アルトネリコ3世界終焉の引鉄は少女の詩が弾く

1ではイントール時のセクロスといわんばかりのテキスト描写。
2ではヒロインの入浴によるレベルうp。
そして今回の3は脱衣するごとに強くなる戦闘システムを新たに搭載。

・・・とまあ、毎回HENTAI要素だけが話題になるこのシリーズですけど、ストーリーだのRPGにおける根本的な部分は今回もごく普通だったり(^_^;)。


俺的な印象



3作目なのに微妙だったな(´・ω・`)



自分に限った話かもしれませんが、ドラクエを筆頭にFF、女神転生、ブレスオブファイア、ロマンシングサガあたりといった「あまり期間を空けずに登場した3作目」って良作揃いなイメージがありましてね。

このアルトネリコ3もPS2後期に登場した2からせいぜい2〜3年後の発売。
なのでこの法則(?)を踏まえると期待できる作品だったはずですが・・・クソゲーってほどじゃないものの、シリーズ経験者以外にオススメするにはかなり苦しいデキに(´Д`)ノ

当時・・・まあ現在も似たようなものですけど、RPG不足が厳しいPS3。
(RPGに対する)需要は確実にあっただけに、ココでしっかりした質の作品提供してればテイルズ級は無理にしても、同社のアトリエシリーズくらいには売上伸ばせたと思うんですがね。



ただ、だからといって最近のスクエニゲーみたいに、今後一切期待できなくなるような事態ではないと思ってたり(´・ω・`)

いや、このシリーズって毎回戦闘ガラリと変わるじゃないですか。


今回ユーザーが挙げる不満点のほとんどが
あまりにもクソな戦闘でしょうから、次回作でまた(戦闘システムを)1から作り直した際、ココさえ改善できればまだまだいけるはず( ´∀`)

携帯機で出されると旧DSしか所持してない自分はお手上げ状態ですが、これまでどおり据え置きなら(今回はハズレだったと割り切って)今後も購入していきたいところですね。



・・・ちなみに冒頭で「あまり期間を空けずに〜」と書いた理由ですが、同じ3でも『グランディアV(5年)』『天外魔境V(8年)』みたいに極端に空いたケースになると異常なクソゲが生まれてるため、一応区別しておいたり(´∀`;)





グラフィック。

PS2レベルのポリゴンが単に解像度上がっただけ・・・というのが印象でしょうか。
PS3&箱○、いわゆるHD画質のゲームは(RPGだけでも)既に結構な数プレイしてる自分ですけど、他と比べること自体が失礼なくらい圧倒的にショボかったですね(´∀`;)

背景も同様にPS2がちょっとマシになった程度のレベル。
しかも質がこの有様なのに見た目的にワンパターンなダンジョンが非常に多く、キレイ汚い以前に「つまらなかった」という感想まで出てきたり。

ま、その影響もあって街&ダンジョン共結構な数を用意。
またこっちで手を抜いたおかげか、コスモスフィアにおける1枚絵なんかは結構気合い入ってたので「ギャルゲと割りきってプレイした場合」だと実はそんなに悪くなかったり(^_^;)。


ただそれでも普段はRPGとしてプレイするわけですので、もう少し頑張って欲しかった・・・というのが結局のところのコメントになりますか(´・ω・`)




音楽。
相変わらず全体的なクオリティは高いものの・・・電波ソングと言わんばかりの曲が多少増えてきた印象も。

別にそういう遊び心(?)的な曲を投入すること自体否定する気はないですけど、今作のウリである詩魔法システム(装備ヒューマにより曲調が変わるとかいうアレね)においてその手の曲が多かったのは若干不満だったかな(´・ω・`)

もちっと戦闘っぽいモノが揃ってると想像してたのですが・・・。

まああのシステムに関してはそもそも戦闘難易度自体が非常に低いのもあって、オマケと割り切れるだけまだマシだったとも言えますけどね。




CV(声)について。
特筆すべきは多人数からなる(ヒロインの)人格の全てを1人の声優でやってる点ですか。
サキ・フィンネル共に違和感なく良かったと思いますね( ´∀`)

あとは・・・声そのものとは若干違うのですが、そろそろ口パクくらい導入したらどうかな、なんて思ったり。
いやラスボス直前、ハーヴェ2人がシェルの起動確認やらしてるシーンでどっちが話してるかわかりづらかった・・・なんてことが起こったので(´∀`;)

ハーヴェの他にも(前述したように)1人の声優で色んなキャラやらせたりしてますし、また他ギャルゲでは立ち絵を3D表現にしたりと進歩を見せてきてるわけで(名目上RPGであっても)そろそろ今シリーズもレベルアップが必要なんじゃないかと(^_^;)。




お次は戦闘。
テイルズ型の戦闘システムはコレ以外にも数多く存在するわけですが・・・こんなに微妙だと感じたのは初めてかなぁ(;´Д`)
というか、そもそも相性が悪いよね(´・ω・`)

テイルズって派手な必殺技や術を乱発して敵をブチ倒すのがウリなわけじゃん。
対してアルトネリコの戦闘は一貫して「詩魔法のチャージが終わるまで前衛が耐える」ってのがモットーにあるわけで・・・もうこの時点で合わないでしょ。


しかもコレ、テイルズという見本があるはずなのに異常といえるほど作りこみが甘かったり。
たった3キャラしか前衛要員いないのに、通常技3つ+必殺技4つだけとか・・・テイルズ経験者じゃなくても一瞬で飽きるだろ(´Д`)ノ

その他できることといえばガードだけで、回避行動やジャンプ等といった『あって当然』的な要素が1つも存在しませんからね。


ただでさえ中盤以降は前衛オンリーの撃破が困難なのに、前衛のできる動作も本当にわずか。
まだ実況動画とか視聴したことはないんですが、(戦闘中の)動きはみんなほぼ一緒なのでしょうな(´・ω・`)


こんなに浅い作りだったらゲンガイ・カテナ・アカネ・ミュートあたり「行動を共にすることがあって、戦闘もできそうなメンツ」を一時的で良いのでパーティーに参加させれば、まだ(作りが浅くても)ある程度ユーザーも評価したと思うのですが。



後衛についても少々。

一言で言ってしまうとこちらも前衛と同じく・・・いや前衛以上に自由度なしですか。

・これまでと違い使える詩魔法に種類なぞ存在せず、しかも人格ごとに1つだけ。

・どんな人格だろうが十分チャージすれば壊れた威力になるため、(人格チェンジは)好みの問題ってだけで戦略性に関してはゼロ。


誰もが挙げそうな不満点といえばこの2つですか。
私的にはコレに加え、わざわざ多数のヒロインではなく「人格」として登場してるので、人格ごとに大きな特徴をつけ戦闘中随時チェンジ可能とかだとおもしろかったのですがね。

まあそれを生かすためには『低すぎる難易度の改善』を筆頭に様々な要素を底上げしないといけませんが(´∀`;)



頑張れば化けそうな今作のシステムを(次作以降)続けても悪くはないと思いますけど・・・私的には2の戦闘が○だったので、こっちをまたベースにして欲しいところです。




もう忘れてる人も多そうなので動画用意してみましたが、こういう高レベルI.P.D戦とか(ちょっとミスるだけで負けるので)普通に難しくておもしろかったですしね( ´∀`)




ストーリー。
前作がコスモスフィアを筆頭にやたらと重苦しかったのを踏まえてか、今回は最初からラブコメチックだったりおバカ風味が中盤以降でも普通に混ざってきたり(前作に比べると)万人向けというか、気軽にプレイできるようになりましたね( ´∀`)

ただ核となるのが「星を救う」という大々的なモノなため、そんな中終始イチャイチャしてるアオト&ヒロイン勢にやや違和感感じたのも事実ですけど(^_^;)。


また今回(前作までとの)繋がりが強くなりすぎた感も少々ありましたな。

冒頭で書いたようにシリーズモノのRPGとしてはさして期間は空いてないほうなんですけどね・・・それでもやっぱ年単位空くと忘れるわけで(新規ユーザーも考えて)もう少し控え目でも良かったんじゃないかな、と(´・ω・`)

しかもコレ1のキャラもストーリーに結構かかわってくるでしょ。
ココナやさーしゃあたり2のキャラはさすがに覚えてても、1のキャラとなると・・・アヤタネは見た目まんまだったのですぐわかりましたけど(当時は帽子かぶってた)ジャックが咄嗟に思いだせず「クルシェの相棒は新キャラか?(´∀`;)」なんて最初ボケかましてた自分がいたりw



まあそれでも(ギャルゲ的要素が強いのもあって)売上の多くは固定ファンであろうこのシリーズ。
加えて人物図鑑やらがしっかり用意されてるため、結構多めな固有名詞なんかもそこまで苦にはならず。

今同時にプレイしてるのが「パルスのファルシのルシがパージでコクーン」なFF13だってこともあって、(固有名詞の多さなどは)世間的には不満点になったかもしれませんが、私的には許容できる範囲でしたね。



あとは・・・今回ヒロインに多数の人格付けた影響か、1人あたりの個性がちっと薄かったかな?(´∀`;)

トークマターなんかは今回も結構な数揃ってたんで描写不足ってわけでもないと思うんですが・・・どうもパッと文章にできないなぁ。

例えばフィンネル。
このキャラ全体でいうなら、ソーマあたりは前半〜中盤にかけて登場しまくりでかなりの存在感出してましたよね。

ただフィンネル単体になると・・・コスモスフィアでの首輪で「変態でいいもん!」的な発言と、あと終盤いっつも苦しんでたような記憶しか残ってなかったりw


サキに関しても、ここぞというシーンは大抵フィラメントかサキアルメイ。
人間はおろか飛空艇すらケーキに変えてしまうシーンはある意味インパクト強かったですが、ストーリー上での見せ場ってそれだけだったような。

まあこの人は保育園関連のイベントがあったり、フィンネルよりは優遇というかマシだったような気がしますけどね。


登場はダントツで遅いですが、ヒロインで一番印象に残ったのティリアかもしれないです、自分。
上の2人と違って多数の人格持ってたりしないのでバイナリ(=コスモスフィアみたいなアレ)でも終始「アオト&ティリア+その他キャラ」という構成ですし。

EDに関してもいきなりな終わり方見せたティリアノーマルEDは他EDと比べ異質で良かったり。
しかもアレ、トゥルーEDよかよっぽど前向きですよね( ´∀`)

サキに関してもノーマルEDは(やや寂しい雰囲気ではありますが)味があったりして○・・・つかトゥルーEDのほうが逆に手抜きに感じた今回(^_^;)。
ヒロインごとの差って最後がちょっと違うだけですからねぇ、アレ。




最後にプレイ環境とか。

もはや半分伝統みたいなものですが、相変わらず詩魔法の演出が飛ばせない点。
加えて新システムであるパージも(オプションで演出カットを選択しようが)多少の時間がかかり、さらに前衛の超必殺技は(ダメージ描写がない)ムービー部分すらカットできず。

戦闘に関してはとにかく待たされる印象が強かったですね(´・ω・`)
詩魔法はこのシリーズのウリなのでまだ仕方ないにしろ、パージはカットした際完全リアルタイムで(画面に映ってなくても)勝手に脱いでいってくれれば良かったのですが・・・。

効果音とセリフだけで(パージできてるか)十分確認できるはずですしね。


あとは気になったといえば、ダンジョン時にマップがない点ですか。

ほとんどの場所で(背景の)特徴が乏しい今作のダンジョン。
ゆとり仕様とか以前に、普通にマップ必要だったんじゃないですかねぇ(´・ω・`)

スレイヴ街区・クラスタニア行政区・アルキア研究所・リンパ管あたり・・・なかでも各部屋をまわるたびに若干のロードが発生+地下の探索まで必要なスレイヴは多くのユーザーが苦しめられたんじゃないかと。

部屋を出入りした際エンカウントのメーターが(デフォである)真っ青な状態まで戻ってくれるのはホント救いでしたわ。
元々回数に制限があるエンカウントとはいえ、中盤以降は前衛のみでの撃破がほぼ不可。
数回パージ+詩魔法で倒さないといけないため、どうしても時間かかりますからね。




レビューのレビュー(フリートーク)です

今頃TAS動画にハマってる三冠王です(^_^;)。

毎年年末になるとまとめ動画が登場したり、相当な固定客がいると思われるTAS動画ですが・・・コレ何気に自分の知らないゲームでも十分楽しめるのね。

今までは知ってるゲームをちょっと覗くだけだったので、その楽しさに気付かなかったですわ(´・ω・`)

ファミコン時代から研究されてるだけあって、昔ゲーほど良作が揃ってるTAS。
自分が当時やってて懐かしさも感じたのが



とか、(戦闘も何もありゃしませんが)RPGなら



ですか。
格ゲユーザーなら、



コレなんかは、やってることの異常さがわかるかとw


上で書いたように未プレイゲーも結構視聴したのですが、知らないゲームはスピード感溢れるタイプのものがやっぱ見てて楽しいですよね。

ただ



コレとかになると、もはや何をしてるのかさえわからなかったりしますけどw

ドラキュラはTASの中では人気らしいので、タグ検索でもう少しゲームらしい(?)モノもたくさん転がってます。
ヒマな方はそちらを(^_^;)。



こんなトコで。
手抜きな動画紹介コーナーでスマンです(´Д`)ノ


いやね、TOPにも先週あたり書いたのですが1ヶ月ほどぶっ続けでレビュー書き続けてるため、もうココに載せるネタがないんですわ_| ̄| ○

最初は先日開幕したプロ野球についてでも書こうとしたのですが、ボク自身今年それほど注目してる選手とかチームがないので結局乗り気になれず中止。
他に(ゲーム以外で)最近凝ってるといえばコレくらいしかなかったため・・・動画コーナーの誕生というわけです。


   
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