ＰＳ２本体とともに発売されたストＥＸシリーズの第３作目。
俺的な印象
なんかむりやりＰＳ２本体の発売日に合わせたような気がしてならないゲーム。私はこのＥＸシリーズ、１・２とすべて家庭用を持っているのでその完成度の違いが良くわかります。ではまずはその辺を。
まず新キャラというものがいません。一応エースというキャラが新規でいますがこのキャラはいわゆるほかのゲームでいうところのエディットキャラであり、技も一部を除いて他のキャラの使いまわしなのであまり新鮮味というのはないです。あと前作の隠しキャラのハヤテがいなくなり、かわりに１に登場していたさくらが復活しました。その他の点としては、前作まで普通に使えたキャラの一部が隠しキャラ扱いとなり、これによって新キャラがいないことをカバーしてるように感じました。
次にＥＸシリーズ家庭用最大の特徴といえた指定されたコンボを決めていく練習モードがエースだけになってしまいました。これは非常に残念です。一応詳細を述べておきますと、問題をこなしていくとＥＸＰ（お金のようなもの）がもらえそれを使って技を購入していくというものになってます。気がついた点としてはハードの性能がアップしたためか複数のキャラを何秒以内に倒せ！みたいな問題がけっこうな数あったことくらいでしょうか。相変わらず後半のほうは難しいです。
あとは少し細かい点について。前作までポーズ時に見ることのできた各キャラの技表が今回ありません。新キャラがいないとはいえこれは非常に痛いです。あとこれは疑問点なのですが１人用のモードのなかでごく普通のＣＰＵ戦というものがありません。メダルを集めていくモードが１人用の１番基本的なモードになっているんですがそれぞれの対戦が特殊な条件がついていたりして、純粋に本来楽しむべきところとでもいいましょうか格闘部分を楽しむことができません。あまりにも平凡なモードだとは思いますが一応つけておいてほしかったです。
グラフィックについて。キレイだとは思います。が、ＰＳ２の初期作品だということを差し引いてもまだまだ頑張れるレベルでもあります。あと複数の人数を相手に戦うシーンがよくありますがその時の処理落ちがやたら目立ちます。ＰＳ２ならどうにでもなりそうなものなのにこれはかなり？な部分です、よくわかりません。
終始辛口だったので良かった点なども。新しく登場したクリティカルパレード等のシステムはどれも良くできていると思います。また今回から最近よくあるタッグバトル方式になったわけですが、交代の仕方が連続技に組み込めたりしてなかなか独特で良かったと思います。つまりはキャラやおまけ要素などには文句ばかりたれてましたが、肝心のゲーム（格闘）の部分は前作とはまた違ったおもしろさがあったといえます。
あと、このゲームはマルチタップにより４人同時でプレイすることもできます。が、私はマルチタップを持っておらず周囲の人間も持ってないのでプレイしたことがないです。ということで感想を述べることはできません、まあ楽しそうではあります。
レビューのレビュー
なんかこのゲームやってる時非常にＰＳ２がうるさいんですけど・・・・・。これはみんなそうなんですか？周囲にＰＳ２持ってる人間がいないのでよくわかりませんがかなり気になります。
プレイ時間・・・・・・・２０時間弱。なんかあまりやらなかった。上で述べたうるさいことと、ゲーセンみたいな１人用がなかったのが原因だと思います。メダル６〜７割ほどしか揃えてません。エースの練習モードも８割ほどくらいしかやってないと思われます。
