家族計画 〜心の絆〜
発売当時からやるやる言い続けて半年チョイ、ようやく手をつけたゲーム第３弾。
ちなみに第１弾は『水月』、第２弾は『Φなるあぷろーち』です。
他には『下級生２』や『グリーングリーン２』あたりが残ってたり(^_^;)。
俺的な印象
先発ローテーション向きギャルゲー。
・・・ハイ、大抵の人は「意味わかんネ（´・ω・｀）」ですわな(;´Д｀)
もちろんこれから説明しますです。
とりあえず先発ローテーションってのは野球のアレです( ´∀｀)ｂ
野球に精通されてる方ならまずわかるでしょうが、一応野球に興味ない方のため軽くこちらも解説しときます。
野球のピッチャーは主に『先発』『中継ぎ』『抑え』で構成されてます。
まあ中継ぎは細かく書くとセットアッパーやら敗戦処理やらありますが、コレは今必要な知識ではないので割愛しましょう。
んでですね、先発ってのは長いイニングを投げるのが原則として仕事。
中継ぎや抑えに比べ、一度での仕事量が非常に多いのです。
なのでその分疲労も重く、一度仕事をしたらしばらく休まなきゃならないわけです。
実際のプロ野球の先発は、大抵週に１回の仕事ですね。中６日〜、とかそんな単語をチラっと聞いたことがあることかと（ ´∀｀）
話を家族計画のほうに戻しましょう。
この家族計画、シナリオ自体はかなり秀逸なんですが、いかんせん１周が長すぎるという欠点が(;´Д｀)
しかもその大部分を占めるのが共通ルート。連続して何周もすると必ず飽きが入り、いかに既読スキップを多用しようとも作業の時間の発生により作品の印象が悪くなってしまう恐れがあるのです。
なので途中で別のギャルゲーやらを混ぜて野球の先発ピッチャーのように『中何タイトル〜』と１周ごとに空きを作るほうが良いと思った次第であります。
その際また普通にゲームをするも良し。
既読スキップを使うにしても、ぶっ通しでプレイして何回も連続で共通ルートをスキップするよりはまだ面倒な印象が薄らぐことでしょう（ ´∀｀）
また『ＥＶＥＲ１７』に代表されるような最後のシナリオで物語の核が収束、みたいなタイプではないので１周ごとの区切りさえつけとけばいくら物語を忘れようが問題ない点もこのプレイスタイルに合っていることと思われます( ´∀｀)ｂ
・・・ま〜、一番の問題は結局のところココを読んでる人って大抵はコンプ済みの人でしょうから、今更こんなプレイスタイルを推奨したトコで何の意味もなさないことなんですがね（爆）。
意味不明なオチで終わりましたが、とりあえずここからはいつもどおりダラダラと。
グラフィック。
万人向けっぽい絵としては結構苦しいレベル(;´Д｀)
いえ、時々デッサン崩れてたりするんで・・・。
立ち絵のほうでは景なんかは一部「オマエ目の位置ヘンじゃね？（´・ω・｀）」みたいなのもありましたかね。
ただこのＰＳ２版用に作られた景シナリオ中での１枚絵は全体的に良質だったんで、単純に移植がちっと遅めだった関係でＰＣ版からある絵はイマイチ・・・と言ったほうが正確（？）なのかもしれません(^_^;)。
その他気になった点としては、満身創痍の寛や青葉火傷時、同じく真純ルートでの火事による真純のケガ等、この辺に専用の立ち絵が欲しかったことですかねぇ。
寛の例なんかだと、テキストで『メガネは割れ、Ｙシャツはボロボロ〜・・・』みたいに書いてある割には立ち絵のほうは変化なし、と。
やっぱり違和感があったんで（´・ω・｀）
音楽。
まずまず上質。
全体的には耳に残りづらいというかＢＧＭに徹してる印象ですかね。
今作音楽鑑賞モードがない影響もあって、５０時間以上確実にプレイしてるのにもかかわらず脳内再生できるのはほんの数曲だけだったり（´・ω・｀）
ボーカル曲のほうはＩ’ｖｅが担当。
無難っちゃ無難ですが、どうも私的にココの歌は全部同じように聴こえたり(^_^;)。
お気に入りはＯＰ曲の『イントロ部分だけ』ですね（爆）。
ＣＶ（声）について。
エロゲ声優とＰＳ２やらコンシューマのほうをメインにする人が半々と言ったところでしょうか。
ヒロインは大部分エロゲ組。準（＆景）＋男キャラはギャルゲー以外にもＲＰＧやらで聴きますかね（ ´∀｀）
私は真純以外は全員知ってました。
エロゲーのほうはあまりプレイしない私がこれだけわかるんで、たぶんエロゲーのほうもそつなくこなす人にとってはおなじみな面々なんでしょうな。
あと末莉の声優でちっと気になった点がありましたが、景シナリオで書いてますんでココでは割愛で（ ´∀｀）
システム。
同社の『ＳＮＯＷ』と同じ感じですね。
基本的な不満はないものの、セーブがちっと長め、と(^_^;)。
と、まあこんな感じで。
こっからはいつものごとくシナリオの印象を各キャラごとに（ ´∀｀）
各キャラの印象（クリアした順番に書いてます。またとなりの日付はクリアした日です）
高屋敷 春花（2005/11/06）
う〜む・・・プレイする前の『家族計画』というタイトルだけから想像してた内容とはだいぶ違いましたなぁ・・・(^_^;)。
プレイ前は誰とＥＤを迎えようが家族計画自体続行していくものだと思ってましたから。
メイン（この場合春花）とは結ばれましたが、結局家族はバラバラ、なんかあんまハッピーＥＤって感じがしなかったり（´・ω・｀）
しかも終盤はマフィアやら銃撃戦やら・・・なんかもう別のゲームと化してましたし(^_^;)。
劉クン・・・ただのギャグ担当のモーホーだと思ってたらあんなオチがあったんですわな。
私的には散々アホなことをしつつ、何だかんだで最後に手助けしてくれるありがちな役回りだと思ってたものです。
とりあえず色々な意味で予想外なゲームでしたよ(;´Д｀)
春花自体の印象はまずまずくらいでしょうか。
バカの１つ覚えみたいに「おなかすいた〜」を繰り返すシーンなんかは少しイラつきましたが（特に春花の母親に探し始めた際とか）、あとはまあ無難ってトコです。
まだ１周目の関係でどこまで共通ルートなのか正確にはわかりませんが、何か春花狙いでも随分末莉あたりを筆頭に他のキャラのエピソードも混ざりますな。
ってゆーか末莉はプレイ前春花の次に攻略しようと考えたんですが、いざゲームプレイすると実に私のキライなタイプだったのでおそらく最後になりそうです(^_^;)。
いやぁ、あの手の『努力は惜しまないものの、失敗しても反省するだけで次に生かせないキャラ』って好きじゃないんですわ。
まあ簡単に言って同じミスを繰り返すところとか。具体例だと脱水症状のアレですかね。
思えば同じ声優と思われる『君望』の玉野まゆもこのタイプで随分キライだったものです。
う〜ん・・・この声優はまたしてもこのタイプなのか(;´Д｀)
なんだか末莉に話が流れちゃったので戻して、１周目ってことでゲーム全体の感想も少し。
とりあえず１周が長すぎますね(;´Д｀)
プレイ時間は出ませんが、おそらく１５時間くらいやってたんじゃないかと。
このゲームの前にプレイしてた『Ｆａｔｅ』も１周１５〜２０時間くらいかかる長丁場。
正直なところ「次はもうちっと平凡なボリュームのゲームがやりたいな（´・ω・｀）」と思ってた管理人には少しキツかったり(´Д｀)ノ
その影響で中盤は多少中だるみ出ちゃいますかね。
テキスト自体はなかなか（ギャグを含め）優秀ですが、いかんせん大きな出来事がない日が結構な日数続くんで・・・。
久美景の登場は良いアクセントでしたが、もう一息何か欲しかったような気も。
なんだか微妙に叩き気味な上春花のことをほとんど書いてませんがここらで(^_^;)。
あんま褒めてませんが終盤は結構夢中になれたんで評価はなかなか良いです（ ´∀｀）
とりあえずあんまり春花自身がヒットしなかったのでこんな冷静な（？）文章になっちゃってる次第であります。
お次は青葉ですかね。
ツンデレ大好き管理人、まあ青葉は多少度が強すぎる気もしますが、それなりにはヒットしてくれることでしょう。
ちなみに１周が長すぎるこのゲーム。
２周プレイしたら『ＡＬＭＡ』というエロゲーにしばらく浮気することが決定してたり（笑）。
高屋敷 青葉（2005/11/16）
満足、満足（ ´∀｀）
共通ルートのあまりの長さにゲンナリしたものの、個別ルートに入ってからの質が上々だったのでまあ結果オーライと言ったトコですか。
春花ルートに比べると家族計画もまた再開の余地があったり、自分好みの終わり方したのも良かったです（ ´∀｀）
ただまあ高屋敷の家が燃えた直接の原因となったり、銃で撃たれた直後何の役にも立たなかったり、末莉の印象はさらに悪くなりましたが(^_^;)。
あとシナリオ部分で印象に残ったと言えば日記ですか。
確かにおもちゃを筆頭におかしい部分はでてきましたが、こういうオチをつけるとは・・・。
素直に感心です（ ´∀｀）
話変わって青葉自身のほうですが、キャラ設定やらはまだともかくとしてツンデレキャラとしては正直イマイチだったかと。
とにかくデレ状態になるのが遅すぎるんですよね(;´Д｀)
萌える前に終わっちまったというか・・・。
理想としては
序盤：ツンツン
↓
中盤：だんだんと氷解
↓
終盤の出だし：デレ状態に
↓
終盤の中ごろ：デレ状態になったものの１つのハプニングが
↓
ＥＤ間近：ハプニングを見事解決し、さらに結束は深まる
↓
ＥＤ：ムヒョー(ﾟ∀ﾟ)
こんな感じですが、青葉はもう氷解もデレもムヒョーもＥＤ間近で完全に凝縮・・・はさすがに言いすぎなものの、共通ルートが鬼のように長い関係で実質的に感じるイメージはこんな程度(;´Д｀)
さっき書いたとおり萌えてるヒマもないまま終了なんですわ・・・。
『メモそれ』の雅とかはまさにこの路線のとおりに進行、ツンデレ好きには死ねたんですがね(^_^;)。
最後にちょっと関係ないグチ(^_^;)。
青葉シナリオの際、真純が出ていくシーンまったくテキストが繋がってないです(;´Д｀)
司が真純の書き置きを発見。
出ていったことが発覚した時春花も一緒にいたのに、次のシーンでは末莉と共に「真純は？」発言。
・・・オーイ、インターチャネルさんよ(;´Д｀)
いかに誤字がなかろうとコレじゃダメやん(´Д｀)ノ
と、こんなトコで。
割と短めにまとめてますが、春花シナリオより遙かに良かったですね( ´∀｀)ｂ
お次はこのＰＳ２版で新たに攻略できるようになった景です。
ただこの景、ルートに入るには誰の好感度も上げずに・・・要はバッドＥＤ的なルートなので、その分ボリュームが異常に短そうなのが不安ですが(;´Д｀)
久美 景（2005/11/22）
え〜っと今回は最初に簡単なあらすじを書かせていただきます。
ＰＣ版は好評だったもののＰＳ２版はそう売れたという話も聞きませんし、ＰＣ版のみの経験者ってのも多そうですしね。
いつも私のレビュー『プレイしてるのが前提』な書き方してますが、今回はまあ特別ってことで(^_^;)。
ちなみにココは後から付け足してる文章なので、後ろとまったく文章として繋がってません（爆）。
さて、まずは復習の時間。
家族計画も佳境の頃、春花関連のマフィア騒動が起こるのを覚えてますでしょうか。
んで、その際真純や純等、数名が高屋敷から出ていっちゃいますよね。
その出てっちゃう直前までは（他のシナリオと）同じなんですが、こっから景独自のシナリオとなります。
以下箇条書きチックに流れを。
なお完全なるネタバレですので、今後プレイ予定がある方は意地でも回避してください(^_^;)。
今回は司が真っ先に高屋敷を出て行く→流浪の身
↓
時を同じくして景の勤めてた施設が破産、景は解雇→流浪の身
↓
同じような境遇の２人がばったり会い、意気投合。
↓
まずは司のバイト先、劉さんを頼ることに。
↓
だが劉さんはいつもどおり春花関連のマフィア騒動で店を閉め、それどころじゃない→司、仕事すらなくなる
↓
だが劉さんは住居は提供してくれる模様。条件として楓（＝劉さんの妹）の保護→司、景、楓の３人パーティー結成
↓
住居到着。高屋敷と同程度の広さ。３人しかいないので１階だけの使用で事足りる状態（←密かに重要）。
↓
とりあえず生活用品やらの買出し等、地味なイベントが少々。司はその場凌ぎのバイトやらを始める。
↓
ある日突然景が小夜（＝施設にいたガキ）を連れてくる。人見知りが酷く他の施設にまわすのは心配なので、ココで面倒みることに→４人パーティーに
↓
さらに日数が進み、今度は行き倒れの由利（＝春花シナリオに出た少女）を司が発見。
↓
何でも由利の一家は株の大暴落やら色々な面で破産、ホームレス状態。色々あって親２人が金策に行ってる間、由利の面倒をみることに。
↓
司、景、楓、由利、小夜の５人での第２家族計画（？）発足。
↓
テキトーに海やらのイベント。それなりに景との仲も深まる。
↓
家の２階に幽霊が出るという噂が・・・。
↓
しかしそれは密かにやってきた高屋敷の面々（寛、末莉、春花、準、青葉、真純）だった。来た理由はいつものごとくマフィア関連で高屋敷が炎上したため。
↓
だが司らは主に１階、高屋敷の面々は２階で生活してるのでお互い存在に気づかないという奇妙な状態。
↓
色々あって景と非常に良い感じに。
↓
これからって時に何故か屋根が突き破れ、２階から寛らが落ちてくる。
↓
ＥＤ（爆）
ちっと長くなりすぎましたかね(;´Д｀)
でもまあこんな感じです。
んじゃコレを踏まえて以下のレビューをどぞですヽ(´ー｀)ﾉ
・・・まあコレはコレで良いんじゃないですかねぇ(^_^;)
内容というほどのモノは存在しなかった上、景シナリオなわりにそこまで景メインってわけでもなし。
どちらかと言うと景を含め由利や楓等これまでの脇役キャラに対しての活躍の機会を設けたって感じですかね。
（パッケージの裏に載ってた）景や楓の１枚絵はともかくとして、春花シナリオの終盤少し出た程度の由利すら同等の扱い、つまりはベランダでの雑談ＣＧが用意されてるのにはかなりビックリしましたよ(^_^;)。
小夜のほうも軽いイベントを用意してたり、新たに（？）花札のスキルなんかも装備させて個性を出させていて○（ ´∀｀）
さすがに高屋敷の変態どもにはインパクトの面でかないませんが(^_^;)、この４人との家族計画も新鮮で良かったですね。
ところで料理スカだったり愛情表現が総じて変化球（＝ギャグぎみ）だったりと、予想以上にチャランポランだった景より楓のほうが遙かに好感持てた私は少数派ですかねぇ（´・ω・｀）
まさに献身系のスタンダードを貫いたキャラかと(´∀｀)
（最後は高屋敷の面々にグチャグチャにされましたが）一応景とハッピーＥＤは迎えているので、どうせなら元婚約者ってことで楓へのＥＤルートも少しで良いので用意して欲しかったですな。
・・・まあこのシナリオＥＤスタッフロール後のエピローグがなかったので、実際のころどうなったのかは謎なんですけど。
う〜ん・・・前述のとおりシナリオにあんま内容がないんで書くことないですねぇ(;´Д｀)
あと気になった点と言えば、コレは内容とは直接関係ないですがこのシナリオはＰＳ２用に新規に作られたようで、当然声も録りなおし。
それ自体はごく普通な話ですが、（他のキャラは気にならなかったものの）末莉だけ明らかに演技忘れてるのが・・・(´Д｀)ノ
普段のシナリオに比べあからさまに声のトーンが高いですもん(;´Д｀)
共通ルートのほうでもたま〜に末莉は「ココ録りなおしてるな(;´Д｀)」ってシーンがありますし・・・
なんでこの人だけ忘れてるんだろう（´・ω・｀）
まあこんなトコですかね。
次は準かその辺にいくつもりですが、その前に『ＡＬＭＡ』を１周混ぜる予定であります( ´∀｀)ｂ
高屋敷 準（2006/01/20）
今までで一番『家族計画』って感じのＥＤだったのが良かった反面、準シナリオに入ってからほとんど準本人が出てこなかったので、どうにも準のシナリオやってる気がしなかった・・・ってのが感想ですかねぇ(^_^;)。
まあそもそもコレはＰＣ版からの（Ｈシーンの削除やらを除いた）加筆がされてないと思われるシナリオ。
後々（＝ＰＳ２版）景シナリオを追加するなんて考えはＰＣ版開発時には当然ないため景にもそれなりのスポットが当てられており、結果として（準というよりは）姉妹のシナリオみたいなイメージになるのはある意味必然でもあるんですがね(^_^;)。
・・・ストーリー中印象に残ったのは、やはり準＆景がメシを食えなかった理由でしょうかねぇ（´・ω・｀）
いやはや、なかなかダークでありました(;´Д｀)
欲を言えば『何故両親揃って狂ってるのか』とか『結局は死んだみたいだがそのエピソードやらもキッチリ描写して欲しかった』あたりがありますがまあ良しとしましょうか(^_^;)。
準がまるで人の作ったものを食えないのに対し、景は牛丼程度なら何とか食べられるという差はスープにあったんですな（´・ω・｀）
さて、感想と言えるのはこの程度だったり(^_^;)。
というのも、準が金を必要としてた理由は共通ルートやってるだけで薄々わかるようになってますし、その他景シナリオを先にプレイしてるため景の内情やらも元々だいぶ把握してましたからねぇ。
つーわけでチョイと疑問に感じた点。
何故この２人って名字が違うんでしょう？（´・ω・｀）
コレについてまったく説明がなかったんですが。
特に異母姉妹やらういったことはないようですし、園長先生の名字は氷室なので施設関係から名字をとったわけでもないですし・・・。
あとは何だかんだで青葉も最後には打ち解けてた点ですか。
まあラスト、盛り上がるところで１人だけツーンとしてたらアレなんで歩調を合わせるという意味では問題ないんですが・・・青葉ルートで司があれだけ苦労してたのを考えると何だかなぁ、と言った印象もありましたね(^_^;)。
家が焼けて正気になったということにでもしておきますか。
そいや密かにこのシナリオ、青葉本人のシナリオでは途中退場だった鳥（＝カラス）がラストまで健在でしたな（ ´∀｀）
まあこんなトコですか。
お次は真純ですかね。
正直なところ相当どうでも良いキャラなんですが（ぉ、もう１人の末莉なんぞはもはや今までやったギャルゲー史上最凶にキライなキャラにまで成長してるのでなかなか本能が攻略したがらないんですわ（謎）。
一応レビューのために末莉も最後にプレイするつもりですが、気が乗らないにも程が・・・(;´Д｀)
高屋敷 真純（2006/02/10）
だ〜・・・(;´Д｀)
いやねぇ、シナリオはまずまず良かったんですが、真純そのものの印象がそれはもう底辺なもので・・・あまり感情移入やらはできず、と（´・ω・｀）
最後は添田（＝真純の元婚約者）に対しキッチリしてくれましたが、それまでのあまりにも煮え切らない態度＆自主性のない行動全般がねぇ・・・。
正直最後のあのワンシーンだけで挽回できるはずもなく、結局同じく印象最悪の末莉＆春花よりは若干マシかな、とこんな程度であります(;´Д｀)
しかもキッチリしたとは言え最後にも３００万渡して・・・。
青葉じゃないですが平手打ちくらいして欲しかったものです、ホント。
見てるこっちがスカっとしませんわ(^_^;)。
あとは（まあ真純に限ったことじゃないですが）展開自体他のキャラと大差ないので特に言うこともなく（´・ω・｀）
ただ準と同じく最後には全員高屋敷に復帰。
準の時はキレイに締まりましたが、今回は蛇足じゃないですかねぇ(;´Д｀)
（準の時と違って）家まで元通りになってますし。
どこにそんな金あったのかと(^_^;)。
なんだか自分でも笑っちゃうくらい内容がない上グチだらけの感想になっちゃいましたがここらで(^_^;)。
・・・と思ったらまだ１つありました、グチが（ぉ
司を助けるために大火傷した真純の手ですが、せめて包帯つけた立ち絵くらいは欲しかったです（´・ω・｀）
ってゆーか１枚絵ですら火傷について描写したのってありませんでしたし。
さて、ようやく最後に末莉やってこのゲーム終焉であります。
もう飽きた・・・と言うより疲れましたね(^_^;)。
やっぱり既読スキップ乱用しようが長いと感じる共通ルートがキツイですわ(;´Д｀)
高屋敷 司
このゲームの主人公。
家族（の絆）を極度なまでに嫌悪する点＆春花を異様にかばったあのシーンが多少イラついた、コレ以外はそれなりにまともな印象ですかね。
（家族うんぬんを）嫌いな理由も非常にわかりやすいものでしたし、なかなか好感でしたね（ ´∀｀）
それと基本的に良いノリしてるのが○。
寛とのやりとり全般もそうですが、
真純との屋上での会話『商店街スタンプ』→そんなもん持ってねーよ
末莉シナリオでの選択肢『慰める』→何でコレしか選択肢ねーんだよ
みたいにヘンな選択肢選んだら主人公自身からプレイヤー等にツッコミが来るってのは斬新で良かったですね〜ヽ(´ー｀)ﾉ
高屋敷 寛
あ〜・・・表現不可能(^_^;)。
暴走しすぎです、このオッサン。
変態揃いの高屋敷の面々の中でも郡を抜いてレベルが高いです(^_^;)。
架空の視聴者といきなりジャンケンするわ、顔文字だけで話し出すわ、トイレの屋根裏に潜伏するわ・・・このゲームのコメディ部分を一手に引き受け活躍してくれました（笑）。
ただ正常に戻ってからの見せ場がなかったのが残念というか不服というか・・・（´・ω・｀）
普通この手のキャラって普段はおちゃらけててもやる時はやるっ！！みたいなイメージがあるんですがねぇ。
終盤末莉失踪時の盗聴器は不発。
正常に戻ってからマフィア関連の問題には逃げに専念。
しかも３００万の借金背負ってひよひよファクトリー（爆）。
実はまだ末莉シナリオだけ終わってない状態でココ書いてるんですが、何とか末莉シナリオくらいはまともな活躍を見せて欲しいですね。
劉 楓
出会い方こそキテレツだったものの、性格自体は家族計画の中で郡を抜いた常識者。
もはや必然的に好感持てましたね(^_^;)。
景シナリオのみ結構深く関わってくるわけですが、ココでも特に破綻した部分はなくむしろ上々の印象（ ´∀｀）
（景シナリオでも書きましたが）この娘とのハッピーＥＤもオマケ程度で良かったので用意してもらいたかったものであります。
高屋敷 末莉（2006/02/18）
注：ありえないほど辛口なので文章全体を隠しています。末莉に多少でも好感を抱いてる方は回避を願います。読んでから掲示板やらでグチられても困りますので(^_^;)。
特に問題ない方は反転してご覧ください。
まあ・・・シナリオがかなり良かったから、まだこうやって平静な書き出しができてるわけですが
正直、ここまで嫌いになったキャラはいない、と(;´Д｀)
もうね、言動＆行動の全てが許せないわけですよ（爆）。
末莉独自のルートに入ってから（＝末莉が高屋敷から逃げ出し、親戚の家に行ってから）だけでも
赤の他人と言いながら→夜中に電話
もう帰ってこれないと言いながら→また電話しても良いですか？
親戚に虐待喰らってるのに→「平穏な生活を送ってます」とウソをつく
手を差し伸べてくれるのを待ってるのが見え見え・・・(;´Д｀)
共通ルートだと末莉家出の原因になった『青葉に鍋ぶっかけ事件』。
アレとか謝りもせずに逃亡ですよ？（´・ω・｀）
放心はまだ許せるにしても、そりゃねーだろうと。
あんだけ家族家族日々うるさかったくせに自分はコレで良いのかと。
しかもコイツ専用ルート入った後春花や真純やらが次々に高屋敷から抜けてく際「家族だから身勝手にいなくなっちゃいけないんですよ！」とかぬかしやがりましたよ(;´Д｀)
ええもう自分の家出なんか完全に棚にあげてますよ。
これじゃ自分の思い通りにいかないからヒステリ起こしてるのと一緒ですよ。
そして司本人もウンザリしてた『いらん子病』・・・（´・ω・｀）
何かしらトラブルを起こすたびに「私っていらん子なんですかね・・・」
いやもうホントにいらねーからオマエ(;´Д｀)
自分の居場所を必死になって探してるってのは十分理解できますが、それでも「休め」と言われてるのにそれを突っぱねてまで無理して家事等した挙句倒れ、相手に迷惑をかける。
自爆であります。
しかも困ったことに一度で学習できず、何度も無理して倒れるのであります。
もう手に負えないのです（´・ω・｀）
ってゆーかそもそもコイツ専用シナリオだけじゃなく、家族計画そのもので感心するようなシーンがなかったんですが(;´Д｀)
私的に好感度サッパリの真純でさえ末莉に対し母性を見せるシーン等、時折それなりにまともなものを見せてくれたものですがね。
共通ルートどころか他ヒロインのルート、例えば青葉シナリオでもコッソリ屋根裏に隠れてた挙句、コレがある意味引き金になって司はマフィアに撃たれた、と。
しかもココでも放心。さらに失禁（爆）。
何の役にも立たないのであります（´・ω・｀）
・・・まあさすがにこのシーンは極端すぎる例ですがね。末莉じゃなくても動けなそうですし。
え〜と、それなりにグチは済んだので少しシナリオの感想も書いときましょうか(^_^;)。
まあシナリオはさすがメインヒロインと言うことか、家族計画としてはスタンダードな作りになっとりましたな。
専用入ってからも結構他ヒロインと共通テキスト多かったですし。
ただこれまたメインと言うことでシナリオそのものが長すぎたのがダレましたね(;´Д｀)
元々嫌いなヒロインということもありますが、それでも一緒に暮らすようになったあたりでもう疲れてましたよ(^_^;)。
あそこで半年の猶予うんぬんの話が挙がるわけですが、まさかホントにあそこから半年続くとは思わなかったワナ(´Д｀)ノ
まあでも最後の高屋敷復興委員会とか良かったですけどね（ ´∀｀）
真純みたいに唐突にＥＤで高屋敷が元通りになってるのよか、よっぽど現実的でしたし。
まあこんなトコですか。
１１月、正確には１０月の下旬からスタートした家族計画もついに終了。
ムービーやらはあっても音楽モードが存在しないので、おそらくもう起動はないかと（´・ω・｀）
レビューのレビュー（フリートークです）
『シナリオは秀逸だがキャラがあまりにも馴染めなかった』
最近冒頭でヘンにインパクトというか突拍子もない文章持ってくことが多くなったので、もっとわかりやすい私の印象を載せてみました(^_^;)。
真純や末莉で繰り返し述べてますが、とにかくキャラが自分に合わなかったですね、このゲームは(;´Д｀)
まあそもそも『何らかにおいての社会の負け組』みたいな連中が集まって『家族計画』を興したわけですし、どこか精神面やらで異常があるのはおかしくはないんですけどねぇ・・・受けつけはしなかったですね、やはり（´・ω・｀）
これから例によってキャラの好感度やらを書くわけですが、シナリオはともかくとしてキャラは青葉・景・準の上位３人を除くとみんな嫌いと言えるだけの酷い印象であります（爆）。
ギャルゲーそろそろ１０年くらいやってるわけですが、こんなゲームは初めてです（´・ω・｀）
シナリオ 青葉＞＞末莉＞＞＞春花＞＞景＞準＞＞真純
キャラ 青葉＞＞＞＞景＞＞＞＞準＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞真純＞＞＞（超えられない壁）＞春花＞＞＞（超えられない壁）＞＞（超えられない壁）＞＞（超えられない壁）＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞＞末莉
ちなみにサブの楓をキャラに加えた場合、青葉の次に躍り出ます。
またしつこいくらい壁がある末莉ですが、その辺は本文中から察してください(^_^;)。
一方シナリオは全体的に満足なのもあってかなりテキトーにつけてたり（ ´∀｀）
プレイ時間・・・・・・・詳細な時間は出ないわけですが、５０〜６０時間くらいやってたんじゃないかと(;´Д｀)
いや、地味に既読スキップなしで３周くらいしてるんで（死）。
