ワイルドアームズ アドヴァンスドサード

積んではいなかったものの、いずれプレイする予定だったシリーズ第2弾(謎)。
ちなみに私、3より先に最新作であるXをクリアしてる変わり者ですのでご了承を
(^_^;)

俺的な印象



・・・値段を考えればまあまあ?(´・ω・`)



5年前のゲーム+ベスト版もとっくに出てる影響でとにかく安く手に入るのが魅力と言えば魅力でしょうか。
今じゃもう4ケタで売られているトコを探すこと自体が大変ですからね
(^_^;)
それに加え全ての要素がまずまずの出来栄えなので、まったくの損をすることはないことでしょう。

ただ話の冒頭から地味・・・というか取り立てて惹きつける要素もないので、最初のほうは『頑張って』ゲームをプレイしないといけませんでしたけどね
(;´Д`)
ある程度ゲームが軌道に乗って、なおかつこの堅苦しいストーリーがツボに入る人ならば(値段面を踏まえて)良作程度の評価はいくことでしょうな。


・・・私?
(´・ω・`)
う〜ん・・・暇つぶしにはなった、かな?(爆)
Xよりキャラやノリは好きでしたが、いかんせん固い話が延々続くのがちょっと疲れたというか
(;´Д`)
せっかく女の子が主人公なんだから恋愛要素くらい絡めてくれと。



あとはまあいつもどおりの流れで。
この煮え切らない冒頭でわかるとおり『良くも悪くもない程度』の印象なので、あんま書く意欲ってのもなく、テキトー・・・とまではいかないものの少し短めになっております
(^_^;)


グラフィック。
さすがにPS2初期ゲーなだけあって、今見ると非常にショボかったり
(^_^;)
普段はまあともかくとして、キャラの顔がアップになった際なんかは粗さが目立ちましたね。
ただOP等のムービーだけは2ndの時と同じく相当気合い入ってて、今でも十分通用するレベルでしたが
( ´∀`)



音楽。
街を筆頭に地味めの曲が多かったような。
特別良いとは思わなかったんですが、それでも(音楽スタッフが丸ごと変わったらしい)Xに比べるとワイルドアームズの世界観に合ってるなぁと感じましたね
( ´∀`)
ただDVD1枚の割にずいぶんストーリーが長いゲームなので、途中で通常戦闘の音楽くらい変えて欲しかったり(´・ω・`)
まあ不意打ちが専用で曲用意されてたり、手抜きではなかったんですけどね。




ストーリー。
核は相変わらず星の危機なわけですが、今回は(2ndやXと違い)世界中ほぼ荒野、海すら全て干からびており、見た目で危機感ってのが感じられたり
( ´∀`)
・・・もっとも本来あんな酸素も水もまともに供給できなそうな世界で人間が生きていけるはずはないんですがね(^_^;)


まあそれは良いとして内容のほうなんですが・・・悪くはない、つかどっちかと言うと良かったものの、いかんせん地味すぎた感が少々
(´・ω・`)
(冒頭でも書いた恋愛うんぬん等がないため)あんまり興味をそそるような展開にならず、さらに登場人物が(プレイ時間を考えると)メインパーティーを筆頭に少なすぎたのもマイナス(;´Д`)
ガンガンキャラ投入して使い捨てろとは言いませんけど、あんな何回も何回も3人の預言者+ジェイナス+アースガルズと戦うハメになるのは正直ウンザリだったのです。
一応敵側が組織めいたものになってたんですから、預言者3人の下にいくらか部下を構成しても良かったと思うんですがねぇ
(´・ω・`)


あとイチイチ言い回しが難しく、固有名詞が多いのもちょっとマイナスですか。
ワイルドアームズではお馴染みとも言える、敵側の描写というか、会話やらのシーンが随時挿入されるわけですが、コレが何話してるかわかりづらいの何のって・・・
(;´Д`)
特に少し期間が空いてのプレイとなると固有名詞は忘れてることが多く困ったのです(´・ω・`)
チュートリアル、ないしそういう施設が欲しかったですなぁ。
ディスティニーアークという、それに相応しい施設はあったんですが・・・。



・・・と結構グチが出ちゃいましたが、あとは良好だったのでは
( ´∀`)
さっきは欠点として挙げましたが、パーティー人数を4人に絞ったことにより、それぞれの個性や特徴は結構描かれてましたからね。
普段のRPGのキャラだと大体1つか2つくらいしか挙げられないものですが、今作は3つか4つくらい特徴というものがありましたから。

例えば

・ギャロウズ
女好き
弟想い
実は非常にアツイヤツ
(^_^;)

パッと考えてもこのくらいはポンポン出てくるのですヽ(´ー`)ノ
冒頭に書いたとおりXを先にクリアしてるのですが、こっちはパーティーが6人な上、メイン3人サブ3人とはっきり言えるような構成になってるので、メインはともかくサブに関してはイマイチ印象に残るキャラが存在しなかったものです(´・ω・`)


あとは・・・ゲームとして考えるとラストあたりの構成が不便でしたかね。
具体的に言うと隠しボスの扱いに関してですか。
セーブができないって時点でもう全然倒す気になれないのですが
(;´Д`)
せっかく結構な数用意してるのに(この仕様は)もったいないのです。

ただ逆に普段はダンジョンが非常に多めなものの、1つあたり大した階層になっておらず割とスイスイ進めていけるのでまずまず良好( ´∀`)
まあ私は謎解きがわからなくなるとすぐ攻略サイト頼ったためこういう印象が出ただけとも言えますが(^_^;)
・・・仕方ないじゃん、ウンウン唸ってる時間は微塵もないんだよ
(つ∀`)



システム。
普通のRPGとはかけ離れているものの、(エンカウントキャンセル、サーチシステム、独特なダッシュ等)ワイルドシリーズとしては伝統的なモノが勢ぞろいと言ったトコですか。

ただ装備の概念がなくなっちゃってるのは激しくマイナス
(´・ω・`)
ARMの改造が一応装備に近い要素としてありますが、終盤に入る頃には限界まで到達してしまいますからね。
その後の成長要素はレベルアップくらいしかなく、こんなものはカスタマイズでも何でもないわけで・・・。


あと戦闘で『逃げる』コマンドがないのもマイナス要素の1つとして挙げられるでしょう。
さっき書いたエンカウントキャンセルが代わりにあるんでしょうが、キャンセルできるとはいってもエンカウント自体が高めなのであまり意味がなく、やりすぎると頻繁に不意打ちされるオマケつき
(つ∀`)

しかもこのゲームの不意打ちはマジ容赦ないですからね(;´Д`)
1人だけで戦闘突入、敵側は5〜6匹とか・・・。
さらにこっちはゲージ溜まらないと大した行動できないのに、あっちは1ターン目からガンガン全体魔法とかザラ。
理不尽の一言に尽きるのです
(つ∀`)


その他プレイ環境。
とりあえず不便と感じるような部分はなかったですね
(´・ω・`)
ロードも特に長いとは思いませんでしたし。
ダッシュが相変わらずアレですが、一応伝統みたいなものなのでコレは例外ってことで
(^_^;)

また1ギミルコインによるどこでもセーブは今のRPGと比べても優れてる点かと
ヽ(´ー`)ノ
割と容易に手に入る点も○。

各キャラの印象
ヴァージニア
ワイルドアームズシリーズではもはや定番と言える熱血タイプの主人公ですが、RPGでは珍しく女キャラだったのに加え他のパーティーメンバーが全員男。
しかも2人は完全に年上ということもあり、このタイプでよく見かける『周りのことなんぞおかまいなしに自分の信じた正義を突き進む』ってな流れがそこまで突出してなかったのが救いでしたかね。
他にもマヤが渡り鳥のセンパイとして面倒見てくれたり、ウェルナー(父ちゃん)やらも助言してくれましたから。

Xの主人公、ディーンのトコで書いてあるんですが私どうも熱血系、特にさっき書いた『周りのこと無視してとにかく悪を撃破な自称正義の味方』みたいなキャラが好きになれないんですわ
(´・ω・`)
もう結構イイ歳こいたオッサンになってるので幼く見えるというか。
まあそういうわけで、ヴァージニアの好感度うんぬんより周りが今作においては良かったと言いたいですね
( ´∀`)

・・・なんかヴァージニア本人の感想とはかけ離れてますがこんなトコで(^_^;)



ジェット
いわゆる記憶喪失系のキャラ。
(RPGにおける)この手のキャラは大抵普通に記憶を失ってるか、あるいは自分が人造人間の類で誕生うんぬんに関して(自身のデータに)記憶されてないか、この二通りが主流ですが、今回のジェットは後者でしたわな
(´・ω・`)

(記憶喪失に加え)基本的に淡白なキャラなのであまり見せ場らしいトコはありませんでしたが、口は悪くても何だかんだで付き合いは良かったり、最終的にはヴァージニアに洗脳(?)されて終盤はクサいセリフ連発だったり、長時間プレイしてる分そこそこ印象に残るシーンはあったかと( ´∀`)
戦闘ではやはりアクセラレイターが役に立ちましたかね。
ボス戦もそうですが、アイテムを盗むザコ敵が相手の際なんかでも活躍したのです
ヽ(´ー`)ノ



ギャロウズ
キャラ設定の影響で、見た目とは裏腹に魔法主体なキャラ。
特にエクステンションを絡めたヒール・バリアント・ハイパーあたりにはみなさんもお世話になったんじゃないかと。

ところでこのキャラって魔法が得意ってのを抜きにしても妙に攻撃力低くありません?
(´・ω・`)
私ちゃんと他のキャラに負けないくらいキッチリ銃の改造等をしてたんですが、ラストのほうまでFPが低い時の銃の威力が2ケタとかザラだったんですが・・・(;´Д`)
おかげでガトリングを利用した3連続攻撃で、ようやくジェットの攻撃1発分程度のダメージ( ´Д⊂
まあバリアントを多用してボス戦をこなしてたので、最大HPの高いコイツは結局は攻撃面でも役に立ったんですがね(^_^;)



クライヴ
パーティーのまとめ役として奮闘したお父さんキャラ。
ギャロウズより見た目全然若々しい関係もあって、妻子持ち発覚時は少しビビったり
(^_^;)
家族愛ネタはワイルドアームズによく似合う上、4人しかパーティーメンバーがいないおかげもあってそこそこ描写も深く良かったんじゃないかと
( ´∀`)

ただ戦闘時は正直イマイチでしたかね。
足が異常に遅く、弾数も少なく、頼りの攻撃力も中盤以降のボス戦はバリアント主体になるためコイツじゃなくても十分なダメージを与えることができ、と
(´・ω・`)
まあ(足が遅い影響で)バリアントやハイパーがかかった瞬間から攻撃できるのは利点と言えば利点でしたけどね。
また各種ステータス自体は全体的に高いので、ザコ戦時の不意打ちはコイツ1人が一番安心感あったり
( ´∀`)


ウェルナー
『娘をかばって死にますよ』的なオーラが全開だったヴァージニアの父ちゃん。
しかし実際はある意味それすら上回る『既に死んじゃってますよ』というオチ
(^_^;)
色々補足はあったものの、そんなムチャクチャな科学をいきなり説明されてもポカーン
( ゜Д゜)なのは言うまでもなく・・・。

ただこの親子のやり取りは全体的にジーンとくるものが多く、今作においてもっとも優れている箇所の1つであったことは間違いないかと
ヽ(´ー`)ノ



ジェイナス
見た目どおり、上司(=預言者)に従いつつも心の奥底では野心マンマンだった兄ちゃん。
中盤に謀反を起こすまでは王道だったものの、結局相手のほうが1枚上手で最後は生贄扱いに・・・。
こういうイケメンな悪役って大抵最後のほうまで残るので、中盤と言えるような段階でのKOはある意味予想外。
この点に関しては○と言えなくもなく
(^_^;)

ただ前述したように敵の数そのものが少ないゲームですんで、もうちょっと粘らせても良いと思いましたけどね
(´・ω・`)
しかもキャラ的に大して面白みがないアースガルズを一度復活させてるだけに。



預言者たち
3人共随分長い間登場してる割にはあまり個性が強くなくイマイチな印象(´・ω・`)
ただ淡々と野望を実現させるために行動してたリヒャルト。
マザコン以外の印象が残らないマリク。
相当な美女という設定の割には戦闘中に誘惑とかそれっぽい攻撃を一切しないため、クライヴのストーカーくらいしか頭に残らないミレディ。

変人が良いとは言いませんが、多少弾けたキャラを1人くらい用意したほうが○だったような・・・。
ジェイナスやアースガルズ等他の敵メンバーを含み、固い性格のキャラばかりでしたからね
(´・ω・`)

レビューのレビュー(フリートークです)
(1シナリオごとに書く)ギャルゲーを除くと、おそらくもっともダラダラと書いたレビューになってしまいました(;´Д`)
確か書き始めは(プレイとおよそ同時の)1月くらいでしたかねぇ。
ですが同時進行を予定していたシャドウハーツが予想外におもしろく、こっちばかり優先。
幸い長いゲームではないので2週間程度でシャドウハーツは終了。

ようやくワイルド3に本腰・・・だったんですが、(レビュー本文にも書いたとおり)どうにも長時間プレイするにはストーリーに魅力がなく、いくらかは進行させたものの結局シャドウハーツUをスタート(爆)。
今度はDVD2枚組、プレイ時間も50時間近くにのぼり、1ヶ月ほどワイルド3は放置するハメに
(´・ω・`)
そしてついにシャドウハーツUも終了、今度こそ・・・と思う間もなく久々にギャルゲーをプレイしたくなりつよきすへ(腐

そこまで短いゲームでもなかったものの、廃人パワー爆発によりつよきすを半月程度でコンプ。
いい加減ワイルド3・・・とか言う以前にもうすっかりストーリーや戦闘システムを忘れ、やる気そのものが激減
(つ∀`)
それでもあとラスボスのみってトコで止まってるので死力を尽くして立ち上がり・・・何故かシャドウハーツフロムへ(死)。


そして現在に至ります。
ええ、今だクリアしてませんよッ
ヽ(゚∀。)ノ←ついに開き直った
一応まだプレイ意欲は残っていますが、最近youtubeでラストバトル及びED動画をハケーンしてしまい、コレ観て終了させてしまう可能性も
(;´Д`)
いやぁ・・・youtubeって便利ですね(オイ



プレイ時間・・・・・・・20時間程度ではありますが、このゲームプレイ時間の計測がおかしく、ぶっちゃけメニュー開くだけでもストップがかかるんですよね。なので実際には30時間程度はプレイしてると思われます(´・ω・`)

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