To Heart2

名前のとおりのゲーム。PC版も含めると10年近い時を経ての続編になりますかねぇ。私はPS版しか1はプレイしてないのでわかりませんが(^_^;)
またこのゲーム、このご時世にギャルゲーで10万本以上出荷したようです。大したものですわ。

各キャラの印象(クリアした順番に書いてます。またとなりの日付はクリアした日です)
向坂 環(2005/03/09)



ラストスパートは悪くなかったんだが・・・



特に貴明がこれまでの告白を冗談として受け流してたことに対し、タマ姉が憤慨するシーンなんかは良かったですね( ´∀`)b
その後自分も冗談で終わらせちゃったことを懺悔したりするあたりは「あぁ、コイツも勇気がなかったんだんぁ〜
(´∀`)」と。
ベタながら○でした。


・・・が、あとは(=序盤〜中盤)せいぜい平均止まりってトコでしょうか
(;´Д`)
前作もそうでしたが、今作も完全な初心者用ギャルゲーになっとりますな。
1プレイ時はともかく、現在の私はもう自負できるほどのヘビーなギャルゲーマーになっとりますんで
(^_^;)、このレベルで絶賛はできませんなぁ・・・。


・・・あ゛〜、シナリオってほどのモノがないから全然書くことねえっス(滝汗)。
これで終わるのはあまりにアレなんで、とりあえず1周プレイした現段階での全体的な感想でも
(^_^;)
実に忠実、かつ一言で表現できる単語がありました。




劣化版To Heart1



以上です。
はっきり言って(現段階だと)全ての面において1より下回ってますね
(´Д`)ノ
特にほぼ全て過去のモノをアレンジしただけのくせに、1つも原曲を超えてない気がする音楽がちょっと酷いかな、と(激汗)。

TOPや掲示板で何回か書きましたが1未経験者が限定版購入、1→2と続けてプレイするのはホント勧められないです
(;´Д`)
だって進化してないんだもん(爆)。


なんか散々書いてますが、1と比べずにその辺のギャルゲーとの比較であるならば十分通用するゲームだと思いますね
( ´∀`)b
特に(まだ出てないキャラも数人いるものの)こういった萌え系ギャルゲーの最重要要素と言えるキャラ設定が、丁寧かつとっつき易く作ってあるのは実に○でした。


さて、お次は由真です。

いわゆる本命ですんで、この娘がコケたら私的なこのゲームはある意味終焉です・・・(^_^;)


十波 由真(2005/03/13)
あ〜、アレですね。



無理に後半シリアスな展開にしてみたら、かえってパッとしなくなっちゃった系のシナリオ



かなり辛めに書いてますが、扱ってるテーマは凄まじく良いんです。
ま、簡単に言って『自分の将来』及び『自分で決める将来』と言ったあたりなんですが、これは間違いなく誰もが考える、言い換えれば誰もが共感できるテーマですから。
もしゲーム中のキャラと同年齢程度の方ならさらに共感できることでしょう。


ただそれに関する表現の仕方が・・・ね
(^_^;)
ああいう活発な面を散々見せといて実は令嬢、将来に向けてのレールは既に敷かれていて、でも由真自身はそれに関して自分自身どこか納得していない・・・。
ここまではシンプルかつ良いです。




が、余計な伏線の多さ(十波→長瀬の件、メガネの件、卓球の件を境目に別人格と言えるほどに冷淡になってしまった件)がやや足を引っ張ってる気がします。


ってゆーかぶっちゃけこの伏線全部必要なかったような・・・
(^_^;)
まあ最近伏線バリバリのシナリオが幅利かせてますしそれに合わせたんだと思いますが、私的にあんま成功してるとは言いがたいかと。

おそらく世間での今作及び『To Heart』そのものの認識のされ方は『定番な純愛学園モノ』なんですから、もうちっとシンプルでも良かったと思いますね。
例えば無理に長瀬を混ぜずに、普通に『実は由真は令嬢だった』でも問題なく通るんですから。
・・・まあ古くからのリーフファンに長瀬ははずせないことも当方は理解してますけど(ニヤリ)。



あとは・・・まあ以前TOPにも書きましたがやけにシナリオ自体が長いトコですか
(^_^;)
まだ2周なんで、ひょっとしたら前回プレイしたタマ姉シナリオが極端に短いだけかもしれませんが、とりあえずタマ姉に比べ3時間も差が出たのにはびっくりしましたね
(´Д`)ノ


批判ではないんですが、時間配分がうまくいかずラストのほうではもう私自身が(体力的に)フラフラでした(笑)。
最後は(タマ姉シナリオでの経験から)1〜2時間ほどで終わると思って4月の19日あたりからブッ続けだったんですが、ご存じのとおり5月の18だか19だかくらいまでこの由真シナリオは続くわけで・・・
(;´Д`)



う〜む、ここらで。
あ、由真自身は相当良かったです
( ´∀`)b
ツンデレ系(※)の基本を踏まえつつ、妙にズレた意見や、物事の直線的な考え方等、味付けがなかなかうまかったと思います。
あとは完全に私的な意見にもなっちゃいますが見た目的にも、ですか。
・・・まあプレイ前は『胸がデカくなっただけの葵』とか『髪が青くなっただけの詠美@こみっくパーティ』みたいな印象でもありましたけど
(^_^;)


※ツンデレってのは基本的に普段はツンツンしてるけど、主人公に惚れた途端デレデレになっちまう娘を指します。
『みずいろ』の清香、『グリーングリーン』の双葉、『メモそれ』の雅、『Never7』の沙紀、それと上で挙げた詠美なんかも系統として当てはまりますね。
もちろん人によって(ツンデレそのものの)解釈はやや違うでしょう。


小牧 愛佳(2005/03/19)



なんかもう言うことねえなぁ・・・( ´∀`)



今まででダントツに良かったですね( ´∀`)b
やはりTo Heartはこれくらい直球じゃないと。
まあところどころ演出過剰気味だったり強引な部分もありましたが、別にシナリオの辻褄あわせを重要視するタイプじゃないんで、はっきり言ってどうでも良いです
(^_^;)


さて、言うまでもなく見所は『ふたり揃って異性が苦手』なトコでしょうかね(ニヤリ)。
この手のタイプって(特に最近は)ほとんど見かけないので、定番的な流れながらも新鮮味もあって実に◎でしたね
(´∀`)

そもそも最近のギャルゲー主人公って大抵女の子に慣れきってる上、最初から彼女持ちとかも稀にいるくらいですし(^_^;)
まあ時代の流れと言えばそれまでですが、もうある意味『ギャルゲー』じゃないですよね。
もともとギャルゲーって『女の子と仲良くなるまでの過程』を楽しむゲームだったんですから・・・。

だからと言って「だったら他の言い方があんのかよ」と言われるとそれはそれで困るんですけどね
(^_^;)


無意味に話が逸れたので気を取り直して・・・今度はシナリオについてなんですが、愛佳シナリオの発端とも言うべき郁乃(=妹)に良い自分を見せようって部分に関して、別にわざわざ懺悔するほど腐った理由には感じなかったので特にどうこう言うことはなかったり
(^_^;)

別に人間として自然に出ておかしくない感情ですし、なんら卑屈になるようなことではないはずなんですが、まあやはりそこは委員ちょってことですか
(^_^;)
とりあえずシナリオ中何度も「それって謝るようなことなの?」と思ってましたよ。



また郁乃についてですが・・・コイツ絶対将来貴明のこと好きになるでしょうね。
今まで狭い世界にいたってこともありますが、何よりヘビーなギャルゲーマーから言わせてもらうと『そういうオーラ』が出てます、コイツ(笑)。

例を挙げると君望の涼宮茜みたいなものでしょうか
(^_^;)



あ〜ま〜、ここらで。
つーか現在朝8時半。
もう体力の方が相当アレなんで、コレ以上書いてもきっとロクな文章にならんでしょう
(´Д`)ノ

今度は由真の際の経験を生かして結構時間配分をうまくやったつもりなんですが・・・妙に1日当たりが長かったのが原因か、結局ほとんど変わらない始末だったり(;´Д`)


笹森 花梨(2005/03/23)


・・・練りこみ不足ですかね(^_^;)。


ボリューム面を筆頭に色々足らない気がしました。
ってゆーかボリューム。
いくらなんでも由真や委員ちょと比べ差がありすぎじゃないですか?
(;´Д`)

上記の2人が5月の中旬まで続いた経験を生かし、今度こそはと思い前日は4月の25日で終了。
ちょうど25日はゲーセンで花梨とデート。
しかも去り際に花梨が「今までありがとう」と、
おっ、コレはそろそろシナリオに変化がくるか!?と思わせるような出来事が発生。
やめるタイミングとしては完璧。

んで次の日3時間用意して準備万端・・・だったんですがご存じのとおり翌26日でED。
時間にして1時間弱。
いやもう、苦笑いするしかなかったですね
(´Д`)ノ
このゲームホント私をバカにしてます(^_^;)


・・・まあ思い出話(?)のほうはここらにしてシナリオの方なんですが、ぶっちゃけ最後の山火事うんぬん以外は内容もクソもないので書きようがなかったりします(爆)。
このTo Heart2・・・というかTo Heartシリーズそのものは本来普段の日常会話を重視した作品なってはいるものの、中途半端に電波入ってるこの娘の場合(普段の会話にまるで中身がない・・・というか言葉のキャッチボールになってないため)それも当てはまらず、結構キツかったですね。


しかも最後の山火事にしても割とありがちな展開。

このイベントにおける最重要課題(?)であろう『花梨って普段はあんなだけど根はとても良い娘だよ』ってのはちゃんと伝わってきましたが、ややパワー不足というか、コレだけで今までのキチガイぶりを挽回するのはキツイかな、と(^_^;)


またキャラ設定にしても、普段は明るいものの最終的には『哀れな娘』って捉え方させるようになってるんですから、『友人がいない』等の哀れ用スキル(?)も装備させたほうが良いと思ったんですけどねぇ。

ただこれはゲーセンの際それとな〜く花梨の口から発せられるだけで、(普段の行動ぶりから察するに)実際に友人が存在するかどうかはかなり微妙なんですけど
(^_^;)


それとこの娘明らかに最初から貴明に好意持ってますよね。
コレってキッカケなんなんでしょうか?
やはり派手な出来事なんぞはなく、同好会に加わってくれたことが第一と考えるべきですかね。

委員ちょには劣るものの、この娘も男に対する耐性かなり低そうなんでこの辺も影響されてますか。


う〜ん、なんだか途中からただ質問並べてるだけになっちゃいましたがここらで。
そいやシナリオ中に隠しキャラがチラっと出てきましたなぁ
( ´∀`)

ってことで次回はルーシーだったんですが、急遽隠しキャラを攻略しようと思います(爆)。
見た目が割と良かったことに加え、どうも昔から知り合いっぽい雰囲気。
なんだか内容がありそうなシナリオを期待できるので
(´∀`)

とりあえず現段階で攻略可能なフラグが立っているか、攻略サイトでも見てきましょうかね〜。


草壁 優季(2005/03/25)
現実味なんてカケラもなく、『超正統派学園モノ』であるこのTo Heart2にはあんま相応しくないシナリオかもしれませんが・・・



良かったです、かなり( ´∀`)



この草壁シナリオに入ってからの実際のプレイ時間は約1時間半。
これまででもうブッチぎりに短かったわけですが、過不足ないシナリオの構成が素晴らしく、特に不満には感じなかったですね。

そればかりか(短いだけに)水族館でのデート、挿入歌、衣装替えと、1つあたりのイベント内容が非常に濃く◎。
自販機ネタ3連発等、明らかに無駄な部分もあった由真シナリオなんかに比べると雲泥の差ですね。

ついでに言うとあの自販機ネタは別に不要とまでは言いませんが、放課後イベントに入れるのではなく、普通に学校での活動中に入れれば良かったのでは?と思いました
(^_^;)


・・・話を戻して再びシナリオの話。
前述した『1日1日が充実してた』点に加え「結局コイツの正体はなんなんだ?」という謎解き要素(ってほどでもないが)がシンプルな味付けとしてうまく機能してましたね
( ´∀`)b
『普通の人間ではない』ってのは誰でもすぐわかりますが、それ以外はなかなか断定できる要素がなかったトコも○。

幽霊かと思いきや触れたり、やたら流星うんたら言ってることから、星の力か何かが関係してるのかと思いきや、(水族館イベントで)夜以外でも活動可。
その他普通に飲み食いしてるので、結局私は最後まで断定はできませんでした。


・・・まあ結局のところのオチは、非常に納得いきづらいモノでしたけど
(^_^;)


そしてED。
ハッピーEDにしたのは私的にかなり冒険だったような気がします。

というのも、ギャルゲーたくさんこなしてる方はすぐ感づくでしょうが、もう流れ的に本来死亡じゃないですか、この娘
(^_^;)

ラスト直前で貴明が「草壁さんのことを鮮明に覚えてるうちは、たくさん思い出そう」だか言ってるシーン。
もう私はアレで終わりだと思ってました。
アレだと全てキレイにまとまるわけですし。

しかもその直前の病室でのシーン。
最初草壁と見せかけ結局はこのみ。
あそこって『もう草壁はこの世に存在しない』というイメージをこっちに植えつけるような描写ですし。


でもあえて登場。
お互いにこれまでのことを覚えてたり、かな〜り予定調和入ってる部分から「あぁ〜、やっぱ一般ユーザーもある程度意識したギャルゲーなんだな」ってのを、再認識することとなりましたね
(^_^;)

だって普通のギャルゲーなら絶対登場なんかさせないでしょ、あそこ。

別に登場させたことを批判はしませんが、登場させると(ただでさえグチャグチャだった)これまでの設定が余計つじつま合わなくなるので・・・と考えると上で書いたとおり『冒険だったな』と、こういう感想が出るわけです。


と、まあこの辺で。
久しぶりに好感触だったのにもかかわらず書けることもたくさんある、良いシナリオでした
(´∀`)

最初は期待ハズレみたいな感想でしたが、このゲームの評価は尻上がりに上昇してますね。

さて次はルーシー。
今の草壁に続き、まだ一度も会ったことがないキャラです。
何周しても新鮮な気分で臨めるのもこのゲームの良いトコです
( ´∀`)b


ルーシー・マリア・ミソラ(2005/04/01)


ほう・・・


草壁さんの時のように最後ご都合主義で締めると思いきや、そのまま終わるとは。
コレはコレで良いと思いますが、ちっと不完全燃焼な感もありますわな
(^_^;)

貴明が一緒にるーに行っちまったら展開としてはおもしろかったんですけどね(笑)。


シナリオ的には・・・(と、ここでEDスタッフロールが終了)




・・・は?( ゜Д゜)



ま、まさかスタッフロール終了後に帰ってくるとは(^_^;)
さすがにもうこれで終わりと思い、レビュー書き始めてましたよ。

ってゆーかこのED後のエピローグ




凄まじく蛇足じゃないですか?(;´Д`)



きっと距離の離れすぎ等が原因で、貴明には数週間程度の時間でもるーこにとってはとてつもない年数だったってのが全てのカラクリなんでしょうが・・・にしろ色々ムチャが(´Д`)ノ

目立つモノでも


・姿がまったく変わらず(まあ地球人じゃないんであからさまにヘンってわけでもないんですが)

・自ら言ったるーこという呼称を忘れてる(意味不明。るーこにとって大事な名前のはずなんですが・・・)

・許婚等各種細かい設定(必要性が謎。流れ的にはるーでの罰が終了したから再度貴明の元へやってきたはず。だったらそれをそのまま伝えれば良いのでは?)


う〜む、消化不良が多すぎです(;´Д`)
やはり私的にはあのままるーこが帰って終了か、あるいは冒頭で書いたとおりるーこが帰る時に貴明に何か行動起こして欲しかったな、と。


話を超戻してシナリオについてですが、全体的にはそこそこながら菜々子(=小学生)のイベントはかなり良かったですね〜
( ´∀`)b
非常にシンプルなので感情移入がしやすく、かつオチの雨乞いもうま〜く『るーの導き』とやらを組み込めてると思います(^_^;)

あとの花見やら前半イベントはまあボチボチ・・・。
連日のUFO探しも(貴明がそのうちダウンする展開を)なんとなく読めちゃってたので、やはりボチボチといったトコでしょうかね・・・。

とりあえずはED直前や小学生イベント等、光るイベントがあったけどED後のアレでやや減点ってのが総括でしょうか
(^_^;)
ちょっともったいなかったな、と。


そいやこのシナリオ中、初めて姫百合姉妹を拝むことができました
ヽ(´ー`)ノ
いやはや・・・関西弁は驚きましたね(^_^;)
ちょっと見た目では予想不可でしたわ。

ってことで次はこの姉妹でゴーです
( ´∀`)b
最後はクイーン・オブ・ぶきっちょのこのみさんに締めてもらうことにします。


姫百合珊瑚&瑠璃(2005/04/06)



・・・どうしちゃったの?この路線は (;´Д`)



To Heartとは思えないドロドロした人間関係。
それに加えやたら百合なイベント&珊瑚らの感情。

確かこのゲームのウリって『さわやかなハートフルラブストーリー』ですよね?
・・・このシナリオに限って言えば百歩譲ってもさわやかたぁ言えないような
(^_^;)

んでもって注目の(?)新メイドロボ、イルファ。
最初は「この娘も個別で攻略した〜い(はぁと)」な〜んて思ってたものの・・・物語が進むに連れだんだん理想のメイドロボ像が崩れ始め、もうEDでは暴走し放題
(;´Д`)

まあ一応貴明のこと旦那にしても良いって言ってるだけまだマシなんですが(何が


ストーリーのほうは・・・まあこういう路線なだけにあんま書きたいことはありませんなぁ。

と、まあそんなこと言っててもレビューにならんので少々。
結局瑠璃とイルファがやってたことって一緒ですよね。
一直線な感情が暴走して、いつの間にかその人の役に立つ(=自分の居場所確保)ことのみに集約。

んで2人揃ってそれがかえってその人の負担になるという空回り
(^_^;)

しかも珊瑚も含めみ〜んなマイナス思考なものだから、こっちとしてはかなり気分が滅入ります
(´Д`)ノ

言うまでもなく特に酷いのが瑠璃。
登場時から誰もが小学生のレッテル貼ってしまうような強烈なキャラですが
(^_^;)、一度珊瑚との仲が崩れ始めたら今度は今度でなんとまあ呆れさせる言動の多さか・・・(;´Д`)

まあ年齢が年齢なんで仕方ない部分もありますけど、ちっと(プレイしてて)苦しかったのも事実ですね。
意地っぱりすぎる点があるため、全てにおいてなかなか納得してくれないのがさらに↓です
(´Д`)ノ


なんだかストーリーに入ってから叩きっぱなしでしたが、ここらで。
や、テーマは良かったんですよ。
でもね、あの百合具合全開な部分が余計だったかな、と。
まあ男側が貴明しかいない以上、みんな貴明に矛先向かせるとそれはそれで君望みたいになっちまいそうですが
(;´Д`)

あと地味に気になったのが最終日の5月1日だけ異常に密度が濃いことですね。
時間的にも1日で1時間ほどかかりますし、内容もこのシナリオの全てに近いような状態。
レビュー書く身としては頭スパークしそうだったです・・・
(^_^;)


さあラストはあかり劣化版・・・もとい幼なじみのこのみ。
まあこの娘はさすがにヘンな路線いくとは思ってませんが、最後なんですからさわやか〜に終わって欲しいものです
ヽ(´ー`)ノ


柚原 このみ(2005/04/12)



初心者向けギャルゲーここにあり



ってトコですかね(^_^;)
幼なじみモノとしては良くも悪くも超がつくほどの定番モノでした。

ただ1経験者から言わせてもらうとアプローチの仕方が違うだけで中身はほとんど一緒だったようにも感じましたが・・・
(;´Д`)
貴明の立ち回り方(=態度の変化)とかかつての浩之と全然変わりませんからね。

私的には
『カラダで超える幼なじみの一線』みたいな感のあったあかりシナリオのほうが生々しくて良かったです。
や、別にハァハァがどうとかじゃないですよ
(^_^;)
まあプレイされた方はわかると思いますが、あそこってホントリアルで凄いんですわ。

それに比べると今回のこのみシナリオは確かに後半は盛り上がりますが、いかんせん初めから全年齢向けに作られてるだけにあかりシナリオと比べると低年齢向きというかなんというか・・・。

まあゲンジ丸を連れての独白シーン等、従順純粋なトコを見せるシーンはなかなか強く印象に残りましたし、実際良かったんですけどね。



とりあえず総括すると及第点ですかね
( ´∀`)
タマ姉をもう少しうまく使えそうな気もしましたが、あんまドロドロさせるのもこのゲームに合いませんしコレで良かったのではないかと。

そいやこのこのみシナリオはちゃんとしたEDが2つ用意されてますよね。
最後の選択肢で幼なじみのほうを選択してもそれなりのエピソードが待ってますから
(´∀`)

決着は付きませんが私はこっちのほうも結構好きだったりします。
ああいうハーレムチックなのもある意味ギャルゲーの原点な気がしますし
(^_^;)



・・・直球すぎて書くことないよ
( ´Д⊂
なんだかレビューは不甲斐ないデキでしたが、このゲームの締めとしてこのみシナリオはなかなか相応しかったと思いますねヽ(´ー`)ノ
あとは・・・前作で言う雅史EDでも見てその他CG回収ですかね。
そういうEDが存在するか調べてませんが、ここまで1と基本が変わらない以上どうせ今回も『雄二ED』が存在することでしょう。


河野 貴明
『女の子が苦手』という、今となっては化石じみた設定を装備した今作の主人公です。
まあでもその設定が強くシナリオに反映されたのは委員ちょシナリオくらいなもので、キャラそのものが特異なルーシーや、最初は色々あったものの基本的な性格はフレンドリーな由真、このあたりは全然序盤から普通に接してますけどね
(^_^;)

とりあえず(女の子が苦手という部分も含め)全体的に保守的な性格してるため、大昔から付き合いがあるこのみやタマ姉シナリオの際は今までの関係を崩したくない部分が強く出てヘタレな言動&行動が目立ったものです。
人間的に仕方がないことですが、ややイラついたのも事実ですかね
(´Д`)ノ


まあでも全体的には感情移入しやすい及第点の主人公だと思います。


向坂 雄二
立場的には前作の雅史にあたりますが、今回は主人公がああいう設定なだけにときメモの早乙女好雄みたいなキャラにされてしまいました(^_^;)

でも主人公いわくイケメンのようですし、一部メイドうんぬんが屈折してますが
(^_^;)そんな性格が破綻してるわけでもないですし、普通にモテそうに見えるんですけどねぇ・・・。
まあこれまた好雄みたいに『軽いイメージ』ってのがついちゃって・・・という流れでしょうかね。

また今回は(雅史と違い)帰宅部なので割とシナリオに介入してくる点が○だったですね
( ´∀`)b
このみやタマ姉は当然として、姫百合姉妹といった特に趣味等で接点がないトコにも関わってきて良かったです。


ところで雅史はアニメのほうで琴音とくっついたわけですが、同条件で考えるとコイツにふさわしいのは誰ですかねぇ・・・。
タマ姉は論外、草壁さんもまあ圏外、ルーシーあたりも相当微妙と考えると・・・由真、愛佳、瑠璃あたりが妥当でしょうか。

・・・なんかしっくりこないですな
(;´Д`)

俺的な総括



まあ悪くはなかったかな、と。



序盤のタマ姉や由真シナリオの時はどうなるかと思いましたが、終わってみればまずまずのデキに感じました。
普通のギャルゲーの平均を50点としたらTo Heart1が85〜90点。んでこの2が65〜70点くらいでしょうか。

とりあえず1と比べると
『ミニゲームがない』『ヒロイン数減少(珊瑚と瑠璃で統一なのがさらに減点)』がかなり痛かった上、サウンドテストがない、その他基盤があまりに1のままだったのもややマズかったですかね。
例えば今時CG鑑賞においてサムネイル表示されない点とか。
1の時代ならともかく今コレじゃさすがに減点対象になっちまいますわな
(´Д`)ノ


それと音楽。
約半分が1のアレンジに頼ってるのがちょっと・・・
(;´Д`)
オマケに私的には何一つ原曲(=1)を超えてるとは思えませんでしたし。

ただED曲の『ありがとう』だけは凄まじくゲームに合ってて◎でしたね
( ´∀`)b


グラフィック関連に関しては特に文句ないレベル。
OPアニメもPS2だと平均点か若干上くらいでしょうか。なかなか良くできてました。


CV(声)は、他のゲームで印象が付いてる人を起用したくなかったのか、散々ギャルゲーやってる私ですらこのみと瑠璃、ルーシー以外は知りませんでした(一応春夏さんも知ってます)。

ただ同じようなパターンだった『モノクローム』とは違い、全体的にレベルは高めで何の問題もなく○
( ´∀`)b
一応一言つけるなら・・・瑠璃の声がやや老けすぎのような(滝汗)。


まあこんなトコですかね。
そいや1のキャラは結局(?)出ませんでしたな。
まあ前作ヒロインの中に教師とかいたわけじゃないんで難しい面もありますが、来栖川関係で何か用意できなくもないと思ったんですけどね。まあテキストだけなら芹香お嬢様は散々出てきましたな(笑)。


レビューのレビュー(フリートークです)
今回は全体の印象を後ろにもってきてみました(^_^;)

これだといつもとは違い完全に前から書いてることになるので、私のゲームに対する評価の変動が少しはわかりやすくなるのかなぁ・・・とか思いまして。


んじゃまあ最後に恒例の良かったシナリオ&キャラの順位付けでも。

シナリオ   愛佳>>>ルーシー>>優季=このみ>環=由真>>花梨=姫百合姉妹
キャラ   由真≧愛佳>>優季>>>ルーシー=このみ>>>珊瑚≧瑠璃=環=花梨


こんなトコでしょうか。
シナリオはかなり下位でもキャラ自体になると急上昇する由真が見所(?)でしょうかね
(^_^;)

また世間で絶賛されてるタマ姉が私かな〜り下にいますが、一番最初に攻略したもののどうも肌に合わなかったですね。
特にやたらとある「男なら〜」発言が・・・
(;´Д`)
本編中ではありませんでしたが、もしタマ姉が男女平等を訴えるようなシーンがあったら私がタマ姉の頭を割っちゃうところですよ(謎)。

プレイ時間・・・・・・・45〜50時間くらいですかね。総プレイ時間が出ないのでちっとテキトー気味です(^_^;)。CG回収率100%です。

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