ＤＣ版ラブひなの第２作目。一応数量限定らしい。しかも通常版というかソフト単体というものがない。必ずバカでっかいパッケージとともに購入しなくてはなりません。通販必須か！？
俺的な印象
通販で買いました。しかしいくらいろいろなおまけがついているからといっても８８００円（＋送料などで実質５ケタです。高いぃ〜）は高いです。では内容の話へ。
普通こんだけド派手なおまけがついていて、なおかつ数量限定とくれば大抵の人はゲームのほうは手抜きだと思ってしまうものですが（私だけ？）、なかなか良くできてました。ストーリーに関しては少しボリューム的（というか単純にストーリーの数）には落ちましたが、相変わらず細かい分岐は健在なので（少し簡単にはなりました）まだまだ他のキャラゲーよりはあると思います。また今回はキャラ別にストーリーが用意されてます。達成率が１００％になると遊べるおまけも新規のものになってます。が、ここで一部の人に大問題発生。前作で達成率を１００％にすると遊べた「達成！祝宴の白昼夢」が今回再録されていてしかも自由にプレイすることが出来ます。前作は分岐が非常に細かく、１００％にするのが至難のためそこまでたどり着いた人が少ないと思われてのことでしょうが、前作のレビューのところで書いた通り私は気合いその他もろもろでそこまでたどり着いた人間なのでこれは非常に痛かったです。ちなみに前作でプリクラを全て取っていてなおかつそのデータがあるＶＭでプレイすると始めからその部分が埋まってます。
では次にストーリー以外の前作からの変更点について。上で述べたとおり普通は前作のまんまだと思いがちなもんですが意外なほど変わってました。まず景太郎の走るスピードが速くなりました。まあこれは前作の不満点の筆頭みたいなものだったので順当といったところでしょうか。次にちびキャラのアクションのパターンが増えました。プレイする前は絶対前作の使いまわしだと思っていたのでこれには感心しました。あとおんなじようなものでキャラのバストアップの時のリアクションも増えてます。たいしたもんです。あと、前作のプリクラ集めが今回はメッセージカードというものを集めるようになりました。グラフィックはそれぞれを見た時点で埋まっていきます。そのメッセージですが１つ１つは短いものの数が多いのでまあそれなりのボリュームがあると思います。音楽もちょろっと増えてます、といっても各キャラのテーマ曲のアレンジの別バージョンみたいなものですが。
前作からのキャラは（今のところ）瀬田以外は全員出ています、みづほもいます。よくまああれだけのメンツを再び揃えたもんです。それと今回とあるストーリーにおいて景太郎（正確には違うが）にも声がついているシーンがあります。メッセージカードにも景太郎のものがあります。前作の「ぷおっ！」とかのみよりははるかに進歩したのではないでしょうか（笑）。ちなみにそういうボイスもちょっと増えてます。
悪かった点。タイトルにいく前のあのムービー、あれにつきます。前作はＴＶのオープニングが入っていて、しかも実に完成度が高いものだったのですが今回のはヘボヘボです。前作の「ひなた荘バンド」なるもののムービー版みたいなものですがはっきりいって必要なかったです。しかも私はサクラ大戦３のあとにプレイしたもんですから・・・・。「これほんとに同じ会社から出てんのかよ〜」と思えるくらい差があります（まあ作っている部署は全然違いますが）。あとは今のところではありますが瀬田がいないところでしょうか。はるかやサラといった脇役キャラも出してるんだからどうせなら全員出してほしかったです。あくまで今の時点ですが。
達成率が１００％になったら少し追加する予定です。それではこの辺で（まとめは書くのが苦手なのでないです）。
レビューのレビュー
前作では総じて「そこそこ」と書きましたが、今回は「そこそこ＋」ってとこでしょうか（なんじゃそりゃ）。ボリュームと最初のムービー以外なら前作を上回っていると思います。まあ前作でそれなりに印象が良く感じた人は、もし中古でソフト単体が売られていたら値段にもよりますが買ってみてもいいとは思います。・・・・・・これはまとめじゃないのか？
プレイ時間・・・・・・・・・５時間ほど。まだ各ストーリーを一回りしただけです。達成率は７０％ほどです。メッセージカードは８割ほど埋まってます。それとメッセージカードはやけに頻繁に落ちているので自由移動は必ず全ての場所をチェックしたほうがいいです。前作をやってる人にとっては基本みたいなものですが。
2001/06/11追加分
１００％達成しました。プリクラ・メッセージカードも埋まりました。ということでまずはお詫びを。上で瀬田が出てこないようなことを書いていますが一応出てきました。前作の再録シナリオとメッセージカード、あとおまけシナリオに限ってのことですが。つまり今回新規なのは再録シナリオを除く２つなわけですがはっきりいってほんのちょこっとしか出番ないです。よくこんなんでわざわざ呼べましたね（出番がなかったのは一応原作に沿っているかららしい）。
それと今回のおまけシナリオ、かなりヘボいです。というよりシナリオじゃないです。それぞれのキャラからの一言メッセージがあって最後に１枚絵があるだけです。前作ほどではないにしろ１００％にするにはかなり大変なのでこの手抜き（？）加減にはまいりました。とにかく終わってみての感想はボリューム不足ってところですね。ＧＤ１枚の半分くらいの容量しか使ってないような気がします。さすがにもう続編は出ないでしょうね。１２時間ほどで全て終わりました。
