メモリーズオフ 〜それから〜

キッドの看板タイトルメモリーズオフの4作目。ここ半年ほど『マイメリーメイ』『想い出にかわる君』『メモオフみっくす』『モノクローム』と、キッドタイトルやりまくりです(^_^;)

俺的な印象


良作。


メチャメチャシンプルな出だしですが、このゲームを一言で表すと私的にはコレが一番しっくりくるかな、と。
前作想君と違いかなりギャルゲーとしてスタンダードに作ってあるので、大当たりはしなくても大ハズレって人もそこまでいないと思いますね
( ´∀`)b
このゲームからメモオフシリーズ始めるって人はあまりいないでしょうが、ギャルゲー初心者にも結構向くんじゃないかと感じました。

また今回は最近のギャルゲーにしては割と珍しく、結構萌え〜☆な部分を重視してる印象がありましたね。
ここんトコ『君が望む永遠』や『SNOW』、さっき挙げた『モノクローム』のような質重視とか鬱要素ありのゲームばっかプレイしてましたので、コレには大変癒されましたです
ヽ(´ー`)ノ

TOPを頻繁に見てくれてる方なんかはわかると思いますが、最初にプレイした(萌え寄りのシナリオである)雅&果凛シナリオ進行中あたりはこのゲームの私的評価恐ろしく高かったくらいですので(^_^;)



・・・パッとしない出だしだな
(;´Д`)
まあとりあえず細かい印象なんかを。


まずはグラフィック。
今回は2ndの松尾クンと想君の輿水クンがそれぞれ数キャラずつ担当、入り混じってます
(^_^;)
まあでもそこまで2人の絵柄に大きな差はなく、特にプレイしてて違和感はないんですけどね。

お気に入り1枚絵は雅の『外剛内幼』(屋上で弁当のシーン。特に差分)と、果凛の『スマイル』(砂浜で山を作ったヤツ)ですかね。
両者ともに
テレビ画面にチュウをしたくなるほど死ねました(マテ


音楽。
今回もいつものクオリティをちゃんと保っています
( ´∀`)b
これだけハイペースで作品が出てるのにもかかわらず質が一向に落ちないのはまさに素晴らしいの一言ですね。

お気に入りは雅&果凛&縁のテーマ曲、のんちゃんテーマ曲(ピアノver)、『Past door』『Umbrella』ってトコでしょうか。
あと昔のアレンジ曲ですがほたるのテーマ曲も良かったですね〜。何かこう落ち着きを感じるというか、ほたるがオトナになったようなイメージを受けました。
・・・もっとも実際には2nd時と比べそこまで変化はなかったわけですが
(^_^;)

ボーカル曲は『ヒトシズクアイ』が良かったですね。『それでも君を想い出すから』もまずまずの印象。ただこっちは前作想君の『リプレイマシン』のほうが私的には好きでした。


CV(声)について。
ほたるやらシンと言った旧キャラ勢は置いといて、あと知ってたのは雅とのんちゃんだけでした
(^_^;)
ただつい最近までプレイしてたモノクロームと違い、全員レベル高くて非常に宜しかったですね
( ´∀`)b

キャスティングも全体的に良好、特に果凛とさよりんは私的にハマりまくりでしたね。


システム。
あ〜・・・もうキッドのゲームはシステムの項目自体必要ないですかねぇ。
相変わらず完璧です。しかも□ボタン押した際シーンタイトルやプレイ時間、かかってるBGM等も表記されるようになりますますパワーアップしました。
もう何も言うことはありません
(^_^;)


さて、そろそろ各キャラのストーリーの感想を。今回脇役が随分多かっただけにかなり長めです(´Д`)ノ

各キャラの印象(クリアした順番に書いてます。またとなりの日付はクリアした日です)
藤原 雅(2005/01/14)



・・・コレ、サイコー(笑)。


ギャルゲーの原点、とでも言えば良いんですかねぇ。
特にED(=卒業式)でのあのノリは、ときメモ1のドラマシリーズとか好きだった人にはもうたまらない展開なんじゃないかと
(^_^;)

しかも今度はほたるの時のようなヘンな予定調和もなく、十分納得できる流れ。
堪能させていただきました
( ´∀`)b


・・・つかもうシナリオについてはこれで終わりッ!
そもそもこのシナリオ、展開やら構成やらをどうこう語るタイプじゃないでしょう!!




つまりは萌えですよ!萌えッ!!


ああいう、いわゆる『堅固な城』みたいな娘がジワジワこっちに好意を寄せていく展開私大〜好きな人間なんで、もうクリティカルヒットもいいトコでしたわ!( ´∀`)b
しかも雅はその類でも群を抜いてゲーム開始時の状態が酷いですし、燃えて萌えて仕方ありませんでしたね(笑)。

占い、洋服、額にキス、オムライス・・・
色々細かい演出用意してくれてますし、何より一蹴に惚れちまった後の行動全般の初々しさがおもしろくて仕方なかったです(全開ニヤケ顔)。
まあすっごい定番モノの反応ではありますが、『あの』雅がこうなっちゃうとやっぱり・・・ねぇ(やっぱりニヤケ顔)。


そしてまさかのトビー(笑)。
シーンタイトルに『扉』って出たとき「もしや!?」と思いましたが・・・いやはや、アッサリ再登場
(^_^;)
(まだ対面してないものの)カナタ、さよりん(=マグローの妹)、そしてトビーと何気に想君勢頑張ってますな。


ちっと高揚しすぎでまともな文章にならんのでここらで(爆)。
正直なところ電波全開ののんちゃん以外みんな印象かなり良いので、次に攻略するキャラを悩みますが・・・果凛でいこうと思います。

注目すべきは必ずかかわってくるであろうカナタと、あとはこのゲーム全てがこういうギャルゲーの原点染みたノリでいくのかってことですね。


私としては全てこのノリでも良し。
雅のみ(あるいは数キャラ)がコレで、あとは最近のギャルゲーらしくあくまでシナリオの質重視でいっても『バラエティ豊かで○』と評価。

どちらにしろこのゲームの評価が高めになるのは間違いないです。
つかこの雅シナリオで十分元とれた気さえしてますから
( ´∀`)b

木瀬 歩
いわゆる典型的な憎まれ役の娘(^_^;)

最後に手を貸してくれるのも展開としては実に王道、雅もそうですがこの娘にしても一蹴と関わりを持っていくらか人間的に成長したと思います。
ただこの娘の場合はプライド持ってるなぎなたで雅と事を起こしたからああいう態度をとったわけで、普段は説明書にもあるとおり明るく友人も多い娘のようですが。

それとこういう脇役でメモオフシリーズ初の関西弁を導入したのは私的に○ですね。今更関西弁を大きな特徴の1つとして(それを)前面に押し出したヒロインなんか登場させるよりは遙かに良かったかな、と。

次回作で正規ヒロインの1人に・・・とまでは言いませんが、せめてファンディスクやらで雅とは無関係なトコでの違う一面なんかを見せてくれたらなぁ、と思いましたね。
私的に結構この娘気に入ったので
( ´∀`)b
まだ雅シナリオしかプレイしてませんが、おそらく(さよりんと違い)この娘の登場はこのシナリオオンリーでしょうから。


花祭 果凛(2005/01/22)
私がコメントを付けるまでもなく、一蹴クンが本編中に私の全てを代弁してくれる一言を発してくれました。


まったくバカげてる。
でも、最高だ!



・・・このゲームおもしろすぎ(;´Д`)


どうしたキッド!
いつからこんな秀逸なゲーム作れるようになった!?



ってゆーかどうしたオレ!!
いつからこんな甘口レビュアーになった!?




雅シナリオに引き続き、内容自体はなんてことのない王道モノです。物語に捻りってのはほとんどありません。しかも雅シナリオに比べると結構ご都合主義&破綻してるトコも目立ちます(^_^;)



だがそれでも良い。



果凛自身をエライ私が気に入ったのと、雅シナリオに引き続きパワー溢れるラストの展開。
それに加えこれまでのメモオフにはほとんど見られなかった『居心地(の良さ)』ってのを感じさせる中盤でのまったりした雰囲気での進行。もう良いトコだらけです(笑)。

もちろん人によっては最後のなんかは『中だるみ』と感じる人がいるかもしれません。でも私は果凛・カナタ・のんとの一蹴の家での共同生活、及び『夜のお茶会』は非常に良かったと思いますね。コレを長めに取ったからこそ後半一蹴が強く『絆』を求めたりする心情が生きるわけですし。


後半全般は一蹴が随分と青臭い思考&行動ばかりだったのでややシンクロできませんでしたが、それでもかつてのショーゴと違い『そう思う気持ちもわかる』範囲。
例の1つとして果凛のことをその表面でしか見てなかった一蹴。カナタにスポーツジムへと連れられそこで果凛の本当の姿を・・・みたいなシーンがありますが、アレとか一蹴は確かにふがいなかったものの、実際自分がああいう状況だったとしたら(今の年齢ならまだしも高校当時なら)同じようなミスする気がしますし
(^_^;)
果凛はたま〜にならずやで居眠りとかしてましたが、そこまでボロは出してませんからねぇ。気づかなくても仕方ないレベルかな、と。



そして果凛自身に関してですが



仕事を筆頭に人として生きる姿勢が素晴らしい。


特に『現状維持は後ろに下がってるのと同じ。だって他の人はみんな前へ進んでるんだから』のセリフは今現在無職の私には痛すぎるくらい良いセリフでした(笑)。

つか花祭家ってのが出なかったこともプラスされて、なんか全然お嬢様ってイメージが残らなかったです
(^_^;)
大抵お嬢様タイプのシナリオってのは、開始当初は無知とか傲慢あたりが幅を利かせ、んでもって主人公に諭されて変化(この場合努力)をしていくってタイプが定番ですからねぇ。
冒頭で定番と書きましたが、この『果凛お嬢様』の設定に関しては割と新鮮だったと言っても良いのではないでしょうか。

まあひとえに果凛がこういう姿勢を持つようになったのは周りの環境、つか簡単に言ってカナタの存在でしょうな
(´∀`)
仮に周りがのんだけだったら果凛まで秘密マニアになってたかもしれませんし(^_^;)



う〜ん、思ったほどキレのある文章書けなかったのが悔やまれますがここらで。
つかこのメモそれ、後半夢中になっちゃって全然ゲーム中(大事な場面なほど)メモとってないんですよね
(^_^;)
たぶんコレ以降もこんな感じの不抜けたレビューになっちゃいそうです
(;´Д`)

「なら普通にメモとりながらゲームすりゃ良いじゃん」と思われるでしょうが、最高級と自分が評したゲームの終盤って私もう一瞬も気持ち切らせたくないんですよ(^_^;)
前日終盤近く、残りプレイ時間はダレない程度(約2時間ほど)を残して終了。
んでもって次の日一気にドバーッとやるわけです。
メッチャメチャな夜中にやるので雑音も何もない世界です。

まあその一瞬のためにそういう環境を構築してるのではなく、バイトやらの関係でゲーム始めるのが夜中になっちまうだけって噂もありますが
(^_^;)
ともかく『良いと感じたゲームはトコトン気合い入れるよ』ってことだけは伝わったかと。


黒須 カナタ
公式サイトの声優名が違う時点でわかってはいましたが・・・にしろやはり声に違和感が(^_^;)
なんつーか『普通の声』になっちまいましたね。世間的には酷評だった(前カナタ役の)福井クンですが、私としては『クセの強いキャラにクセの強い声』って組み合わせで結構好きだったんですけどね。

またこの娘ほたるとは違ってショーゴとは別に付き合ってないようですね。果凛シナリオ中のどこにもそういう描写がありませんでしたし。
ってゆーかカナタとは少しズレますが一言良いですか?



なんで果凛までショーゴのこと好きなのよ!?( `д´)ノ



あの『ヘタレが服を着て歩いてる』ようなショーゴをかつてカナタと果凛は取り合ったとかいう話が(;´Д`)
・・・はっきり言ってコレ聞いた瞬間かなり気分を害しました( ´Д⊂
カナタは想君で『何にもとらわれないニュートラルな部分』ってのをショーゴの長所として挙げてましたが、んじゃ果凛はショーゴのどこが良かったんでしょうかねぇ。
ホントの本気で良いトコがほとんど見つからないキャラなんですが
(^_^;)


まあ何にしろ今現在(カナタが)ショーゴと付き合ってない部分は良かったです。
想君での電波具合がなくなり自身の魅力が戻った静流と共に、もう一度攻略ヒロインの1人として再起してもらいたいと私的には思ってたりします。
今回誰が見ても相当良い役もらってるので、想君時代に比べ確実に世間での好感度も上がってることでしょうから。

陵 いのり(2005/02/05)
いやはや・・・



萌えゲーでも何でもなくなってしまいました(笑)



ってゆーかメモオフで1・2を争う重いシナリオだったような気さえします・・・(;´Д`)
このいのりはメインヒロインですから今での唯笑×智也、ほたる×健のように後のシリーズではまず確実にカップルとして扱われることでしょうが、前述の2組とは比べ物にならんほど『絆』を重視したモノとなるんでしょうな(まあ唯笑×智也に関しても彩花の件がありますけど)。


で、肝心のシナリオのほうですが、質重視の割には今までの雅&果凛のように結構大ざっぱな部分も目立ったってのが印象ですかね
(^_^;)
まあ簡単に言って捻りがそこまでない分理解が容易でのめり込みやすいものの、もう一段階深いものが欲しかったというか。


例えばトビー。
結局のところ
『全てを忘れてヘラヘラしてた一蹴に罪を思い出させたい』と、コレが目的だったわけですが、その一方でコイツ自身のリナとの関係のほうでも何かしら心を打つようなエピソードを用意できていれば満点だったと思います。

一蹴(&いのり)に関してだけだと、わざわざトビーが動く理由ってのがやや弱いんですよね。
『いなくなったヤツのことを忘れるな』って言い分はよ〜くわかりますが、もっと私欲に満ちた理由も欲しかったです。


あともう1つ、前半の見所である『いのりがピアノを辞める理由』に関して。

コレ自体は別にどうこう言いませんが、オチが既に雅シナリオでわかっちゃってたのが・・・
(^_^;)
最初にこの娘から攻略すべきだったんでしょうか?

でもこのいのりシナリオって一度高校卒業のトコでEDチックなの流れといてさらに想君で言うところのトゥルーストーリーが・・・という展開だったので、もしかすると先に何人かクリアしとかないとダメだったのかもしれませんが。

今回一番最初にクリアした雅以外攻略サイト使ってないのでこの辺の仕様がイマイチわかってません
(^_^;)



まあこんなトコで。
本文中はただ不満点を書いただけみたいな形になっちゃいましたが、決してシナリオは悪くないです。悪くはないんですが、シナリオクリア後時間が経ってよ〜く考えてみるとそんな凄まじく良いシナリオでもなかったかな、と。『ココサイコー!』ってシーンがどうも出ませんでした
(;´Д`)

ただラスト直前、一蹴が天国のリナに対し『それでも君を想い出すから』と言ったときなんかは鳥肌立ちましたが(^_^;)
こういう片言とか、部分部分では光るトコ結構ありましたね。


ちなみに今までで一番微妙な評価を下したのにもかかわらず、私中盤あたりから一気に4時間ほど朝までブッ続けでプレイしちゃいました(爆)。この辺を『理解が容易でのめりこみやすい』と本文中評価してます。

・・・それにしてもシナリオに夢中になったら私欲だけで朝までだろうが無制限に続けられる。今更ですがまさにビバ無職ですな(オイ)。


飛田 扉
まあ(シナリオ中での)言いたいことは全部いのりレビューで吐き出したんですが一応。

たくさんいた想君男勢で一番出番がなかったのにもかかわらず、まさかの再登場にはメチャクチャビックリしましたね
(^_^;)
何の関係もない雅シナリオのレビューに少し書いてることからも、私の高揚ぶりが何となくわかるかと。

コイツはシンと違って、人格の根底に何の変化もなかったのが良かったです。
シンなんかは今回の想君→メモそれの過程ではそこまで人格的に変化はなかったものの、1st→2ndとか2nd→想君ではかなり好き放題イジられてますからね。つか想君の時なんかキャラデザインが変わった影響で、人格どころか顔の骨格まで変化させられましたし(爆)。


なんか即脱線しちゃいましたが、まだまだ色々出れそうな余地のあるキャラなので、再びドス暗い「よお」の声を聴きたい限りです。


鷺沢 縁(2005/02/23)



・・・・・ハァ (´д`)



なんだか・・・全体的に疲れるシナリオでした。
君望の茜と言った『妹のように感じるキャラ』はもちろんのこと、みずいろの雪希のような今作の縁と同じ『義理の妹』も今までは特に抵抗なく受け止められた(?)んですけどねぇ。

この縁はま〜〜〜〜ったく受け付けられなかったです
(;´Д`)
基本的に『ドジっ娘』・・・つまりやたら手のかかる娘ってのが苦手なのに加え、後半の暴走っぷりが激しくマイナスでしたかねぇ。

特に病気の一種だったとは言え『縁〜切れない絆〜』での
主人公に振り向いてもらえなかっただけで自殺なんぞは、いかに未遂だったとはいえホント勘弁してくれと(´Д`)ノ

ほんの少しで良いから周り(両親やさよりん)も見てくれと。
そもそも義理だとしてもオマエらは兄弟なんだと。
縁よりいのりのほうが遥かに苦労してんだと。

いのりが縁との言い争いの際『誰よりも』の部分を譲らなかったシーン、あそこは少しジーンと来ましたね
( ´Д⊂
女以前に人間として、リナのためにもあそこは譲れんでしょう。



・・・と、終盤は散々グチだらけだったんですが、かといって終始平穏、イチャイチャ具合全開だった前半が良かったのかと言えば別にそうでもなかったりします
(^_^;)
前半もイマイチに感じたってことで実は私、妹属性微塵も無いのかもしれませんな。

それと極度の甘えん坊もちっとキツかったです
(;´Д`)
メリッサ関連で何度も病院行くわけですが、1回目、つまりまだ故意じゃなかった段階でもただ主人公に助けを求めるだけで自分は泣いてるだけですからねぇ。

中学生くらいまでなら許せるんですが・・・一応縁は高校生ですし、とりあえず『自分1人で解決できなかった時点で改めて助けを求める』くらいはして欲しいなぁ、と
(^_^;)

シナリオライター的には『縁を助けたい』みたいな縁への感情移入度(?)をさらにプラスさせるための1シーンなんでしょうが、私には嫌悪感しか出なかったり(爆)。



あと強く気になった点が1つ。



このシナリオ雅とかぶりすぎ (´Д`)ノ



いのりにフラれた傷を癒すためヒロイン(=雅&縁)と積極的な付き合いをしてたらそのうち惹かれるようになっちゃったという導入部分も同じですし、最終的にいのりとヒロインのどちらを選ぶかとか、これまたホントにまんまなんですが(;´Д`)

とりあえず雅から先にプレイしといて良かったと、心の底から感じましたね。
おかげで雅シナリオは今も私の心の中でサンサンと輝いております(謎)。



・・・うっひゃ〜、メチャ辛口に
(ノ∀`)
すっかりいつものレビューになっちまいました(^_^;)

つか雅→果凛→いのり→縁とこなしてきたわけですが、次のシナリオに進めば進むほど評価が落ちてきます、このゲーム(爆)。
いのりまでは合格と言えるだけのものでしたが、この縁は(本文中にもあるとおり)ちっと良い印象は出なかったり
(;´Д`)

とりあえずのんちゃんシナリオがコレ以下じゃないことを祈ってます。
・・・果凛シナリオでその一端は見れましたが、とりあえずいのり以上に重そうなのが早くもネックと言ったトコですか。


野乃原 葉夜(2005/03/02)


・・・まさにメモリーズオフですな (;´Д`)


もうテーマが超直球の『過去との決別』。
今回はいのりや果凛なんかもかなりわかりやすく『過去との決別』が描かれてますが、こののんちゃんシナリオはその比じゃありませんね
(^_^;)
もはや誰でも(何をテーマにしてるのか)わかりますわ、コレは。


んで、肝心の内容のほうなんですが・・・なんだか薄っぺらかった印象(汗)。
いのりシナリオの際に『雅シナリオである程度オチがわかっちゃってたのがマイナス』と書きましたが、今回も果凛シナリオの分岐でのんの父ちゃんに関するオチが既にわかっちゃってた点がまず1つ。

これに加えのんちゃん専用シナリオのボリュームが激しく足らないのが厳しいですね
(´Д`)ノ
つか果凛もそうなんですが『カフェ編』でボリューム食いすぎなんです(^_^;)

ただ果凛シナリオのほうはのんちゃんシナリオのような重さってのはほとんどありませんから『カフェ編→果凛専用ルート→クリア』の流れでもそんなボリュームが足らんとか、内容が薄いって感じないんですよ。
そもそもカフェ編でもっとも大きなイベントであるストーカー関連が、明らかに(のんちゃんよりは)果凛寄りのイベントですから。
ずっと果凛シナリオやってるような気分にさせられます。


一方のんちゃんシナリオは内容がアレなだけに『カフェ編終了→のんちゃん専用ルート』の際『ココからのんちゃん専用シナリオ』みたいな区切りがはっきりわかるんですわ。

んでそれがわかったと思ったら『蔵での手紙イベント→のんちゃんに過去を決別させるよう説得→最終手段として蔵の物を燃やす→ED』で、終了です
(^_^;)
早いです、凄く。
しかも上で書いたとおりのんの父ちゃんに関するオチまでは果凛シナリオの分岐でプレイしてるので、その分余計短く感じさせます
(;´Д`)

私的にもうちっと果凛とのんの専用シナリオの分岐が早ければもっと深く描写できたのになぁ・・・と感じましたね。
内容そのものは悪くなかったのでその点は残念でしたね
(^_^;)



で、こっから雑談。
のんちゃんって密かに随分色んなキャラと繋がってますなぁ。
とりあえずカナタ、果凛は言うまでもなし。静流&一蹴はバイト仲間。
さらにほたる&シン&さよりんもバイト関連(というか常連)。
んでもって中学時代は巴との繋がりがあることもシナリオ中でわかります。

独特のキャラなだけにどうやって登場させるのかは激しく疑問ですが、またいずれ登場しますかねぇ。
私的にはぜひ響との頭が痛くなるような会話でも展開させて欲しいトコですな(笑)。


力丸 紗代里(2005/03/02)
・・・まあさよりん自体がサブキャラなんで、内容が薄いとか言うよりはこの娘単体のシナリオを作ってくれたことにまず乾杯ってトコでしょうか(^_^;)
私さよりんもかなり好きなキャラなので嬉しかったです
( ´∀`)b

前述したとおり内容はかなりテキトーなんでもう書くことはほとんどないんですが、私的な要望としては『シンとさよりんをくっつけるために一蹴が奔走するシナリオ』みたいなのにして欲しかったですかね。

結果的にシンに彼女ができても良し、実在のシナリオのようにシンには振られたけど一蹴とカップルになっちまっても良し。
両方用意すれば2通りのED作れますし、かなり良い案だと思うんですが
(^_^;)

まあ一応実在のシナリオもそういう流れにはなるんですが、早々とシンに気づかれ・・・ですからねぇ。


さよりんものんちゃん並に知り合いが多いんで、またいつの日か再登場してくれることでしょう
ヽ(´ー`)ノ
たださよりんというキャラを作っちゃったせいでマグロー君のほうが相当再登場苦しそうですが(^_^;)
ぶっちゃけもう存在価値ないでしょ(爆)。


鷺沢 一蹴
前作のショーゴよりゃ遥かにマシでした。
まあはっきり言ってヤツはギャルゲー主人公としては最低ランクって噂もありますけど・・・
(^_^;)

ゲーム開始と共にいのりに振られ、それから数日間事あるごとにいのりのことを思い出しては泣くシーンなんかはなかなか人間らしく描写してあって○でしたね。しつこいくらいありますが、アレくらいで丁度良いです
( ´∀`)b

ただカフェ編は全体的にイライラするシーンが多かったですかね(;´Д`)
自分の新たな居場所を見つけたいのはわかりますが、ちょっとトラブルがあっただけで一人で絆が崩壊とか思いこんで塞ぎ込んだ上、自分勝手に(他の3人の都合も考えず)夜のお茶会開いて集まらなかったらまた勝手にヘコむと。

アフォですか?この人は・・・
(´д`)

シナリオ中カナタも言ってたとおりちっと自意識過剰ですな。
しかも一蹴以外誰も絆崩壊とか考えてない分1人で焦っててさらに浮きます
(^_^;)

つかそもそも絆って意識して作るモンじゃないでしょうに。長い時間が作るものです。


あとは・・・まあこれはコイツ自身が諸悪の根源ってわけじゃないんですが、雅シナリオや縁シナリオが強く浮気要素入ってるため悪く映っちゃうことですか
(^_^;)

浮気的シーン全般に関してはまあ2ndの健とあんま言動うんぬんに差はありませんでしたね。そこまで壊れた行動に出ないだけマシだったです。


なんかゴチャゴチャになっちゃいましたがここらで。


白河 静流
想君に続きまたも登場、燃える闘魂にしてプリンの魔女です(謎)。
強く個別シナリオに関与はしませんが、いのりのピアノ関連のイベントではなかなか『静流ならでは』ってのを見せたシーンもあって○でしたね
( ´∀`)b
特にファーストフード食いながらのワンシーンは2nd体験者にはなかなか思うところがあったかと。

ただ『ならずやの店長代理』って設定のみを追及すると、この静流よりは遥かに音緒のほうが合ってたと思いますね。
元々ならずやに(スパイとして)音緒は出入りしてましたし、何よりいつもテンチョーと衝突してた音緒。
『一年前の騒動を思い出す』のシーンでは静流より音緒のほうが遥かに想君経験者には印象に残るエピソードになったと思います。

細かい点だとシンやカナタとも知り合いですし、何より『音緒もモデルに挑戦してた時期があった』という点で果凛とも何かしらイベントが組めたかなぁ、と。


・・・まあかと言って仮に音緒だったとすると、それはそれでほたるの存在がやや浮いたものになっちまうんですけどね
(^_^;)


白河 ほたる
あ〜・・・、こんなこと書くとほたるファン及び水樹奈々ファンに怒られるかもしれませんが


別に今回この娘必要なかったような・・・


簡単に言って『見せ場』がないんですよね(^_^;)
今作でほたるが出た全てのシーンを誰かで代用できるわけでもありませんが、やや存在意義に欠けたのも確かです。

まあコメディ担当としてはなかなか生きましたかね。
相変わらずのほたる的ギャグを見せたり、カナタにオモチャにされたり(ぉ、健とのノロケを散々披露したり・・・。
あと縁の動物園イベントは唯一ほたるが関連しないとダメなシーンでしたね
( ´∀`)b


とりあえずは静流が連続で登場、想君のカナタも登場、1stのヒロイン唯笑にしても想君で2回目の出演をしてる現状だとこの娘も出さなきゃアカンというヤツですか(^_^;)


稲穂 信
想君で三度目の登場をした時点で誰の目から見ても生涯現役が確定したメモオフの生きる歴史、シン君ですが・・・なんかだんだんどうでも良い役になってくるような(汗)。
つか今作なんぞ説明書に記載されてないくらいですから
( ´Д⊂
トビーと同レベルです。

かつての名セリフ『雨はいつあがる?』も今回はいのりの『雨は、いつかあがるのかな・・・?』に取られちゃった(?)ような感じでしたし、残ったと言えば(こちらは迷ゼリフの)『脳をゆすげ!』くらいです
(^_^;)


そんな中、唯一見せた(=魅せた)のがさよりんの告白を断るシーンですかね
( ´∀`)
メモオフを全てこなしてる人にとっては非常に重さを感じる言動じゃなかったかと。

ってゆーか告白のシーンを見てて思ったんですが、この人もヘタするとそのうち死ぬかもしれませんな。続編が出れば出るほど歳食うわけですし(静流もコレ以上歳食わせるのはヤバイような・・・)。

仮にコイツが死んだらさすがにキッドの公式BBSは大荒れでしょうな
(;´Д`)


レビューのレビュー(フリートークです)
・・・ふ〜(´д`)

最近明らかに昔よりレビューの質が落ちてる気がする三冠王です(;´Д`)
メモオフにしても2ndあたりのレビューのほうがまだ文章としてマシだったような・・・。

あと久々に萌え系シナリオのレビュー書いたんですが・・・こちらもサッパリでした
(´Д`)ノ
気の利いた(?)言葉の1つも浮かびゃしません( ´Д⊂

最近すっかり怠ってた他の人のレビューでも読んで、少し勉強し直すことにします・・・。


あ、いつもの順位付けですが


シナリオ  雅≧果凛>>いのり>>>(超えられない壁)>>>その他
キャラ  果凛≧雅>>いのり=さよりん>>>>>のん=縁



ってトコです。
シナリオはいのりまで合格付けてますが、私的には雅と果凛でもう十分すぎるほどモトが取れたと思っとります(笑)。
キャラはシナリオ持ってないヤツは全員はずしてます。今回ちっと人数多すぎたので。


プレイ時間・・・・・・・43時間。全EDは見ましたが、CGも音楽も埋まってません。何やら今回は全文章既読にしないと埋まらない仕様になってるので面倒になってポイです
(^_^;)


新春アホ企画!あの娘のバストは何センチ?
名前のとおりです(^_^;)
2ndを最後に3サイズの設定が無くなってしまった(少なくとも説明書には記載されなくなった)メモオフシリーズ。
エロゲーでない以上特に無くても不満ってわけじゃないですが、やはり何か寂しいものがあるのでこっちで勝手に予想しちゃおうという企画です
( ´∀`)b

ちなみに私は設定資料集とかそういうの一切持ってない人間なので、実は公式に3サイズの設定が存在するのだとしても全く知りません(^_^;)
もし存在していてもそこはスルーの方向でお願いします(笑)。



陵 いのり
83〜85くらいと予想( ´∀`)b
立ちポーズがやけにムッチリしてる反面、1枚絵だとそんなに胸出てないので判断しづらく、初っ端ながら結構テキトーに決めました(爆)。


藤原 雅
85〜86くらい。
1枚絵からの予想に加え、この手の性格は大抵大きめなので(笑)。



鷺沢 縁
75〜78。
どう見てもペッタンコ(核爆)。あって78かな?
ただメモオフシリーズは割と貧乳に容赦なく、かつての唯笑さえ73とか設定されてるので72〜74くらいもありうるかと
(^_^;)


花祭 果凛
85〜87。
やはりモデルですから
( ´∀`)b
ただグラビアアイドルってわけじゃなく、そんな胸を強調した1枚絵もないのでまあこのくらいかな、と。


野乃原 葉夜
82〜85?
はっきり言って予想不可
(´Д`)ノ
検討つかないです。やはり秘密は秘密のままで行こうってことですかね(←強引)。


力丸 紗代里
79〜81。
見た目で縁よりは確実にあるかと。ただ自身のストーリーで自ら胸ないと言ってるので80いってない可能性もアリ。



木瀬 歩
80〜82。
この娘もかなり予想しづらいですね
(^_^;)。1枚絵もないですし(唯一あるのは背中向いてる)。


黒須 カナタ
87〜89。
想君に比べ遥かにデカくなったのはショーゴの影響ですか?(ぉ




う〜ん・・・まあこんなトコですかね。
あ、静流とほたるは元々設定あるんで予想は無しです
( ´∀`)b
ただ静流(87)はともかくとして、ほたる(80)は多少成長したんじゃないでしょうか。健ちゃんうんぬん以前に年齢の関係で(^_^;)
想君の唯笑も明らかに1stよりデカくなってますしねぇ。

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