君が望む永遠 〜ｓｐｅｃｉａｌ ＦａｎＤｉｓｋ〜
名前のとおりの作品。オリジナル登場から約３年経ってのファンディスク登場。やはり家庭用移植の功績が大きいんでしょうかねぇ（そんなバカ売れしたわけではないはずなんですが）。
俺的な印象
・・・スゲーな、コレ。
正直ファンディスクでこんなレベル高いの初めて見ましたよ。
つかもう完全にファンディスクの域を超えてます。
家庭用移植は結構最近の話になるもののオリジナルとなるＰＣ版は３年も前に登場したってのに、それでも『君望らしさ』を存分に残しつつさらにこのクオリティ・・・。
微塵も過去の遺産に頼ったりしてません（もちろん背景の使いまわしやらは除きますよ(^_^;)）。
つかもはやこのファンディスク単品だけで十分『作品』として誇れる出来になっとります。
また新たに描き下ろされた１枚絵がいくらかあることはさすがに予想してましたが、まさか音楽まで新規のものを用意してるとは思いもよりませんでしたし、他にも背景や新たな立ち絵・・・。
・・・とんでもないことになってます。
まさにこーゆーのがプロの仕事ってヤツでしょうな。ホント脱帽です。
とりあえずいつものごとく詳細をダラダラと。
グラフィック。
まあ言ってしまえば今冒頭に書いたとおりです。
１枚絵は本編からそのまま持ってきたものもいくつかあるものの、それでもその辺のギャルゲーとそこまで大差ない量をファンディスクで用意してる点を高く評価したいです（ ´∀｀）
ただ『君が望む第１章』以外のＣＧがいつでも閲覧可能なモードがついてないのは大きなマイナス。こういうトコでのポカはもったいないですね(´Д｀)ノ
音楽。
やはりファンディスクなだけに基本は本編のものを流用なわけですが、それでもちゃんと新規のものも数曲用意してるトコは好感触ですね( ´∀｀)ｂ
それと『君が望む第１章』ではクリアしたヒロインごと（愛美は除く）にＥＤ歌が用意されてる点も○でした。
常連様のお話によると遙以外は以前から存在した曲のようですが、私は君望関係のボーカルはゲーム本編以外まったく聴いたことがなかったので全然問題なしです（笑）。
あ、お気に入りは茜と水月のＥＤ歌ですね。特に茜は聴いた回数３ケタ数えるんじゃないかと(^_^;)。
ＣＶ（声）について。
印象に残ったのは君望１章の４人のヒロイン＋孝之のフリートークが聴けるトコでしょうかね。
ＰＣ版登場から３年チョイ。ドラマＣＤやアニメ等様々な君望を演じてるだけに、各声優さんのコメントにも随分歴史というか重みを感じますね（笑）。
「え〜、今回の水月は・・・」とかこういう出だしを聴いてると、同じく何かゲーム出すたびにフリートークを設けてた『ときメモ』シリーズを思い出しちゃいます(^_^;)。
あとゲームでは初めて（？）孝之にも声が入ってますが、まあ可もなく不可もなくでしょうか。
とりあえず演技に不満はなかったです。
システム等。
プレイ環境はそこそこ。少なくともＰＳ２への移植を行ったプリンセスソフトよりゃマシだったです(^_^;)。
インストールに必要な容量はファンディスクにしては多めの１ＧＢですが、今のデスクトップだとＨＤＤ１００ＧＢくらいが標準になりつつありますから、まあなんてことはないんでしょうね。
私は３年前に買ったノートですが、それでも容量は２６ＧＢほどあります。
まああとは各コンテンツの感想でも。
ぶっちゃけそんな書くことはないんですが、さすがにコレで終わるわけにはいきませんので(^_^;)。
〜君が望む第１章〜
各キャラの印象（クリアした順番に書いてます。またとなりの日付はクリアした日です）
速瀬 水月（2004/06/29）
・・・あ〜、まあ完全な王道ストーリーなんで、正直コメントすることがないんですが(^_^;)、とりあえず一言。
死ぬトコだった（ぉ
水月スキーにはたまらんス、マジで(;´Д｀)
特に印象に残ったのは、あの丘での告白後、色々あって孝之が「んじゃウチ来るか？」みたいなことを言うわけじゃないですか。
言った本人は特に意識してない（つか何も考えてなかった）わけなんですが、水月のほうはハァハァなことを当然意識。
んでも、結局はほぼ即答で「うん。」
なんでもないシーンなんですが、ココはいかに水月が孝之のことを好きだったかよ〜くわかるシーンです（ニヤリ）。
涼宮 茜（2004/08/24）
まあストーリーそのものは簡単にオチが読めるものなんですが、こういう展開で来ること自体が予想外でしたね(^_^;)。
私としてはもっと遙を絡めて、君望らしくドロドロいくもんだと思ってましたが（笑）。
あるいは遙の告白をとりあえず受けて、後に当然遙が茜を紹介、んでもって孝之が茜に浮気してしまう展開とか。
浮気は誰もが認める孝之の十八番なんで（爆）、コレとか非常にあり得る展開だと思うんですけどねぇ〜。
とりあえず今回はどのストーリーも完全な純青春モノでいくようですな(´∀｀)
肝心（？）の茜ストーリー自体の感想は、とりあえずギャオ〜〜〜〜〜！！！！！と、あとはもちっと高校生バージョンの茜も出してくれ！と、これくらいですね(^_^;)。
ちんまい茜もまあ嫌いじゃないんですけどね、高校Ｖｅｒ茜の頬を赤らめた表情が大好きなんで、私（壊
穂村 愛美（2004/09/15）
恐ろしいまでの王道ストーリー。つかもはやコレは平凡と言って良いレベルでさえあったような・・・(^_^;)。
遙や茜と比べるともはや天地の差があった愛美の家庭事情には割と同情入りましたけど、だからと言って（本編で）監禁してはいけません（笑）。
しっかしシナリオライターが狙ってるんでしょうか、随所に彼女の本性及び本編との接点が見え隠れするイベントがありましたねぇ（ ´∀｀）
例えば愛美が半ストーカー状態になり孝之から逃げてる際、孝之が誤って階段から転げ落ちちゃうシーンとか。
（場所こそ違いますが）本編だとコレで骨折＆気絶、恐怖の監禁生活が始まるイベントですから(^_^;)。
このファンディスクだと捻挫で済むんですが、一瞬ヒヤリ（？）としちゃいましたよ（汗）。
他にはシャワー浴びてる愛美とドア越しに会話するシーン。
愛美の言い分がどうにも彼氏と彼女の関係を指してないんですよねぇ(^_^;)。
保護とか監視とか、こういうのが脳裏をよぎるようなことばかり言っとりました（滝汗）。
また今回の孝之は後半を筆頭に随分頑張っていましたが、愛美を好きになった理由に関してのみはやたらと強引な気がしましたね。
なんかもう無理矢理自分に言い聞かせてる感じが強くしました・・・(^_^;)。
すっごい平凡な感想で申し訳ないんですが、なにぶんシナリオ自体も平凡なもので・・・。
それに私は（本編レビュー読むとわかるとおり）愛美キライな人間なので、軽くサーッと流して終わらせただけでして、つまりはもう頭に何も浮かばないです(´Д｀)ノ
涼宮 遙（2004/10/08）
・・・見てらんねぇ（全開ニヤケ顔）
言ってしまえば本編での事故を取り除いただけの展開なので、他に障害もなくもうエンドレスでイチャイチャしとります、コイツら(;´Д｀)
つか３メートルで「寂しかったの〜（←メチャ甘えボイス）」はハメでしょ(^_^;)。
別に遙スキーってわけじゃない私でも「くわ〜〜っ！！」って感じでしたよココは。意味もなくスクワットとかしたくなりますね（謎）。
あとは・・・パッケージにも使われてる孝之を待つ遙のシーンでしょうか。
あそこは君望本編をプレイされた方なら、誰もが何か思うところがあるのではないかと。プレイヤーの遙に対する好き嫌いを除いても。
私はさっき書いたとおり特別遙は好きじゃないんですが、それでも何かこう・・・感慨深くなっちゃいました。「ここまで長い道のりだったな・・・」みたいな。
今年の５月とかに本編終わらせた私が言うんですから、ＰＣ版をリアルタイムでプレイした遙スキーな人達なんかは、ココは本気で感涙シーンなんでしょうなぁ(ﾉ∀`)
〜another episode collection〜
まあはっきり言って１つ１つが短すぎて書くことなんかないんですが・・・『風に揺れる水面』と『がんばろう』はなかなか良かったですね。
ただ『らじおすぺしゃる〜』は無駄に長かっただけに感じましたけど（汗）。
『マブラヴ』も『アカネマニアックス』もプレイしてないんで、よくわからんトコもありましたし。
まあこんなトコで（早ッ！
レビューのレビュー（フリートークです）
・・・書くことねぇな、コレ。
君望１章はプレイされた方ならわかるとおり、基本は本編の１章。んでもって追加分は全キャラ正統派ぞろい。
アナザーエピソードは何か書こうと思うほどのボリュームがない。
マリーのおかたづけ２はプレイはしたものの、どうもこういった倉庫番タイプのパズルは苦手な上、そもそもパズルのレビューって何を書けば良いのかわからない（汗）。
君のぞらじおは実際のラジオを聴いたことがなく、『おなじみのネタ』みたいな雰囲気を感じる各コンテンツがよくわからない(^_^;)。
いやはや・・・もっと私自身がアージュマニアックス（？）にならないとダメですね、こりゃ（苦笑）。
コンテンツの半分くらい殺してるような感があります。
君望１章＆アナザーエピソード以外で楽しめたのはＣＶのフリートークと、あとはディスク自体に入ってる携帯用ボイスくらいでしょうかね。
おいヘタレ、電話よ。
メッチャ使ってみたいです（笑）。
まあ１人で電車とか乗っててこんな呼び出し鳴っちゃったらアセるので(^_^;)、とりあえず使う気はないですけどね。
プレイ時間・・・・・・・１５時間ほど。全ＥＤ＆全ＣＧコンプ。あ、本文では書いてませんが、全シナリオ終了後のＥＸＴＲＡシナリオ。いい味出してますね（笑）。特に演出が素晴らしいです。モトコに轢かれて飛ぶ遙なんかは目立ちますが、私は女の子のくせに「ぐえぇっ！」とか言って倒れる茜が地味に好きです（謎）。
