Monochrome

最近定番の『掲示板で話題になって購入したソフト』シリーズ(?)です。まあキッドのゲームはよくプレイするんで、ある意味ブランド買いみたいな部分もありますね。

俺的な印象



傑作となることを自ら放棄した作品。



まあ簡単に言って未完成だったと。
私は未プレイですが確か『Remember11』でも同じようなことやったんですよね、キッドって。


・・・このご時世にユーザー遠ざけるような行為を連発して大丈夫なんですか?この会社
(;´Д`)


しかもラスト直前まで非常にデキが良いだけに余計タチが悪いです(^_^;)
具体的には雛水シナリオ〜梨紗グッドEDを終えたあたりまではもう最高級に良かったんですが・・・ご存じのとおりトゥルーシナリオの何とパワー不足なことか
(´Д`)ノ


梨紗シナリオの方に書いてあるとおり、非公式ではあるものの一応外伝と新作が後に出るようなので、もうこっちでの補完を期待するしかないですね・・・。



まあとりあえず細かく解説でも。


グラフィック。
原画は鈴平ひろ嬢。PCゲームのほうでは有名な人ですね。私も『SHUFFLE!』でこの人の絵を見ました。

まあ強い印象ってのはなく、ソツない萌え絵ってトコですか
(^_^;)
あとは突飛な髪型をしてるキャラが存在してゲームの雰囲気を損なってる、と言ったことが微塵もない点は良かったですね。
ご存じのとおりこのゲーム雰囲気がかなり重要視されてますから。



音楽。



満点( ´∀`)b



キッド史上1、2を争うデキの良さかと。
雰囲気に溶け込むというか、とにかく『主張しない』曲が多く、耳には残らないけど印象は実に良いってトコですね(わかりづら・・・)。

良かった曲としては『創世』『哀』『遊羽』『慈愛』あたりでしょうか。
つかハズレって思える曲がほとんど無く、全般的に○でしたね。


ボーカル曲は3つですが、特に挿入歌『Angels 〜天使の祈り〜』が良かったですね。歌自体はやや単調に感じましたが
間奏が恐ろしくシーンと合ってたと思います。
正直震えました
( ´∀`)



CV(声)について。
千歳、梨紗、崇は知ってましたが、あとはまるで知識無し
(^_^;)
演技としては千歳の田村クンは今更何も言うことはないレベル。大輝・崇も文句なかったですね。雛水・紗耶香はそこそこと言ったトコですか。

梨紗の千葉クンはメモオフ2ndの鷹乃以来だったんですが、相変わらず感情が高ぶるシーンになるとイマイチといった印象
(^_^;)

遊羽の伊月クンはどうも『演技をしてますよ』って印象が強く残りましたね
(;´Д`)
倒れてから全般はかなり良かったんですが、前半のやかましい部分がちょっと・・・。

花織&涼太は・・・・・まあ精進してください(汗)。


あと脇役ながら深雪はかなり良かったと思います。最初EVER17の沙羅(植田クン)かと思ってましたが、どうやら違う人のようで
(^_^;)



システム。
キッドですから基本的には問題ありません。ただ『メモリーズオフ 〜それから〜』にあった□ボタン押した際のシーンタイトルの表記がなかったりと、何故か退化してるトコもあります
(^_^;)


あとは・・・まあどこのレビューサイトでも言われてる
ゲーム中のフォントが小さいって点ですかね。
私14インチのテレビでプレイしてたので相当苦しかったです
( ´Д⊂



ストーリー。細かい部分はいつもどおり下にダラダラ書いてあるので、ココでは全体的な印象を。
まあ冒頭にあるとおり未完成と言いたくなるほど複数の疑問が残る点も大問題ですが、他にも
『ボリュームが少ない』『キャラ攻略の際の規制がやたら強い』『共通ルートが長い』等々かなりグチりたくなる点は多いです(^_^;)

またボリュームが少ないため一部展開が強引な部分があり、最も顕著なものとしては悠斗&怜里の過去の回想全般なんかが挙がります。
みなさんも急に狂いだす深雪や、あっという間に死んじゃう悠斗あたりには少なからず違和感を感じたことかと。

何度も書いてる未完成な部分の他、この過去編がAIR並みにしっかりしていれば、というのが心残りでしたね。


それと規制に関してですが、コレだけ強くかけるんならいっその事説明書に書くぐらいでもちょうど良かった気さえします。

既にインターネット普及しまくりですから別に個々で調べればどうにでもなるものの、必ずしも買った人全員そういう環境が整ってるとは限りませんし、何より(攻略に関する情報がまわってない)発売直後あたりに購入、初っ端から(見た目が気に入った等の理由で)例えば雛水を狙ったとしても絶対落とせない仕様ってのはかな〜り理不尽です
(´Д`)ノ

しかも1人2人ならまだしも、今作初期状態で攻略できないキャラ4人もいますからねぇ。



さて、そろそろ各キャラのストーリーの感想を。
ちなみにこの各キャラの印象を先に書いてますんで、今までの文章と多少かぶってる部分もあります。ご了承を
(^_^;)

各キャラの印象(クリアした順番に書いてます。またとなりの日付はクリアした日です)
深海 花織(2004/11/08)


まあボチボチか・・・


売れてたけど主人公とのこれからを考え芸能界を引退、って例ならいくらか経験したことあるものの『売れないアイドル』ってタイプは長いことギャルゲーしてますが初めてでしたね。

設定に関しては地味に新鮮で良かったです
( ´∀`)


ただ話のオチははっきり言って普通・・・。
結局仕事は軌道にのり、最終的に大輝のために仕事を引退、ですからねぇ。
さっき書いたのと全く一緒ってわけです
(^_^;)

もちっと話に捻りを入れてくれるか、あるいは(私が花織好きなタイプだったので)極度に萌えさせてくれる部分があれば高評価でしたが、とりあえずは無難ってトコですな。


不満点。
あの超ムチャクチャな出会いから今(=ゲームスタート時)に至るまでの2人のエピソードが微塵もなかった点。

こういうのを1つでも入れてくれないとどうにもキャラの密度ってのが薄っぺらくなっちゃうんですが・・・。
しかも今作ボリュームが1周約5時間程度と、短めなだけに余計マイナス点として目立ちましたです・・・
(;´Д`)

あとは・・・今ちょこっと書いた出会いのムチャクチャ加減ですか・・・(^_^;)
まあ独特ではありますが、ココだけやたらギャルゲーチックで浮いてた感があるのも事実です。


ま、最後のほうは結構叩いてましたが、この花織自体は相当気に入ったキャラだったおかげでプレイ中、特に終盤は夢中になってプレイできましたね
( ´∀`)b
私的には初めて花織視点になった際、大輝に挨拶できただけで「やった!」と心の叫び。あそこでモロ堕ちました(笑)。
だって芸能界に入れるようなルックスの娘がこんなちっぽけなことでコレですよ?
しかももう最初から大輝にベタ惚れですし・・・。

この辺はこれでもか!ってくらい私のツボでしたね
(´∀`)
雛水をあと注目してますが、たぶんこのゲーム一番のお気に入りはほぼこの娘で決定でしょう。


松澤 紗耶香(2004/12/16)

良いシナリオだと思いました。
うまく松澤に対する好奇心を募らせるように仕向けてあって、それが見事に主人公の大輝とかぶる点はさすがでしたね
( ´∀`)b

ですが(大輝と違い)私に愛は生まれず・・・(^_^;)

つかそれ以前にキライです、この人(爆)。性格がどうにも捻くれてるトコが・・・
(;´Д`)

私的イメージを一言で言っちまうと『陰険』って感じですか。
にが〜いお茶だかを用意したシーンなんかはメッチャ典型的ですわな。とにかく悪戯がさわやかじゃないと(笑)。

他にも突然キレるわやけに強情だったりするわ、結構酷なこと言うくせに次の瞬間にはすぐに謝ってたり・・・だったら初めから悪態つくなよ
(;´Д`)
大輝や遊羽は『とっても人間らしい』と評してましたが、私はちょっと・・・(^_^;)

相手にしてたらすごく疲れそうです。普段の会話からして「あ、あの・・・」「い、いえ・・・なんでもないです」とか散々なほど撒かれてますし。
・・・オマエ人をおちょくってんのか?(怒)


あと物語の核の1つとなった『幼い頃天使と出会ってた記憶うんぬんを忘れていた』という事に関してもかな〜り(松澤に対する)グチが
(´Д`)ノ

とりあえず『全てを否定するために=殺した事実から逃げるために=つまりは自分への免罪符を得るために』色々調べたってのはしゃあない話ですわな。幼い頃の出来事ですし。

ただ(いくら忘れたい出来事だからって)ホントにキレイサッパリ忘れてたってのは人としてどうよ(怒)。
だって天使1人を結果として殺してるんですよ?
コレはさすがに恥じるべきことなんじゃないですかねぇ。

その天使側の後悔うんぬん以前のお話ですよ、コレは。



・・・うっお、なんつー辛口に
(;´Д`)

ところでこのシナリオは崇との接点があったり話に天使(=遊羽)が完全に介入してきたりと、花織の時よりはそれなりに物語の核心に近いトコで展開されてましたね。
逆にコレをやって思ったのが花織シナリオのその浮きっぷり。
この紗耶香シナリオは今挙げたとおり天使やらが物語に入ってるんで『モノクローム』の舞台でやらないと形になりませんが、花織は別にモノクロームである必要ないですからね(爆)。
花織シナリオも確かに終盤多少遊羽が絡んできますが、アレは別に『天使』である必要はないですから。他の人間キャラでもやろうと思えば代打として設置可能です
(^_^;)


さて次は・・・規制上ちーちゃん先生以外の選択肢がないです
( ´Д⊂
別に今現在の千歳に対する評価は決して悪くないですが、好きじゃないキャラを攻略した直後なんでぜひ雛水でいきたかったですわ・・・。


桐丘 千歳(2004/12/23)


物語の全貌が見えてきたーーー(゚∀゚)ーーー!!!


OP歌の各キャラ紹介(?)で、なんで花織と松澤だけ出てる時間が短いのかやっと納得いきました。
あの2人はただの人間ってことで、完全なる脇役だったんですね。


で、このシナリオの感想なんですが・・・これがまた難しかったりします
(^_^;)

冒頭に書いたとおり物語の核となる部分がわずかながら見えてくるのがこのシナリオの醍醐味であり、この千歳自体に関してとなると
過去を捨てて大輝と共に生きるか、あるいは過去の罪を償うかの2択を最終的に千歳が決めると、コレだけと言って良いくらいですから。

ぶっちゃけ天使関連の設定はずすと、同じく『過去との決別』がテーマである同社のメモオフシリーズでさえやっていけそうです
(^_^;)


また、もう1つ千歳自身のエピソードとしての『天使であった頃のとある男との恋愛』に関してはやや情報不足な感じ。

バッドEDルートで梨沙から遊羽に語られる『過去人間に恋して自分も人間になっちゃった天使の話』に関しても、千歳のエピソードとかぶる部分はあったものの、断定するだけの材料はなし。

もう少し他キャラのシナリオやらないと何とも言えんです
(^_^;)

んでもって一番困るのはコレ(=千歳の天使としての過去うんぬん)に、更に崇と梨沙が加わって余計に頭がこんがらがるトコですかね(笑)。

神と明らかに敵対関係にある崇。
崇と同じく神に嫌悪感を抱いてながらも、崇と境遇は違うように感じる梨沙。

そして誰にとってもキーパーソンである大輝、と。

とりあえず3人とも堕ちた元天使だとは思いますが・・・やはりこちらももちっと進めてみないと何とも言えず、です
(´Д`)ノ


ところでこのモノクロームってパッケージとか見る限り遊羽がメインヒロインに感じますが、今のトコの遊羽って物語の中心から随分離れてますな(^_^;)

まあ
『何故天使なのに(雛水と違って)黒衣をまとってるのか?』とか『崇が他の天使じゃなく(まだ見習いである)遊羽を利用しようとしてる理由は?』等、色々複線らしきものは用意されてるので(遊羽シナリオが)普通の恋愛モノで終焉するとは思ってませんけど。

私的にはさっきも書いた、千歳バッドEDルートでの天使→人間になる方法。
(遊羽がメインってことで)今度はちゃんと実践するんじゃないかと予想してます
( ´∀`)b
パッケージ裏や説明書の作品紹介(?)で『天使の恋は、禁断の〜』と始まってるくらいですし。

ま、こんなトコで。
まだわかんない部分が多すぎて、レビューというよりは疑問点並べてただけのような気がしますね
(^_^;)


遊羽(2005/01/04)


自分自身の経験が評価の分かれ目か


シナリオ自体は相当上質です。
とりあえず私は今現在モノクロームの中で最も良いシナリオに感じました
( ´∀`)b

ただシナリオのタイプが俗に言うところの『衰弱型』とか『家族愛』と言った割と有り触れた類なので、特に有名ドコロのKanonやAIR、SNOWといったモノをこなしてると、「またこのタイプか〜(´Д`)ノ」みたく若干冷めちゃうかもしれません。私自身も少しきましたし(^_^;)

あとは・・・もう完全に人それぞれですかね。
EDでの雛水の行為こそ驚きの展開でしたが、基本的に遊羽や大輝の心の変化・葛藤等が話のメインなので(展開に)派手さがなく、そういう面でグチを言う人がいるかもしれませんし、その一方でもしコレがギャルゲーデビュー作だとしたら手放しで絶賛する人がいても何らおかしくはないでしょう。
質自体は十分すぎるものがあります。

シナリオはこの辺にしてあとは細かい話。
(他シナリオとは違い)この遊羽シナリオで初めて使われてる音楽がいくつかありましたが、随分レベル高いですね。
もちろんキッドの全タイトルこなしてるわけじゃないんで暫定になりますが、少なくとも私がプレイしたキッドタイトル史上最も良質に感じます。

阿保クン成長したなぁ・・・
(´∀`)
スンゲーエラそうで恐縮なんですが、PS2初期作品の『マイメリーメイ』とか同時にプレイしてる身としては同じ人が作曲してるとは思えないほど質に差が・・・
(^_^;)


さらに今回、初めて大輝が崇から言われた「生きてるうちに他の生き物になるなんてことはできない」を、しばらく遊羽と結びつけることができなかったという凡ミス犯しました。
まあ割と早い段階が気づいたんで別にヘタレとか言う気はサラサラありませんが、終始万能と言える大輝なんで少し驚きましたね。



さて・・・お次は雛水です。
まともに活躍したのが今の遊羽シナリオが初ってくらい出番がなかったキャラ、しかも私タイプ的にかなり好みなんでムッチャ楽しみです
( ´∀`)

では短めですがこの辺で。
ホントは「婦女子用に用意したのか?」と言いたくなるような崇が大輝に抱きついてるCGについても少しコメントしてたんですが、全体的に固めの文章の中にポンとアホみたいなの載っけてるとなんか浮くので削除しました
(^_^;)


雛水(2005/02/12)


グッドで死亡かい!! ヽ(`Д´)ノ


一部をのぞき納得はいく展開なんですが・・・過酷っスね(;´Д`)
こういう堅物がだんだん主人公にメロメロになってく展開を期待したんですが・・・全然論外も良いトコでした(^_^;)
つか1ヶ月ほどメモそれに浮気してた影響か、このゲームまで軽く考えてしまってましたね。
このゲームは別に恋愛ゲームってわけじゃなかったんでした・・・
(^_^;)



さて・・・もうだいぶ物語の核がわかってきました。
まだ漠然としてるだけで形にならないのは崇のみで、梨紗は元天使(=転生して人間になった)でほぼ確定でしょう。
ただ、唯一なんで天使だった時の知識まで残ってるかはキチンとした理由が出てこないんですが。
千歳の場合は完全に記憶消えてますからねぇ。

あと興味深かったのは『大輝は遊羽の対象者じゃない』って点ですかね。
梨紗によってそれを語られた後思わせぶりに崇が出てきましたが、まさか崇が対象者だとも思いませんし・・・これは新たな謎です
(^_^;)
まあでも、コレが発覚したことによりゲームの冒頭に何で崇が大輝を時計台に導いて遊羽と引き合わせたかって点は完璧な理由が見つかりましたけど。



で、こっからは自分自身へのグチ。



メモそれに浮気したのは大失敗だった・・・ (;´Д`)


メモそれを非難しているわけではありません。
つかまだレビューは載せてませんが、メモそれ現時点では大絶賛してるくらいですし。

んじゃ何かというと、1ヶ月空けたせいで(私自身の)モノクロームの各設定やらの記憶がかなり薄れちゃったんですよね
(´Д`)ノ
この点に今激しく後悔しております・・・。
遊羽シナリオに関してはこの雛水シナリオでもだいぶ共通した部分があったので復習になって良かったのですが、もう1つある程度物語の核にかかわる千歳シナリオのほうをもうほとんどと言って良いほどに覚えてません
(;´Д`)
もはや自分のレビュー読んで思い出す始末ですから。

ある意味どうでも良い花織と紗耶香からしか攻略できない今作の仕様、最初は「規制強すぎだろ
(´Д`)ノ」とか思ったものですが、今じゃある意味大助かりです(笑)。

まあ2人のシナリオ共にもうかなり記憶はあやふやですが、はっきり言って物語の核をより知る上ではほぼ必要ない知識と言って過言ではないですからねぇ。



なんかかなりの大部分において脱線しちゃいましたが、ここらで。

とりあえず総括するなら相当上質のシナリオでしたね
( ´∀`)b
欲を言えばもう少し雛水自身との恋愛要素やらを絡めて欲しかったかな、と。
一応ハッピーEDでは、何故か白い羽のまま死んだ雛水も転生したことになってますが、私的にこうした転生によるハッピーEDの形って好きじゃないので
(^_^;)
あくまで本人と、ってわけです。

ちなみにこのED部分が、冒頭で挙げた『一部をのぞき』って部分なんですが、今回は奇跡ってことで一応納得してます。



最初雛水が「奇跡は起こらないから奇跡と言うんですよ」とかほざいた時は



Kanonのパクリキター!!! ヽ( ・∀・)ノ



とかキッドをバカにしたものですが、こう重い話を読まされると・・・ねぇ(^_^;)


椿 梨紗

グッドEDルート(2005/02/16)


なんと言うか・・・







すっご・・・ (;´Д`)





しかもこれでグッド・・・


まだ次があるよ・・・


震えるほど楽しみです・・・。




とりあえずまともな感想はトゥルーシナリオのほうを終了してから書こうと思います。なんせまだ何がどう化けるかわかりませんから(^_^;)


それと現時点での疑問点。


・崇の全て(^_^;)。

・大輝が例の夢を見てた理由は完璧にわかりましたが、なんで同時期に千歳も見ていたのかという点。



今浮かぶのはこの2つですかねぇ。
あとは遊羽の黒衣の件ですが、怜里も遊羽と同じく黒衣をまとってたことから『見習い天使の女は黒衣がスタンダード』でとりあえず落ち着けてます。


しっかしその遊羽ですが、なんかもう全然脇役ですわな、これじゃ
(^_^;)
雛水のほうがまだ話に加わってるような・・・。

私的にはさっき書いた夢うんぬんも含め、もう少しくらい千歳も絡むような気もするんですけどねぇ。


トゥルーEDルート(2005/02/17)



え゛ぇ〜〜・・・ (´д`)



コレで終わりなんですか!?
もったいね〜・・・
(´Д`)ノ
なんスか?この最後のやっつけ仕事は(;´Д`)
シナリオ全体がほとんどグッドと変わらない上に、奇跡の一言で片付けちゃったラスト。

私的に激しくガックリしましたよ・・・
( ´Д⊂


ってゆーかトゥルーじゃなくて雛水みたいにグッド1&グッド2って表記で良かったような気が。



物語自体の説明不足も実に深刻。
グッドEDの際に挙げた2つの謎に関しても何1つ解決することはできず。
ってか千歳の夢の件はまだ許せるものの、崇に関して何も説明がないってのは一体・・・
(;´Д`)

私は未プレイですが、少し前問題になった『Remember11』のラストもひょっとしてこんな感じだったりするんでしょうかねぇ。

とりあえず公式ではないものの既に発表されてるモノクロームの外伝、もしくは新作に期待しましょうか。結局このシナリオを正規とすると死んだのは梨紗だけですから(まあ転生しましたが)、きっと誰かしらは登場することでしょうし。
私的に完全消化不良の崇は出てくるんじゃないかと。



最後に少し関係ない話。
私『バッドED』ってものを最後まで経験してなかった&存在を知らなかったので、クリアリストの一番下はエピローグみたいなものが来ると思い相当このシナリオには期待してました。



・・・今考えると実にマヌケでしたね(^_^;)
まあそのバッドED自体のシナリオがバッドって名のわりにはかなり綺麗に締められてたのは救いですが。

ある意味このバッドEDで終わって良かったとさえ思っとります。少なくともご都合主義全開のトゥルーシナリオよりは
(;´Д`)


桐丘 大輝
女の子はもちろん義姉に天使に男にと、とにかくモテまくりの今作の一応主人公と言えるキャラです(^_^;)
この一応ってのは、今作はご存じのとおり色んなキャラに視点が移るので、あまりプレイヤー=主人公が当てはまらないという意味からです。どちらかという我々プレイヤーはただの傍観者と言ったほうが正確かと。この大輝自身もボイスありますし。

とりあえずは、まあそこそこ感情移入できるキャラなんじゃないですかねぇ。ちっと考え方がシニカルすぎる気もしますが、想君のショーゴみたいなヘタレよりゃ遥かにマシでしょう
(^_^;)

前世の悠斗に関しては、ベースが大輝なのもあってか描写不足。特にコメントすることがありません
(^_^;)
まあ大輝より人当たりが良いって点くらいですかね、すぐ挙がるトコは。


中條 崇


書きようがねぇ・・・ (;´Д`)


別にコイツ自身が悪いわけじゃないんですが、とにもかくにも今作最大の汚点。
説明不足・・・というより説明がありません
(´Д`)ノ
結局何者だったんでしょうか、コイツは。

断片的と言うのさえツライほど情報量が少なく、脳内補完しろって言われてもコレははっきり言って無理です
(^_^;)


羽川 深雪&坂口 涼太
人間の醜い点を表現すること『のみ』のため生まれた、何とも報われない役柄の2人です( ´Д⊂

まあ確かにアレも愛の形の1つかもしれませんが、やはり表面上は悠斗に人間に対する恐怖を植え付けるだけのためにいたような気がしますね(^_^;)

しかも別にあのまま放置で問題ない気がするのに2人揃って死亡。猫に転生させられてます・・・
(;´Д`)
悠斗達が降臨した時代から現在まで、正確にどれくらい経ったかは表記されてないもののやはり(寿命以外で)特に殺す理由はなかったような・・・。


つくづく哀れです
( ´Д⊂


レビューのレビュー(フリートークです)
あ゛〜、疲れた( ´Д⊂
今回久々に結構一気に書いたので今かなり疲れてます・・・。

梨紗グッドEDまではシナリオ終わる度に書いてましたが、トゥルー終了後はトゥルーの感想+全体の印象+大輝等サブキャラ、そして今コレも書いてますから
(^_^;)
時刻も午前5時ですし、目が重くて仕方ないです・・・。


んじゃまあ最後に恒例の良かったシナリオ&キャラの順位付けと、それに加え今作での主な未解決部分を書いておくことにします。



シナリオ   雛水>>梨紗>>>(超えられない壁)>>>遊羽>>千歳>>>その他
キャラ   雛水>>>花織>>>梨紗(怜里)>>遊羽>>>千歳>>>(超えられない壁)>>>紗耶香



こんなトコでしょうか。
シナリオははっきり言って雛水と梨紗シナリオ以外は『舞台を整えるだけ』な役割ですから、今挙げた2シナリオ以外は結構適当です
(^_^;)
キャラは終わってみると花織より雛水のほうが上にきました。
花織も好きなキャラなんですが、いかんせん物語と全然関係ないシナリオだったのが不運でしたね。
ってゆーかぶっちゃけこの娘のシナリオの存在理由ってのがよくわからんです
(;´Д`)


んで(上で書いた2つを除いた)今作における主な疑問点&それに関する私の予想はこちら。


・遊羽の本当の対象者は誰?
花織が一応濃厚なものの、終盤にならないと羽が見えなかったって点が謎。
千歳は最初から見えたものの純粋な人間とは言いがたく微妙、紗耶香は見えないので論外。


・天使の羽の黒くなる条件は?
花織シナリオは試験期間過ぎても黒くならなかったので、多少なりとも愛うんぬんを意識すると変化する・・・のか?(^_^;)

・雛水の神力は元老院にやたら重宝されていたが、結局何だったの?
これはまったくわからず(^_^;)。説明もなければ、雛水がその力を実際に使ったこともありませんので。

・紗耶香は何故幼い頃のみ羽が見えたのか?
コレも理解不能。つかコイツに天使との接点を作る理由は別になかったような・・・。

・千歳&雛水の過去全般
名前も出ない千歳がかつて想ってた人。名前しか出ない見習い時代の雛水の関係者。
外伝で真っ先に補完されそうな内容ですが、何にしろ今作だけではどうにも解決できず不完全燃焼の一部を担います
(´Д`)ノ


プレイ時間・・・・・・・34時間。ほとんど既読スキップ使ってないためこれだけかかったわけで、常連様なんかはこの半分ほどの時間で終わったようです(^_^;)。ED・CG・ムービー・シーンといったあたりは全部埋まってます。

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