わらず早送りの機能が非常に高性能なのは好感持てます。

ミニゲーム。やろうって気にさせるものがありません。しかもどれも長いのでいまだに最後までやったことないです。大抵の場合はストーリーに差し支えないんで助かるんですが、一部(今のところはひとつだけ)勝たないとバッドEDになってしまいそうなのがあるんで困ります。一応書いときますがスタートボタン押しっぱなしで飛ばせます。

あとはストーリーについてですがこれは各キャラの印象と一緒に書かせていただきます。

各キャラの印象
陽ノ下 光
この人のシナリオはまあそれなりにときメモしてるような気がします。しかしながら上に書いたとおり基本はドロドロした人間関係なので、いつもほど元気はないわけですが。それにしてもケーキを納得するまで何回も作りなおしたり、誕生日でもないのに主人公の靴がボロボロだからわざわざボーリングに何回も誘ってまでしてプレゼントしたり、これでもかと言わんばかりにけなげなヒロインです。

追加分
光&琴子のシナリオのEDの1つで純一郎とくっつくのは意外というかビックリしましたね(まあ展開からわからなくもないけど)。それまでのけなげさはどこへいったんでしょう?ところでこのEDは一応琴子とのハッピーEDであって、琴子のみ2つのハッピーEDがあるんですよね。不思議なところでひいきされてます(光と関係ないこと書いてしまった・・・)。

水無月 琴子
ため息多すぎ・・・。総セリフ量の2〜3割くらいあるんじゃないでしょうか。こっちまで疲れてきちゃいます。この人のシナリオは選択肢によってまったくといっていいほどに変化しますね。シナリオによってはビンタはもちろんのこと、グーで殴られたりもできます(笑)。つーかほんとすぐ手が出ますね、この人。教師だろうがおかまいなし(まあこれはこの人メインのシナリオのことではないんですが)。

ところでこの娘のハッピーEDというかちゃんとしたベストの選択肢でのシナリオ、なかなか良かったです。この人に対する印象が少し変わりました。光命!なだけかと思ってたらそうでもないんですねぇ〜。それとEDの歌がテーマ曲を元にしてるのは良かったです(前作の一文字といい、どうも私はこういうのに弱いらしい)。

追加分
この人はメインにするか否でエラく印象が変わりますね。この娘がメインのシナリオだと上にも書いてあるとおり割と好印象なのですが、他のシナリオ(特に華澄シナリオ)ではかなりの悪役になってます。それはそうと光&琴子がメインのシナリオ時でのラストちょっと前の桜の木でのワンシーン。花桜梨の変身するイベントでの一枚絵を、ただ琴子に入れ替えただけのような・・・。

麻生 華澄
まだEDにたどりついてません・・・(泣)。一応ハッピーEDかな?と思うようなシナリオ展開が一度あったんですが何故かEDに九段下舞佳嬢が出てきました(マジでなんで?)。ということでちゃんとEDまでいってから書くことにします。

追加分
EDにたどりつきました。と、いうかただ好感度が足りないだけでした(おい・・・)。どうやら好感度が一定値に達してないと舞佳が出てしまうようです(別にバッドエンドってわけじゃないんですが)。

で、この人のストーリー。みなさんご存じのとおり序盤から中盤くらいにかけて琴子が執拗に攻撃というか文句たれてきます。そしてストーリーを進めていくと理由がわかるわけなんですが、その理由がちょっとムチャじゃないですかねぇ。簡単に言うと光・琴子・主人公のバランス(といってもこの時点でかなり崩れかかってますが・・・)を華澄が後から入ってきて崩すな!と琴子は言いたいわけなんですが(←超ヘタな説明ですいません)、これってあんまりというか勝手な意見じゃないですかね。別に華澄が誰を好きになろうが本人の自由だっての。それはさておき、ストーリーが進むにつれて華澄が一人ずつ説得(?)していくというのは良かったんじゃないかと(意味不明な終わり方だ・・・)。

佐倉 楓子
一応の隠しヒロインかと。しかしボリュームないですなぁ・・・(サブキャラに毛が生えたくらいしかないですからね)。しかもほとんど電話のみ。本編のシナリオがああなだけにしようがないんでしょうが、やや苦しまぎれに感じました。ところでこのストーリーの最中に親戚(お姉ちゃんだったかな?)が登場するわけですがまたまた変わった名前してますな(楓子も変わってるが今度は紅葉だもんな。ちなみにくれはと読みます)。この家系ってみんなこうなのか・・・。

坂城 匠&穂刈 純一郎
前2作ではたいした出番もなかった2人ですが今回は非常に出番があります。匠は相変わらずな感じですが純一郎にいたってはシナリオによっては仲が最悪になるときがあります。その時のとあるデートで、純一郎がネチネチと陰口を言うのには参りました、主人公も主人公ですがこの時の彼はかなりムカツキます(というか本編と比べると完全に別人な気がします)。

主人公
なぜこやつがモテモテなのか?さらにこの主人公が活躍するシーンというのがほとんど皆無で理由もさっぱりわかりません(優しい・素直とかあたりはたまに聞くがそんなんでこんなモテモテなのかい)。

・・・・最初からグチってますがとにかく史上最低の主人公です。ここまでひね曲がった主人公を作り上げたメタルユーキ氏に感心します(まあ実際にこういう設定にしたのは違う人だろうけど)。もはや鈍感というレベルは完全に超越してます。人の言うことをほとんど理解することができません(はぁ?・え?・そ、そう?など語尾に?マークのつくセリフがなんと多いことか)。しかも勝手に物事を解釈してどんどん悪い展開へと持ちこみ、人から「屋上へは今行くな」とか言われても平気でそこに行き、純一郎と対決するイベントでは対決する理由もわかってないのに対決を承諾したりとまともなことを何一つしてません。

光はともかくとして何故にメイや華澄といった理想が高そうな人たちもみんなこいつに完全ときめき状態(笑)になってるのか謎です。

その他の人
またも超がつくほどの薄味です。一人10分で終わります(マジです)。今回は卒業間近ということで各キャラのEDのその後が見れるような感じになってます(ちなみにそこしか一枚絵ないです)。他にも特定のシナリオで神戸留美という娘と華澄の同級生の兄ちゃん(名前忘れました・・・)とかが出てきます。チョイ役もいいとこですが2人ともなかなか好感持てました。

追加分
サブキャラ全員クリアしました。そういえば今回初めて野咲すみれが登場しますね。しかも本編ではあり得なかったデートの3択ができます。と、ここまではいいんですが・・・。会うための条件に本編のこの娘のクリアデータが存在していて、それを読みこんでなければならないので、事実上このゲームだけじゃ会えないんですよね。これは大きな問題点かと。

前作の人
藤崎詩織と館林見晴が登場するはずなんですが・・・・・まだ見たことないです(泣)。ただ他にも鏡や美樹原(たぶん)なんかも登場します(といっても名前だけだったりセリフがなかったりとヒドイ扱いなんですが)。とりあえずさっきの2人が出てきたらまた書きます。

追加分
藤崎詩織
学園のアイドルからキャンパスの女王へと進化した(笑)前作のメインヒロインです。しかし随分と唐突な登場の仕方をしますね。しかも設定上はとあるシナリオで光と琴子の好感度が一定値の達してないと登場、ということでなにやらバッドエンドのような扱いですね。そして内容が・・・。ときメモ1本編をプレイしている人間にとってはあんなのは藤崎詩織ではないですね。というよりあの藤崎詩織を1年で落としてしまうこのゲームの主人公が凄すぎ。本編にしても旅立ちの詩にしてもその時の主人公は相当頑張ったんですけどね・・・。とりあえず無理に登場させた感じ、と。この一言に尽きます。

館林 見晴
この娘は相変わらずストーカーしてます(笑)。「ずっとあなたを見てた」とか言ってるシーンで以前白雪姉妹と遊園地でデートしてる一枚絵が登場しますがおそらく偶然以前に登場してただけで、あらかじめこのシーンのことを考えていたんではないでしょうね。あとこの前作キャラ2人は出番がEDのみと非常に短いながらもEVSが使われているのにはビビりました。

レビューのレビュー(フリートークのようなコーナーです)
ずいぶんとごぶさたになってしまいました。今いろいろと忙しくてPCいじってるヒマがないもんで・・・(一番の理由はつい最近出たカプエス2の家庭用をやってるからだったりする)。ということでまだたいしてゲームのほうが終わってないのにレビューを書いてしまいました。もちろんそのうち完全にクリアしていろいろ追加で書く予定です(いつになるかはわかりませんが・・・。とりあえず早めにはしたいです)。

追加分
今までのレビューで一番ヒドイ出来になっちゃった気がします・・・。やっぱ完全に終わらせてから書くべきだったと痛感してます。とにかく全体的に見てまるでまとまってない文章になっちゃいました。精進します・・・。

で、話は変わりまして私はアルバムを(一応)完全に埋めたんですがこのアルバムにかなり大きな問題点が。実は最後のページの右下、欠番だそうです(攻略本に書いてありました)。ってそういうのはちゃんと説明書に書いとけや〜!メタルユーキ!チャオ!とか書いてる場合ではないです、マジで。

プレイ時間・・・・・・・15時間くらい?もう何周もしてるんですが一回あたりのプレイ時間が非常に短いので総プレイ時間としてはたいしてやってないと思われます。まだアルバムは半分ほどしか埋まってません。

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