ダンジョンシージ3
洋ゲRPGの中でも相当マイナーであろう作品。
一昔前なら(たとえ販売だけでも)スクエニの名前があればそれだけで話題になったものですが・・・。
トロフィーが鍵・・・か?(´・ω・`)
洋ゲRPGのウリの1つとしてオンラインによる協力プレイを挙げる人は多いことと思われます。
もちろんこのゲームも例に漏れずオンライン要素を搭載。最大4人まで同時にゲーム参加できるわけですが・・・同じ協力プレイでも他作品と比べスゲェ異質なんですよね。
大抵は『オフで育てたキャラを使ってホストプレイヤーの冒険に参加』なタイプ。
ごく稀に『オン専用としてフィールドがあり、キャラもオン専用で新たに作る』なんてのも存在。
しかしこのゲームの場合『冒険中のプレイヤーの仲間キャラを操作できる』だけなんですわ。
例を挙げるなら、FF12が完全シームレス戦闘を採用。
パーティー内でのスタメンは3人で、自分はそのうちの1人を操作。残り2人はガンビットを用いたAI操作でしたよね。
アレの仲間キャラを操作できるってだけなんです。
当然いくら育てようが、どんなレアアイテムをゲットしようが、自分のキャラにはな〜んも反映されません。
ただ唯一トロフィーだけは他プレイヤーの冒険で経験したものでもゲット可能。
『○○でレベル20に到達しろ』『○○でゲームをクリアしろ』等、オフで全部こなすとなると4周必須になる要素が多く非常に面倒なため、自分みたいにトロフィー集めを意識する人間はそれこそ否応なしに参加することに。
と言っても多人数プレイでのボス戦なんかは普通におもしろいですし、どんなタイミングでもゲームに参加可能なため、運が良ければ目的のトロフィーを(ゲーム参加して)数秒でゲットすることも可能。
コレがまた愉快なんですよね。
自分はラスボス撃破寸前のパーティーに参加して、5分かからずゲームクリアのトロフィーもらったことありますよw
シングルプレイは実に平凡な内容。
オンもご覧の仕様で、普通に楽しもうにも目的を見失いがち。
値段もかなり下がってはきてるもののワゴンにはまだ遠く、オススメするにはかなり苦しいタイトルではありますが、トロフィー集め頑張ってる人+洋ゲに抵抗がない人なんかは一考してみる価値はあるかと。
というわけで、こっからは毎度おなじみグラフィックから。
今までやってきた洋ゲの中じゃ残念ながら最低レベルかと(´・ω・`)
トゥーワールド2には明らかに劣り、セイクリッド2に比べると質自体は上だと思うものの、あっちはフィールドの大きさが今作の何倍もあるため、それを考慮するとやはり厳しめな印象。
と言ってもPS3標準程度の質には感じるので、そんな「うわ、手抜きだなコレ(;´Д`)」なんてこともなかったのですが。
逆にキャラの顔面に関しては、今までの中でもっとも日本人にも受け入れやすいタイプに感じたり。
ただまあ相変わらずの(?)リアル路線なため「もうちっと女キャラ美人しとけよ・・・」とも思いましたけどね(´∀`;)
音楽。
・・・本気で何も覚えてない(;´Д`)
最近割と「記憶にない」的な感想を書くことがある音楽の欄ですが、今作はその中でもぶっちぎり(?)で印象薄かったような。
とりあえず無音の場所みたいなのはほとんどなかったはず・・・なんですけど、ゲーム起動時やオンライン検索時などで流れるタイトル画面の曲以外な〜んにも断片すら思い出せない始末_| ̄|
○
デフォルト時でのボリュームが小さいんでしたっけ?このゲーム。
SEは結構記憶に残ってるんですがね(´・ω・`)
ストーリー。
10年ほど前なら一定の評価を受けてたであろう『本筋は1本ながら、選択・順番の幅は広め』なタイプ。
選択肢1つで割と重要な人物だろうが平然と抹殺することができ、またムービーにそれがキッチリ反映される等、洋ゲRPGにしては割とストーリーにも力入ってた気がするものの、元々の話が平凡なため特別印象には残らず。
また別に荒廃した世界が舞台ってわけでもないのに、街の数が大してなかったのも残念なところ(´・ω・`)
何故かはわからんのですが、(トゥーワールド2のニュー・アショスやセイクリッド2のサイリサイアムを筆頭に)洋ゲRPGって街の探索に良い印象が残るんで。
今作にもストーンブリッジという大規模な街自体は登場しましたが、イチイチ会話挟まないと開かないゲートが多数設置されてたり、オートマトン反乱の際の敵がやたらと強かったりと(良いどころか)ロクな思い出がなく、しかも瞬間移動的なシステムを搭載してない影響で過去に訪れた街に戻るような機会もなし。
(過去の街に)行ったり来たりしてプレイ時間ばかり水増しする和ゲーRPGよりはマシ・・・そう考える人もいそうですがね、1回しか行かないと個々の印象が薄くなるのも確かなので、クエストの有無関係なしに自分としては戻る機会も欲しかったかな(´∀`;)
オン要素については冒頭で十分触れたので割愛、最後にプレイ環境。
目立つのはやはり(?)オンライン検索時のマッチメイキング失敗ですか。
他にプレイしてる人をまったく知らないため、誰もが頻繁に起こる現象なのか、あるいは自分の回線に問題があるのかわかってないんですが・・・メイキング失敗するとPSN自体のサインインからやり直しになるので非常に面倒だったり(;´Д`)
あとは『ワールドマップがない』点に加え、前述した『瞬間移動的なシステムがない』あたりが浮かびますが、どちらも仕様で済むレベルのことなので不満点とはやや違うかな。
でもそれなりの広さを持つゲームなだけに、ワールドマップくらいは欲しかったですねぇ。
異界の道にしても、どれくらいの距離を瞬時に移動してるか(ワールドマップ搭載してれば)よりわかりやすくなりますし。
何故エロ要素を削ろうとするのか(´・ω・`)
格ゲの話なんですけど、ソウルキャリバー5に続きDOA5も「クールビューティー」なんつー意味不明な路線だかで、エロは抑えるとか開発者自ら言ってるんですよね。
今度出るスト×鉄拳とかなら別に良いと思いますよ。
ストにしろ鉄拳にしろエロでのし上がってきたタイトルじゃないですから、アレをエロ目的で買う人なんてせいぜい全体の1割くらいでしょう。
女キャラ全削除とかしたらさすがに問題でしょうけど、エロを多少薄める程度ならユーザーからさほど批判は出ないはずです。
でもソウルキャリバーはまだともかく、DOAなんて完全にイメージがエロ格ゲだと思うんですが。
今更それを硬派にしようったってもう無理じゃね?(´・ω・`)
そもそも(エロで売れたタイトルから)エロ抜いて続編制作→成功したソフトとかも聞いたことないですし。
何かありましたっけ?
今の据え置きゲーで新作、かつ昔から続くシリーズモノになると相当の金をかけて作るのは確実。
それを開発者の自己満でユーザーの需要無視した作品作って打ち切りにでもなったら、ホント買うほうとしては良い迷惑なんですけど(´Д`)ノ
以上、三冠王のHENTAIゲー講座でした(何
ちなみに既に海外では触れている人もいるらしいソウルキャリバ−5のほうは、普通にゲームとしても手抜きでダメダメらしいですね(;´Д`)
世代交代とかほざいた割に、旧キャラの頭を挿げ替えただけみたいなキャラが多く目新しさがないとか・・・。
バンナム商法(=DLCだらけで不完全)も相変わらずみたいですし。
ココって最近テイルズでもDLC搾取だけ気合い入れて肝心の中身はゴミみたいな新作出したんですよね。
何気にスクエニの次くらいにヤバくね?(´∀`;)
- プレイ時間・・・・・・・30時間ほど。本編クリア。DLCも購入してクリア。
- トロフィー90%。ハードコアクリアとオンライン関係の3時間プレイ&意見違い20回をスルー。