THE KING OF FIGHTERS99

KOFシリーズの第6作目。95から96ほどではないがストライカーの導入を筆頭に前作と比べシステムの大幅な変更がなされている。また97においてオロチ編が完結したため新ストーリーの始まりとともに主人公がk´という新キャラに変わった。

システム
新ストーリーに合わせてか、かなりの変更点があった。代表的なのはストライカーという4人目のキャラクターを選ぶシステムで、回数制限があるものの試合の途中に援護攻撃をしてくれる。当然キャラにより性能の差があってこれまた当然のようにみんな使いやすいのしか使わない(少なくとも地元では)。ストライカーの登場により過去の援護攻撃はなくなった(背景にキャラがいない。専用のグラフィックを使わなくていいので開発者は嬉しい。きっと)。
緊急回避動作も変更されており、グラフィック的には前転というよりはよけながらすすむという感じになった。なぜか後転は再び前に戻ってきてしまう(ほんとになんで?意図はともかく使い道がよくわからん)。また途中で攻撃をだすことができる(前のみ)。

そしてパワーゲージのあらたな使い道としてゲージ3つ(ようは全部ってこと)消費してカウンターモードとアーマーモードという特別な状態になることができる。この2つの詳細な説明は割愛して(どうせみんな知ってるでしょ)、これは明らかに調整不足でしょ。持続時間が短い上に(ちなみにカウンターよりアーマーのほうが短い)ゲージ3つも使わなきゃいけない。しかも前作にあったゲージ継承システムが無くなっているためゲージ3つの価値が非常に大きい(加えていうならばMAX超技の発動条件の変化によりさらに)。しかもアーマーモードは名前の割に足払いでこけるはダメージをくらうと技が止まっちゃったりと利点がない。
が、実はひとつだけあって(みんな知ってると思うが)アーマーモード時のかわし攻撃は追撃ができるのである。普通に当てても無理なのでタクマの飛燕のあととか香澄の竜巻槍打(コマンド投げね)のあととかにねらう。画面端なら(というか端じゃないとできないような)5回くらいはできる(でもムズイので2回くらいから出るのが早い必殺技をいれたほうがいい)。一方カウンターモードのほうは完全にキャラによる。乱舞系なら連続技にならんとキツイし飛び道具にしてもそれなりのスピードで出てくれないとしょうがない。


このころの俺とゲーセン
もうゲーセン自体がすたれてきました。加えて私自身もけっこうな年になったため(このとき大学2年)、かつてのような勢いはないです。それでもまあ多少はやったんですが、とにかくストライカーがねえ。うちの地元ではストライカーなどと言わずにクラークとじかに言ってました。そんくらいみんなクラークです(あとユリが少々)。うざかったですね、あのこっちの跳びこみにあわせてピカーンは。こっちの蹴りが当たってガード不能になって「へーイパス!」「食らいやがれー!又は終わりにするぜ!(k´の超技です。セリフ違ってたらごめんなさい)」これのみです。
あとなんかジョーのジャンプふっとばしが判定異常に強いです(跳び蹴り合戦まず負けないです。出てる時間が短いのが難点だけど)。ジョーはほとんどいなかったので(そのぶん2000では・・・。これも開発者の愛なのか)これが非常に有効でした。

さて、みんなの使ってたキャラですがなんていうか学ランだらけでした(オリジナルふくむ)。かの庵氏はキャンセルできる技の大幅な減少によりかなり使いづらくなったため、あまりお目にかかれなくなりました(弱体化のしかたがヘタ。闇払いに射程距離つけるとか葵花〔ふっはっほぉーっ!のことです〕を小技から繋がんなくするとかしたほうがいいような気がする。ただ使いづらいだけってのは・・・)。また京1・京2・オリジナル・真吾という冗談みたいなチームをやってる人がけっこう多くてたまげました(リュウ・ケン・豪鬼・ダンと感じが変わらん。1人用がつらそう・・・)。総合的には
何人抜いたとかいうより対戦した合計がなんとか勝ち越したかなあってくらいな勝率でした(クラーク強し・・・)。


おすすめな空手野郎
うーん・・・。ロバートかなあ。そんなにおすすめじゃないけど必殺技はもとより通常技もかなり変わりました(新しい通常技のすべてが昔より弱いってのは何事?)ので新鮮ではあるかと。基本の遠くからの龍撃拳連打が以外と強いですし(実際に相手にするとかなりうざい。ゲーセンロバートほとんどいなくて助かった)カウンターモードの覇王翔吼拳が使いやすいです。出るのが早いし弱も強も出るまでがまったく一緒なので弱→強と撃つとみんな跳ぼうとしたところに当たってくれます(野球でいうところのチェンジアップですかね。本来早くから遅くだけど)。でもこれだけで勝てるほど甘くないので(学ラン軍団強いです。第一ロバートゲージMAXにするの大変)、勝つならクラークです(おいおい)。


移植について
ネオジオCDのみやりました。が、前代未聞なことが発生しました。ほかのハードもそうかもしれませんが(とくにPS)ラウンドごとにロードあります。今回は背景がどんどんかわっていくステージが多く(だいたいラウンド2から3のとき)その読みこみのためででしょうが、もはやテンポもなにもないです。しかも真吾・チョイ・包はなぜか無条件でラウンド1から2のときロードです(なにかあるのか?)。移植自体が良好でもこれじゃ話になりません。そもそもこのゲーム個人的に連続技を作りづらく(超技の発生が全体的に遅い)あまり1人でやるにはおすすめできないです(買っておいていうのもなんだが。余談ですがネオジオCD版買って一ヶ月たたないうちにボスが使えるPS版とそれよりさらにおまけ要素があるDC版の発表・・・。DCをもってる私はのけぞりましたね)。えー、ボス使えないです歌もないです。虚しいのでこれで終わりです。


レビューのレビュー
マジで長くてすいません!(特にシステム)書いてるほうもたまんないです(もうすぐ2時間・・・。打つの遅いのもあるが)。毎年恒例だったアテナの声優チェンジがなんか固定になりましたね、どうでもいいんだけど。さらにどうでもいい事ですが最近口内炎ができてやたら飯食うのがつらいです。お疲れ様でした、このへんでお開きにしといてください。

プレイ時間・・・・・・・・15時間ほど。ゲーセンであまりやらなかったがロードの多さにうんざりってとこでしょうか。


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