オトメディウスX 

パロディウスシリーズからの派生となるタイトルの第2作目。
アーケード移植の前作と違い、今回は家庭用オリジナルとなっております。


俺的な印象



PS3で発売すべきだったか(´・ω・`)


(ケイブやらシューティング専門と呼べるようなメーカーと違い)コナミという一般ユーザーにも知名度ある大手が、キャラ重視(萌えやら)で作成。
難易度は非常にマイルド。
オンラインにより多人数同時プレイが可能。

そこそこ売れそうな要素はあったんですがねぇ・・・現状は1万チョイでしたっけ。
シューティングとしては十分健闘してる数字でしょうが、あからさまにライトな方向性を考えると箱○よりPS3のほうが合ってたような気も。


前作にあたるオトメGは売上3万以上となかなかのヒット。
おそらくはコレが理由で箱○に続けて投入したんでしょう。
ただPS3・箱○・Wiiの三つ巴状態だった2008年(=G発売の年)から3年経過、明らかにPS3が台頭してきたのを考慮すべきでしたなぁ。


すっかりPS3がメインになっちゃって、箱○やWiiは封印状態な人。
結構いると思いますよ。
自分もPS3&箱○共にフレンドになってる人が多少いるんですが、PS3しかインしてる形跡ない人チラホラいますし(´∀`;)


よく開発費の関係で箱○オンリーで出すって話も聞きますけど、今回のコナミは大手。
↑で挙げたケイブやらと違いPS3という選択(あるいはマルチ)も十分できたでしょう・・・ちょっともったいなかったですね(´・ω・`)




とまあ、ここまでは内容以外のお話。
こっから今作をプレイしての感想になりますが



パッチの有無で別ゲーと化す(;´Д`)


配信されてるパッチ当てると(ありとあらゆる面で)劇的に改善されるんですよ、コレ。
でもそれって最初はスゲェクソだったってことの裏返しなわけで(´Д`)ノ


そしてパッチを考慮しようが

1.いくらステージが進んでも難易度に大きな差がない
2.ボスのバリエーションに乏しく、どれも真ん中のコアを狙うだけ
3.バリアの性能が高く(本来覚えゲーであるはずのシューティングなのに)バリアつけてゴリ押しで初見クリアも可能


まあ3番はライト向けってのを踏まえると欠点というほどのモノではないかもしれませんが・・・残り2つはシューティングとしてどうなのかと(´・ω・`)

特にボス戦は「毎回(コアを破壊する際)あの狭いトコを攻撃=せっかく色んなウェポンがあっても有効なのが限られる」ってのもあって、とても不満に感じたり(´Д`)ノ

リップルとかグラディウス時代からの定番武器にしても、今回使い道ほとんどないですからね。
ステージ道中はオプション広げて攻撃すれば大抵広範囲にいきますし、ボス戦は前述のとおり狭い部分にヒットさせる必要性が。

サーチレーザーなんかも一見便利そうに見えて、ボス戦では何の役にも立たず。
結局ほとんどのキャラにおいてレーザーorサイクロンレーザー安定になってしまった自分が(;´Д`)



前作にあたるオトメGも既に所持、こちらはアーケード移植ってこともあってXよりはだいぶ評価高め。
そのうちプレイしたいと思ってますが「Xを先にやって(ハードルが低くなってる分)楽しめた」ではなく「普通にシューティングとしておもしろかった」という感想が書けるようなデキになってることを期待するのです(´・ω・`)



というわけであとはいつもの流れ・・・と言いたいんですが、もう↑で書きたいこと大体書いちゃったんですよねぇ(^_^;)。
まあ絵とか声とか演出部分について少々コメントしときますか。




つーわけでグラフィックから。

FPSやTPSではない、純粋なシューティングとなると初代PSとかサターンあたりからごぶさたの自分。
グラそのものは箱○としては平均的ながら、シューティングをこれだけの画質でプレイできるってことに凄さを感じましたね( ´∀`)

ただRPGにおいて(グラが向上した関係から)「ダンジョン探索時どこが道がわからない」なんつー問題が稀に発生するわけですが、今作でも「背景がキレイすぎてどれが自機と接触する壁なのかわからない」なる似た現象が少々起こったりも(^_^;)。

まあ一度プレイすれば大体把握できる上、何故かこのゲームって壁に接触しても問題ない仕様なので不満点ってほどでもなかったわけですけど。




音楽。

わざわざ(?)右下に曲名と作曲者が表示される割に・・・ってな印象。
昔のように、世界的知名度を持つ曲のアレンジで良かったと思うんですがね。



極上時代の高速ステージとかホント良かったのになぁ(´・ω・`)




CV(声)について。
最近はシューティングもキャラゲー化してるようなので、コレが(今では)ごく普通の仕様かもしれませんけど・・・結構な人数起用してるよな( ´∀`)

自機となるヒロイン勢に声がついてるのはともかく、各ステージのボスごとに声入り。
藤崎詩織とか、あの1シーンのためだけにわざわざ中の人呼んだんでしょ?w
もはや豪華を通り越して声優のムダ使いとしか(´∀`;)

私的には(チョイ役だらけということで)沢城みゆきとか喜多村英梨あたり声の幅に定評あるメンツ数人だけ呼んで、それで一気にまかなかったほうが良いような気もしたり。
1人で8役くらいやらせれば、それはそれで話題にもなりそうですしねヽ(´ー`)ノ

まあ↑であげた詩織のように本来パロディウスであるこのシリーズ。
(オリジナルではない)何らかのパロディやゲストキャラが中心になるでしょうから、なかなか難しいところではありますけど。




最後にプレイ環境。

インストールすればロード時間はごくわずか。
バグはパッチ当てればほぼ間違いなく解決。

あとは・・・シューティングにしては若干演出がウザく、待ってるだけの時間がそこそこあったのが気になりましたかね。
ただ本文中にも書いたように、シューティング自体エライ久々のプレイとなるんで、最近の作品の大半がこんな感じなのかもしれませんけど。

機会があればデススマイルズあたり触ろうと考えてるので、その際にはもう少しまともなコメントができるはず(´∀`;)


レビューのレビュー(フリートーク)です


昔のコナミは魅力的だった(´・ω・`)


極上の動画探してる時ふと思ったんですがね・・・最近コナミにホント縁がなくなったなぁ、と。

パッと頭に浮かぶタイトルがメタルギア以外皆無。
せっかくなので調べてきたんですが・・・相変わらずのパワプロ&ウイイレ、後は洋ゲ移植くらいしかないのな(;´Д`)


パワプロは元々のマンネリに加え、野球そのものの人気が下降。
ウイイレもFIFAとだいぶ差をつけられた感じ。
会社自体は遊戯王やパチスロあたりが稼ぎ続けてるのでまだいけそうなものの・・・そのうちゲーム部門切られちゃうんじゃね?


今回のパロディウスを含む各種シューティング、ときメモ、ビートマニアやDDRといった音ゲー、サイレントヒル、幻想水滸伝・・・PS1&サターン時代看板シリーズを山のように抱えた、日本を代表するゲームメーカーの1つだったのもすっかり過去の話。

スクエニ、コーテク、セガサミー、バンナム・・・大手企業の合併も大して珍しくない今、ココもそのうちどこかと一緒になる日が来そうですな。



   
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