想い出にかわる君   〜Memories Off〜

かつて相互リンクサイト様や掲示板の常連様に評価を聞いたときに、総じて『イマイチ』と言われたのでず〜っと敬遠してたんですが、『メモそれ』に今作のカナタが出ることが発覚、カナタ関連の知識取得のため結局やるハメになったゲーム。・・・ってなんだこのゲーム紹介は。

俺的な印象



『今』を強く意識しすぎ




・主人公はただの惰性で大学に通ってる(まあ正確には行ってもいないが)ただのフヌケヤロー。
・プータローが溢れかえってる登場人物たち。
・ほぼ全キャラが電波。




まあ電波は『頭が悪い』や『天然』といったあたりに変換して考えてもらって・・・・・この『今』における悪い部分ばかりを集めたような設定には正直気が滅入ってきますね(^_^;)
なんで現実のみじゃなく、ゲームでも同じような世界を体験しなきゃならないんでしょうか。


独特なのは十分認めますが、例えば主人公にしたって『自分の夢に向かってひたすらに努力してるヤツ』とかのほうが遙かに気持ち良く(?)感情移入ができるというものです。路線が王道じゃないんならパッケージ裏とかに何となくで良いのでこちらにそれが伝わるコメントでも書いといてくださいよ
(´Д`)ノ
こんなヘタレヤローとヒロインがめでたくハッピーEDを迎えてもこっちとしてはあんま感動というか心に響くものがないんですが
(^_^;)

まあ『全キャラが電波』と書いてあるとおり、ヒロイン達もバカばっかなので
(^_^;)お似合いっちゃお似合いなんですけどね。




・・・もはや感想というよりただの批判ですが(汗)、とりあえずいつものごとく細かい印象なんかを。


グラフィック。
キャラデザインが変更。最初は多少違和感あったものの、唯笑・静流あたりといった前作までのキャラにちゃんと昔の雰囲気を感じることができたので私的には○です。
また1枚絵のクオリティが驚異的。しかもヒロイン数が7人と多めなのにもかかわらず1人あたりそれなりの枚数があり文句なし。
グラフィック関連については満点でしたね
( ´∀`)b


音楽。
2ndに比べやや質が落ちた印象。いつものabo氏(漢字覚えておらず)の他に新人(?)も混ざっていて、この人が私的に当たりとハズレの曲の差がデカいのが不満でした。

お気に入りはカナタのテーマ曲『Kanata』と、カナタとの回想に使われる『Remembrance』、カフェに流れる『cubic cafe』、あとは唯笑のテーマ曲『Each and every heart』ですかね。
ボーカル曲は・・・・・リプレイマシンは非常に気に入りましたが、あとの2つは微妙な感じ
(^_^;)
それと音緒は本人ちゃんと(?)歌ってるんですから、カナタにもぜひ歌って欲しかったです。なかなか独特な声質してることですし。


CV(声)について。2ndに比べ知らない人の割り合いが増えました。知ってたのは沙子・音緒・テンチョー(の声優)くらいでしょうかね。あ、もちろんシンはわかってますよ
(^_^;)。それとトビーもキッドゲー結構やってるだけに名前は非常に目にします。


システム。完璧。キッドのシステムはもうすっかり完成されてるので書くことがありません
(^_^;)



さて、そろそろ各キャラのストーリーの感想を。が、実はまだ2キャラしかありません(爆)。
本来まだ公開すべき進行度じゃないんですが・・・・・最近レビューのアップペースがヤバくてもう無理矢理ってヤツです
(^_^;)

各キャラの印象(クリアした順番に書いてます。またとなりの日付はクリアした日です)
児玉 響(2004/06/26)



・・・何コレ? (゚д゚)



スイマセン、な〜んとなくは言いたいことがわからなくもないんですが・・・強くぼかしすぎじゃないですかねぇ。
唯一




常識にとらわれないモノの考え方



ってのは伝わってきたんですが、あとはちょっと・・・(^_^;)


ま、まあシナリオのテーマに関してはこの辺にして、あとは構成やらの話なんですが・・・正直ヒドすぎですね。

とにかく物語の入り方(特にシリアス関係)が唐突なんですよね〜。
名もない響の友人に野良犬呼ばわりされる時もしかり、カナタが登場して2人の仲がこじれる時もしかり。
もうホント
『急に』始まりますから。

その他ラスト直前のカナタがバイクで登場するシーンなんかも、なんで律儀にカナタの相手するのかが謎で仕方ありません。
普通当のショーゴにしたって、やってるプレイヤーにしたって一刻でも早く響に会いたいという気持ちがあるべきシーンなのにモロに逆行してます。
ココはホントテンポ乱してましたね。シンクロ率大幅ダウンです。



それと響のあまりの無知っぷりにも呆れました。
普通にモノを知らなすぎるのもアレですが、何より野良犬呼ばわりされたあと



「アタシお金が欲しい!幸せになりたい!それって悪いことなの!?」


みたいなコトを公園で主張するシーン。
ここは本気でポカーン・・・
(゚д゚)でしたよ。


つーかさ、金が欲しいなら働けよ・・・。
幸せになりたいなら努力しろよ・・・。
泣く前にやることあるだろ・・・。
16なんだから働けるし、考えるだけの頭もある(はず)だろうに・・・。



最後にしたってショーゴがもう傷つくのがイヤだからもう会わない・・・と、それ自体がショーゴを傷つけてることに気づかない響・・・。
やっぱアホだよコイツ
(;´Д`)
ショーゴが何のために必死こいてバイトしてまで自分(響)を豪華客船に連れてったか考えてみろっての・・・。
しかもそのすぐ後に何事もなかったように再会するし。アホっていうか意味がわからん。

・・・まあショーゴ本人も信じられないほどヘタレな言動&行動が多いのである意味非常にお似合いなカップルな気もしますけどね
(^_^;)



なんかメチャ叩いてますがこの辺で。
シナリオの流れから響と環は共通ルートがかなり長めなように感じたので、とりあえず環は後回し。
想君ヒロインの中で一番まともと思われる音緒狙いでセカンドプレイを進めようと思います。


荷嶋 音緒(2004/07/08)



響よりはマシだった・・・



ストーリー全体としてはこんな印象でしょうか(^_^;)
終盤の姉妹ゲンカなんかはまあ良かったんですが、前〜中盤が私的にサッパリだったので総合するとこんな程度のコメントになっちゃいます。具体的に言うなら音緒がちゃんとメインと呼べるだけの活躍(?)を見せるのがやたらと遅かったのが私的にかなりマイナスです。

セーブ画面に『音緒編』と出るのは響とそんな時期的に変わらないんですが、実際しばらくはトモヤ(=ケン)の捜索が続きますから。一応この間も音緒はそこそこ出ますが、はっきり言って(音緒関連で)印象に残るシーンはほとんどなく、音緒編をやってる気になれません。



また音緒自身をあまり好きになれなかったのも評価がイマイチな理由の1つですかね。
音緒好きの人には悪いんですが、こういう音緒みたいな
自分の考えを悪気もなく無理矢理押し通して人のテリトリー荒らすタイプって私かなり嫌いです(^_^;)

わかると思いますが、テンチョーとの討論全てのことです。まあほとんどが失敗に終わるんですけど。
それとテンチョーのこと「わからず屋」とよく言ってますが、コイツもある意味自分の考えが絶対で、人のことあんま聞かなそうに感じましたね。いつも味方は大勢いますし。

まあ逆に、意見は立派だけど自分の言い分が通らないから機嫌が悪くなるってあたりは、まだまだ若さを感じてかえって良かったりもしたんですが
(^_^;)



さて、話は変わって音緒シナリオの一応の見所であろう『花の王子=音緒』ならび姉妹ゲンカについて。
まずは花の王子=音緒のほうですが、一応それなりに早い段階で予測はできてました。もちろん終盤近くまで怪しい言動とかないため、確固たる確信はできませんでしたが。

あの雨に関する花の王子のメールと、傘を持ってなかった&雨を気持ちいいと言った音緒。
ココが完全にイコールだったのを偶然気づくことができて「あれ?」って感じです。


たださっき述べたとおり確信できるだけのイベントが無かったのと、急に態度がヒョーヘンした理由ってのがサッパリだったのでイマイチ絞れきれなかったってトコですかね。
まあトビーはないと思ってましたけど。ヤツはショーゴよかよっぽど考え方が大人ですし、何よりあんな回りくどいことはやらなそうですから
(^_^;)


ふっちー=テンチョーは誰でもすぐわかりますよね(笑)。
んでスーパーバカとか言ってる時点で花の王子=音緒を確信です。

その他「あのね・・・」を連発、先の言葉が続かないシーンとかも一応ヒントになってるんでしょう。



お次に姉妹ゲンカについて。
おもしろいっちゃおもしろいシーンなんですが、なんでいきなり根本的な姉妹ゲンカまで発達しちゃうのかが最初の時点ではこちらは理解できないので(=展開に追いつけない)、かつてのほたるvs巴ほどの興奮はなかったですね(つかアレは凄すぎた)。

んで話の途中での「お姉ちゃんとケンカしたかったの!」発言で大まかな展開を理解できるわけなんですが・・・・・ショーゴ君にとってはエライ迷惑なことですよね、コレって
(^_^;)。要はケンカのダシに使われたんですから。いつもヘタレすぎてイライラするショーゴ君ですが、この時ばかりは少しカワイソーでしたよ(^_^;)


あとはコレといった印象はないですね。
ケンカになった理由にしても深歩を過保護にしすぎたのが原因でしょうし、(足が不自由な深歩を)過保護に扱った音緒の気持ちもまあわかりますしね。また対等の立場に立てない深歩の歯がゆさ(?)ってのも理解できます。
そんな珍しいタイプのシーンじゃない上、音緒・深歩共にそこまでキャラに魅力を感じなかったので、それぞれの気持ちやらを理解できてもそんな心に響くようなことはなかったです
(^_^;)


ところで音緒も深歩と同じ気持ち(=ケンカしたかった)だったってことを途中で音緒が言い、これにより何故『花の王子』として深歩に暴言やらを吐いていたのかが判明しますが・・・・・なんかやり方が陰気というか伝わりづらいというか
(;´Д`)


普段の音緒からはおよそ想像できないので、プレイヤーをだますという意味ではまあ成功してるんですが、(ケンカの)方法としては激しく間違ってる気がしますね・・・(;´Д`)



う〜む、この辺で。
そいやこの娘はエライEDが淡白でしたなぁ・・・。正直カナタに次ぐ看板キャラとは思えない扱いだったんですが
(^_^;)
今回クリアリストでの表記は『GOODエンド』だったんですが、かつての唯笑のように『TRUEエンド』も存在したりするんでしょうかねぇ。
CG全体の半分くらいしか埋まってませんでしたし。



まあとりあえず次は那由多(漢字出しづらすぎ)狙いでいくつもりです。


北原 那由多(2004/08/05)



いつもと一緒。



つまりですね、物語に秘める真意ってのは割としっかりしてるものの、肝心の物語自体がつまらん、と。

相変わらず展開は強引で仕方なく、ラストもどうも盛り上がらない。

真意うんぬんに加え、もっとこう
深く考えることなく楽しむこともできるようなシナリオならこの『想君』かなり優秀だと思うんですけどねぇ(´д`)



まあ全体的な印象はこの辺にして、少し細かな各シーンの感想でも。

まずは中盤、思い出の女の子うんぬんに関して。
はっきり言ってしまえば、夢やらでの回想でボイスが川澄嬢だと簡単に判断できるのですぐオチがわかるんですよね
(^_^;)
つまり思い出の女の子は沙子であると。


・・・この手のタイプのトリック仕掛けたいんならもっと役の幅に優れる人を起用しなきゃ機能しませんね
(´Д`)ノ
川澄嬢は演技は良くても、こういう(バレてはいけない)二役的なモノはちょっとキツイかと。
『Never7』のあの人級ならココはおもしろいシーンになったかもしれません。


もひとつ中盤、小夜美と静流が那由多の家に連日遊びに来て山下2.5号やらいろいろギャグがありますが・・・・・



なんであんなにつまんないんだ?(;´Д`)


キッドのギャルゲーって哲学的なことは割と味があって良いんですが、ギャグはいつまでたってもダメダメですね(^_^;)
ここら辺は苦痛そのものでした・・・。



お次は終盤、那由多が実は父の浮気相手の子供だったというオチ(?)について。

まあコレ自体は良いとしても、なんで子供同士でこんなんなっちゃうんでしょうか?
つかその新しいママって別に殺人されたわけじゃないんでしょ。沙子が変化した理由がイマイチ掴めません
(^_^;)。逆に家族の絆が強くなったとしてもおかしくないくらいです。
また那由多が「あたしは自分を絶対に許さない」とか「醜い、汚い」等言ってますが、いくら浮気相手だからって最終的には再婚までいったんですから、別にヘンってわけでもないと思うんですが。この辺は沙子にある意味うま〜く洗脳されちゃってますよね
(^_^;)


それと那由多は悪い意味で自分の世界に入りすぎ
(;´Д`)
しかも「限界スレスレまで想像・・・」の話をしてる限り自覚もちゃんとしてる始末。
さっき挙げたとおり原因の1つは確かに沙子ですが、那由多のほうにもかなり問題が
(^_^;)



あとショーゴも相変わらずのカスっぷり。
沙子関連で那由多とケンカ状態になったあと何とか和解を試みるわけですが、「なゆを掴まえて話をすればきっと許してくれる」とか言っときながら、
肝心の自分の気持ちやらは微塵もまだ決まってないって何考えてるんですか?



こんな状態で会ったところで何を那由多に言うのでしょう?

つか何を根拠に那由多が許してくれると思ってるの?




・・・楽観視にも程がありますね(呆)。


それとカフェの件にしても(カフェのみんなは)山下2.5号&ミヤコと知り合い、それどころか(慣れ合った会話から)かなり親密な関係なのに、何故かショーゴだけはまったく話についていけず。
(何も知らない)プレイヤーとのシンクロ率は良いかもしれませんが・・・今まで何を見てたんだ?コイツは
(;´Д`)



さて、大体叩きたいことは言い切ったので(^_^;)そろそろ良かった点に関してですが、このシナリオは演出面が激しく◎でしたのでコレについて少々。

まずはMDを使ったネタ。



非常に斬新で◎。



長いことギャルゲーやってますが、この手のタイプはちょっと他に記憶ないですね。実に良かったです( ´∀`)b
まあ肝心の声が私にはどうにも「ショーゴ!待ってる〜」にしか聴こえなかったんですが(ホントは「愛してる〜」らしいです)。
ヘッドホンまで使って聴いたんですけどね・・・
(^_^;)

もひとつ、那由多の部屋での殺人に関する新聞資料やらが出た時の演出も○。ちゃんと音楽切ってるのがウマイですね
( ´∀`)b


あとは(大学において)那由多とショーゴと沙子が並んで座ってる1枚絵ですかね。まあアレは良いというより純粋におもしろかっただけですが(^_^;)
特に中心で頭抱えてるショーゴが○でした(笑)。



まあこの辺で。
次はカナタでいきますかね。最初はかなり印象ヒドかったんですが、プレイを重ねるうちにまあまあマシに感じるようになったので。
この那由多シナリオをプレイしてて沙子シナリオが非常に楽しみになったので、沙子は最後の砦(?)として残しておくことにします。


百瀬 環(2004/08/19)



・・・まあまあ、か。



正直微妙ではあるんですが、まあ今までやったシナリオの中では一番良かったような。
相変わらずラストだろうがあんま盛り上がらないんですけどね
(^_^;)
いつもどおりテーマは良くても展開&構成がドヘタです。

さて、今回は更にキャラごとに感想を分けたいと思います。



・環


他人を過度に優先する


このキャラ設定はなかなかおもしろかったんですけどね・・・。
実際プレイしてると何に関しても結局「わかんない・・・」ですから、腹が立って仕方ありません
(^_^;)

つか私から言わせるとこの娘、他人を優先してるというよりは
考えることを放棄してるナマケ者に映りました。全てを人に頼ってるというか。
しかも他人のことを第一に考えてるくせに、環がはっきりしないせいで結局のところかえって他人に迷惑をかけてるシーンが目立ったので余計に・・・です
(^_^;)
もし環がキチンと物事を考えていれば「私が優柔不断だったからみんなに迷惑がかかった。だから今度からしっかり自分の意見を言えばみんなに迷惑がかからない」とかそういう考えに到達するはずなんですけどねぇ。
宮沢賢治の詩とか、また本編中環自身の口から「全く目立たない空気のような存在になりたい」とか言ってますが、みんなの足を引っ張るようじゃかえって目立っちゃいますよ
(^_^;)


まあ環の成長がこのシナリオの1つの醍醐味のはずですから、本編中だらしないのはある意味仕方ないんですけどね。




・ショーゴ
若干いつもよりはマシだった気もしますが、相変わらずカスだったことも否定はできないかと(^_^;)
いつもどおり何事においても表面だけ(=口だけ)で全てを固めつくそうというか・・・。
中身がカラッポなのよね。
だからすぐにボロが出る。
シンのように頭がキレるわけじゃないから少し歯車が狂ったらもうそこで終わり。
マグローに環に対する気持ちを強くツッコミ入れられた時、ほとんど何も言えなかったシーンなんか典型的ですね。

あとラスト直前のシーンにより環は明確にショーゴに惚れた、みたいな描写になってますが、アレって別にコイツは何もしてないような・・・。
環を変身させた理由はどう見ても響の紫の蝶が決め手でしょうに。




・マグロー
コイツもある意味ショーゴと一緒。
おそらく自分の言ってることが私欲で埋め尽くされてるのを自分自身気づいてるくせに、それを隠してる。

あとショーゴもツッコミ入れたストーカー関連。
アレも自分の非をまったく認めようとしないし。
やっぱ君は漢でも何でもないよ・・・。
ただの直情鈍感カス。

オマエはとりあえず女の子うんぬんで浮かれるより自分(の精神面)を磨け、と。


・・・エライ辛口ですが、コイツには本気でムカついたんで
(^_^;)。普段からフットワークの悪さが目立つのに、恋愛が絡むとまるで小学生ってのはねぇ・・・。
やっぱ高校行ったほうが良いんじゃないですか?
学業うんぬんもありますが、コイツはもっとコミュニケーションってヤツを学ばなくちゃ。


それと呆れを通り越して笑いまで出たのがショーゴを殴るシーン。



「男の勝負に遠慮は無用っス!!」


とか言いながら不意打ちで殴ってくるマグロー。
そしてそのまま捨てゼリフと共に逃げ。

アンタ立派な漢だよ・・・(心底呆れ)。




・響
環とは対極に『自分の気持ちにすごく真っ直ぐな事』を実行してるキャラ。
人の気持ちを考えられないので、これまた見てて非常にイラつきます
(^_^;)

しっかしこのシナリオは主要登場人物がとにかくスゴイですよね・・・。



ヒートアップしすぎのため私欲で頭が埋め尽くされてるマグロー。
自分の意見ってものを全くもたない環。
他人の事を一切考えない響。



これだけカスが揃うと、さすがにヘタレキングのショーゴですらまともなヤツに見えます(^_^;)
一応響は自分に非を感じるとちゃんと謝ってきますが、基本的に誰かにそれを言われて初めて気づくってパターンがほとんどなので、結局は他人のこと考えてないのと一緒です
(^_^;)

ただラスト直前は非常に冴えてましたね。
まず



「みんながグチャグチャになっちゃったのたまのせいでしょ!」


のセリフ。コレは実に的を得てると思いましたし、さっき書いた蝶関連も含め、環を実質変えたのはこの響のおかげですから。
ラストでだいぶ私的評価が上がりましたよ
( ´∀`)b
逆にこのシナリオによりマグローの私的評価はガタ落ちです(´Д`)ノ



・トビー
生い立ちうんぬんの描写が出ましたね〜。足が悪い理由ってのは出ませんでしたが。まあココは深歩シナリオできっと補完されることでしょう。

ただコイツの過去振り返るくらいなら、環がああいう『他人を過度に優先するようになった』理由的エピソードを入れといたほうが良かったと思うのは私だけでしょうか・・・
(^_^;)


とりあえずコイツには『自分の気持ちにすごく真っ直ぐな事』。
コレも別に一概に良いこととは言えないよ、ってことを伝えたいです。
人間は集団で生活する生き物なんですから、自分が生きるためだからって犯罪しちゃダメでしょ
(^_^;)


マグローは『生きるために一生懸命逃げてることは素晴らしい』みたいなことほざいてましたが、怪しげな露店やらやってるよりまっとうに働いたほうが遙かに素晴らしいに決まってます。





・・・なんか長いだけで内容的にはグダグダなレビューになっちゃった気がします
( ´Д⊂
とりあえずしばらく『君望ファンディスク』のほうに移行するのでレビューは一旦凍結です(^_^;)


荷嶋 深歩(2004/09/05)



う〜む・・・



これまでで一番まともなシナリオだと思いますが正直トビーが主人公だったほうが良い(というかわかりやすい)シナリオになったような気が・・・。
まあ主人公って言うと誤解(?)を受けるかもしれませんが、要は深歩シナリオでのみトビー視点である程度物語を展開させたりってことですね。


何にしろテーマは直球でも、表現が変化球すぎた気がします。
ちょっと私のレビューでは珍しく軽いあらすじを入れますが



みんなと比べて(足が)劣っている深歩

みんなと同じ『普通』を目指すもそれは達成ならず(花屋でのバイトの件が具体的な描写)

いくら頑張っても結果が出ずヘコむ深歩

そこへショーゴが「『普通を目指す=前へ進む』以外にも道筋ってものはあるんだよ」と進言

ハッピーED



コレを通して言いたいのは『(トビーの義足の件やらを踏まえて)つまり普通になれなきゃ道具等を生かして自分で出来ることを見極めろ』ってことですよね。



でも・・・ショーゴが言うよりは同じく足が不自由で、かつそれをしっかり認識&克服してるトビーが深歩を諭したほうがよりシンプルに、かつ良い物語になったような気がします(その認識やらに関しては鉄棒の件で思いっきり表現されてます)。
まあ簡単に言って
『同じ立場である』ほうが説得力もあれば、感情移入もしやすいですから。


あと1回パーッと流してやるとわかるんですが、深歩の独特の言い回しも合わせて、終わったあと何か頭がゴチャっとした状態になるんですよね
(^_^;)


花屋のバイトの件は結局スッキリ解決とはいかなかったり、『そもそも深歩の足ってもう絶対治らないものなのか』とか、根本的なトコに全く触れてなかったり。
キレイに終わってないところも多いです
(^_^;)


コレはコレで私くらい歳とってる人間がやるとしっかり味がわかって良いんですが、高校生になったばかりの人なんかがプレイしてちゃんと全部(シナリオライターの言いたいことを含めて)わかりますかね〜?
(^_^;)


ま、以上のことからもう少しだけシンプルにしたほうが良いと思いました。
「あ?別に複雑なシナリオじゃねぇっしょ」とか思う人も絶対いるでしょうけど、たぶん高校時代の私がプレイしても完全に把握できないで完したことでしょう
(^_^;)


あとそんな勢い&表立った魅力のあるシナリオじゃないんで、(大多数の人、特にメチャ若い人が)あまり深く考えないような気もします。
ただ少なくとも私は今までプレイしたシナリオで一番良いと感じましたね
( ´∀`)b
シンプルなテーマでしかもちゃんと味がありました。



・・・うっわ文章硬っ!
作文書いてるみたい
(;´Д`)

次は規制の関係上もう沙子しかいません。
まあ那由多シナリオで割とキャラ・シナリオ共に魅力的に感じたので期待しときます。
それに今の深歩・前回の環とそんな酷いシナリオでもなかったので想君自体の評価も最近上がりぎみです
( ´∀`)b


鳴海 沙子(2004/09/09)
テーマは素晴らしいです。



無意識の意図とは何か。



まあこのシナリオで言うなら『無意識の意図とは罪か?そしてその無意識の奥に潜む真実はどこに存在するのか?』なわけですが、コレは今までで一番興味を惹かれる題材に感じましたね。


深歩シナリオに続きかる〜くあらすじを入れますが・・・


憎くて憎くて仕方ない相手が目の前で事故にあい、それを助けられる立場であったものの『故意でなく』助けなかった。
いや、助けられなかったですね。正確(?)には。故意ではないですから。

でもそうやって憎んでるから実際そのシーンでカラダが動かなかった。
そう考えるとキリがない。


コレに沙子はモロハマったわけです。



現実味がしっかりあるので、もし自分がこの立場だったら・・・等々考えられるべきことが多く実に良かったです
( ´∀`)b


ただですね・・・テーマは良くても『ギャルゲー』として考えると正直このシナリオ異端すぎます(^_^;)

みなさんこれまでプレイしたギャルゲーを思い出してみてください。
沙子と似た
『ぶっきらぼう、無愛想、強気、軽い無機質・・・』みたいなタイプってそれはもう色々なギャルゲーに出てるわけじゃないですか。

このメモオフシリーズにしたって前作の鷹乃がこのタイプに属していたと言えます。

んで、このタイプの魅力として大多数の方が賛同するであろう
『主人公に心を開いたあとの急激な言動&行動の変化』ってのがあります。

「大好き!」って人ももちろんいるでしょうが、普通ギャルゲーをこなす人ならば
「悪くはない」ってな印象くらいは持ち合わせてるはずです(まあもちろん中には「このタイプキライ!」ってな人もいるんでしょうが(^_^;))。


なので当然今作での『ぶっきらぼう・・・』タイプに属する沙子にもこの急激な変化を期待しちゃうものなんですが・・・・・変わるころにはもうEDでした
( ´Д⊂


・・・ちょっとコレはガックリきました。
悪い点とは言いませんが
「少しは萌えさせろ」、と(爆)。


あと沙子がこういうタイプなのが原因の1つなんでしょうが、かな〜りの終盤まで沙子シナリオをやってる気がしないのが・・・
(;´Д`)

もうず〜っと那由多ばっか出てますからねぇ。
誰でもわかるとおり物語中必死にショーゴを(心の底から)振り向かせようとしてるわけなんですが・・・なんか滑稽に映ってしまいました(←クサレ外道)。


私、君望の水月あたりを筆頭にいつもならこういう女の子のケナゲな行動には凄く弱い人間なんですが
(^_^;)、那由多自身に魅力が無さすぎるのか、今回はちっとも情が移りませんでしたね・・・。


物語中那由多本人が言う



「おもしろくもないこと、次々一方的にしゃべってばっかりで、うっとうしい?」


のセリフ。
これなんか




ズバリ、そう。



と、速攻テレビにツッコミ入れちゃいましたよ(^_^;)


う〜む、なんか自分自身レビュー書いてる気しないんですがここらで。

あ、タイトル画面にカナタが出てきました。
もう攻略サイト使ってるのでわかってたんですが、終焉が近づいてきたことを感じます。
現在プレイ時間は約35時間。2000円、まあ実質はタダで手に入れたんですが(過去のお知らせ2004/06/04を参照)どちらにしろ十分すぎる健闘ぶりです。


黒須 カナタ(2004/09/12)



・・・『君が望む永遠』をやっているのか?オレは。



君が望む永遠、いわゆる君望を未プレイの人には意味サッパリかもしれませんが、序盤〜中盤にかけてはホント頭ん中はコレでいっぱいでした(^_^;)
あんま詳しく書くと君望自体のネタバレになっちゃうので控えますが、あのドロォ〜ンとした気持ちになっちゃうトコなんかはまさにそのものかと・・・
(;´Д`)

本場を味わいたかったらぜひ君望をプレイしてみてください( ´∀`)b
きっとアナタを鬱のドン底に沈めてくれると思いますよ(^_^;)



・・・って最初から脱線しまくり
(;´Д`)
そろそろ感想にいきましょうか(汗)。


とりあえずはかなり良くできてると思います。
君望に例えたようにかなりおも〜い展開ではありますが、
「最初からこの質出してくれりゃ良作くらい評価できたのに・・・」と思わせるだけのデキだったです( ´∀`)b


ただですね、このカナタシナリオに限らず『想君』全体の話になっちゃいますが



これはメモオフでやるべきではなかった・・・



コレです。
デキは良くても、コレが1st・2ndと歩んできたユーザーが3作目に望んだものかと言われると
限りなくNOな気がします(^_^;)


ベテランのギャルゲーユーザーの1人であると自認してる私から見る『メモオフシリーズ』というものは、それなりにシリアスなシーンなんかもありつつも、基本的には
『そこそこ定番と言える学園恋愛モノ』って感じですから。

もっと漠然というなら
『それなりに明るいイメージ』です。
もちろんほとんど全てのシナリオで終盤はシリアスになりますが、シリアス=暗いではありませんし、2作を通していくらかは(そういった鬱までいくような系統のシナリオも)存在するものの、少なくとも(そこまで全体のイメージに影響するほど)暗くはないです。

それにメモオフシリーズが今作初めてって人も、キャラデザインがコテコテのギャルゲー風味でまさかこんなシナリオ並べられてるとは思いませんしねぇ
(^_^;)



私的には新規シリーズで、かつ『Remember11』のようなイラストレーターを起用。
これに加えさらに『定番なギャルゲーとは一味違うよ』とこっちがパッケージ見るだけでわかるような配慮ができてれば、もっとおもしろい評価もらえたような気がしました。

もちろん響を筆頭に電波系の多少の修正も必要な気がしますけどね
(^_^;)



う〜む、ここらで。

「は?コレのどこがカナタシナリオの感想なんだ?」と思われた方もいるでしょうが、このカナタシナリオが形式上このゲームの締めとして用意されてる点、また冒頭に書いた『俺的な印象』が今回書いた時期が早すぎたため、どこかでこういったプレイ後期の全体の印象を書きたかったこと。
そして音緒トゥルーEDシナリオが間違いなくこのカナタシナリオと共通ルートが長いであろうこと。

以上の3点からこのカナタシナリオは、いわゆる『俺的な総括』として書かせてもらいました
(^_^;)


シナリオ自体は音緒のほうで重点的に書かせてもらう予定です。


荷嶋 音緒トゥルーストーリー(2004/09/17)



正直カナタシナリオに比べるとパッとしない印象


カナタシナリオに比べると割と平凡的なストーリーなんですよね。
カナタシナリオは想君全シナリオに共通すると言える
『考える楽しさ』に加え、『考えなくとも楽しめる』要素もあったんですが、この音緒シナリオはどっちもカナタに比べると弱めな感じ。

印象に残ったと言えばショーゴがいつものヘタレっぷりを発揮したくらい?(汗)


最後も結局はシンに助けてもらっただけのようなモノですし、なんか他ヒロインのシナリオの時みたいにサラッと終わってしまった印象ですね
(^_^;)

とりあえずこのシナリオで改めて感じたのは(お互い肩の力を抜いてやりあえる)カナタのほうがショーゴには相性が良さげなのと、あとは私自身も音緒よりはカナタのほうが好きかな?ってことですかね。


結構音緒にキツめな文章続いちゃいましたが、あまりに一途だったトコに関しては音緒もそれなりに好感度上がりましたね。
まあショーゴのヘタレっぷりも手伝って物語中では『一方的に押し付けてる』イメージが強く残っちゃいますけど
(^_^;)

特にあのショーゴの部屋の変わりようはさすがに・・・(汗)。



さらに音緒自身を突っ込んだ話。
この娘は前述の一途な部分に加え、(このくらいの歳の)人間らしいトコがうまく描かれていたのが○でしたね。

例えば映画を断る話での際、



「ショーゴ君・・・カナタさんと付き合ってたんでしょう?」


コレはちょっと弱気すぎるというか、いくら今の(カナタの)状況が悲惨なものだからって『過去に付き合ってた』だけであって、今(形式上は)ショーゴとカナタには何もないと言うのに身を引こうとする音緒・・・。


ここだけだとケナゲというよりはただのアホなんですが(爆)、かと思えばショーゴがカナタの見舞いに病院に向かった際音緒とはちあわせシーンなんかは『偽りの心に関する告白』というシーンではあったものの、さっき挙げたものとはまったく逆なこと言ってます
(^_^;)


こういう不安定なところがおもしろかったですね
( ´∀`)b



んで最後にショーゴ。

散々書いてるとおりいつものアホ丸出しだったんですが、特にヒドいのが
未練はないけど(←ショーゴ談)いつまでも持ってるカナタのリボン。


コレホント理解できなかったです(;´Д`)
もう縁切れちゃってるんだからスパッといけないんですかねぇ。
気持ちも音緒で(表面上は)固まってるはずなのに。


最後の別れのシーンにしたって(カナタがタクシーで)去ったあともウジウジウジウジ・・・・・。

未練じゃないんだったら同情だっての!
それくらいわかれと。自分の気持ちくらいいい加減把握しろと。オマエそれで何回音緒泣かしてるんだと(怒)。



ま、全てひっくるめてシンやトビーの言う自己欺瞞やらに繋がるんでしょうねぇ・・・。



まあここらで。


テンチョー(田中 一太郎)
かつて黄金色の海を目指したあの少女と同じく、もう今後の登場が絶望的になってしまったキャラ( ´Д⊂
私すっごく好きな人だったんですけどねぇ・・・。


山ほど名言を残した人ですが、私的には



「おまえはおまえの人生をおまえのものにしろよ」


コレが一番お気に入りです。テンチョーはまさにコレを実行してた人だと思いますし。
まあ今後シンの回想で良いので再び登場する機会があることを願ってます。


シン(稲穂 信)
3作連続の登場。もうここまで来たら生涯現役は確定でしょうね(^_^;)。次のメモそれにも出てますし。
いつまでもメモオフの生きた歴史として活躍してくれることでしょう
( ´∀`)


今回なんですが出番自体は相当あったものの見せ場は後述の唯笑に取られちゃった感じですかねぇ(^_^;)
決めゼリフ(?)の「雨はいつ上がる?」も出ませんでしたし。


さて1stはみなも、2ndは鷹乃が面識ゼロでしたが、この想君は全キャラと知り合いになりました(沙子はEDで、ですが)。
シンという強大なバックを得た想君キャラは、既にメモそれで再登場してるカナタを含め、これからのメモオフできっとまた数人は再登場してくれることでしょう。


トビー(飛田 扉)
どうもキャラ設定(の消化)が中途半端に終わっちゃった印象を受けるキャラ。

義足に関してはまあ完結したものの、もうちょっと過去は掘り下げても良かったような。
あとは深歩との出会いのエピソードとか。オプション(?)のカラスも実にテキトーな感じ。


トビー自体は割と好印象です。
何だかんだで筋が通ったこと言ってることや、また沙子シナリオで『確実に状況を理解してるくせに』ショーゴに助け舟出したりと、意外と良い役もらってます。

テンチョーがああなってしまった今、再登場男キャラならマグローよりはコイツのほうが良いですね
( ´∀`)b
シンがいる限り可能性はあるでしょう。


ちなみにもしメモそれに出てても私に報告しちゃダメですよ
(^_^;)
私は公式サイト以外の情報仕入れないでプレイする人間ですから。


マグロー(力丸 真紅郎)
説明書でのキャラ解説がダントツに短いカワイソウなキャラ(笑)。

はっきり言ってコイツはどうでも良いですね(爆)。
しかもトビーのようにキャラに深さ(?)がなく、もし今後出てくるとしても一体何に関連して出ることになるのか予想つきませんし
(^_^;)
ぶっちゃけ役に立たないんですよね〜(核爆)。

すこ〜しだけカナタ&音緒シナリオ等でシリアスなシーンもありますが・・・・・どれも別にコイツである必要がなかったです。


まあペアルックのたまちゃんとでも幸せになってください(←投げやり)。

今坂 唯笑
彩花と共にメモオフ1stで看板はってたヒロイン。

いやはや・・・テーマ曲あるわ、(響や沙子といったヒロインの中にも1種類しか服装ないキャラいるのに)この娘は2種類あるわ、後述の小夜美&静流に比べると優遇されまくりでしたね、このキャラ
(^_^;)
まあ1stで一番好きだった娘なので、この優遇具合にはまったくもってハァハァ(;´Д`)なんですが。


そして見せ場も十分。
カナタシナリオでのテンチョー去りし後、ファミレスにおけるショーゴとのやりとりはまさに
『唯笑でなければならない』なシーンでした( ´∀`)b
あそこはホント良かったです。

今作でシンに加えカナタ&音緒の想君メイン2人と繋がり持てたので、まだまだ再登場には期待もてそうです
(´∀`)

霧島 小夜美&白河 静流
ぶっちゃけ別にいなくても問題なかった2人(爆)。
静流なんかは料理関係で音緒と親密になるのかなぁ〜と思ったらサッパリ
、ちょっと扱いがもったいなかったですかね。結局プロレスバカで完しました(爆)。

小夜美は・・・感想に困るなぁ
(´д`)
まあヒロインの1人だった1stでも1枚絵は1ケタという冷遇ぶりだったので、出れただけでも良しですかね(^_^;)


そいや静流は次の『メモそれ』でも今度は姉妹で出てますね。スタッフのお気に入りキャラなんでしょうか。謎です。


ショーゴ(加賀 正午)
普段はヘラヘラしてたものの、シリアスなシーンではそれなりに常識的な行動&言動をとっていた1stの智也。
基本が浮気ゲーだったのは不運、しかしサッカーを主とした設定等主人公としてはまあまあ感情移入できた2ndの健。




で、このヘタレは何よ?



全体的に考え方が楽観すぎる点(レビューにも書いてある那由多シナリオが良い例)、『この行動を起こした結果どういう事態になるか』ってのを微塵もイメージせずとりあえず動いちゃう点(トビーを殴るシーンなんかは典型的)、「オマエまだ反抗期なの?」と言いたくなる『人(主にシン)を素直に褒められない』点(シンがホームページ開設した時とか)、等々・・・・・


無能具合ではかの伝説のヘタレ、『君が望む永遠』の鳴海孝之さえ超えるのではないかと思われるどうしようもないカスです
(^_^;)
しかも孝之はヘタレになった原因ってものがはっきり存在する上に、悩むべき問題を除外(=1章)さえすれば多少ふがいないシーンはあれども、全然『人間らしさ』の一言で通るレベルでした。



で、このクズはどう擁護するよ?



もう普段からゴミなんですよね、コイツ(;´Д`)
コイツが高校入りたてとかならまだ何とかフォロー入れられますが・・・これで大学生だったりするから困ります(汗)。



んでもってこのクズがメモオフ史上最高となる7人のヒロインからラブラブ光線(死語)をもらえるわけなんですが、そのほとんどにおいて好きになった根源となる理由がわかりません
(´Д`)ノ

カナタが言う何にもこだわらない、ニュートラルな部分ってのを長所の1つとして挙げたとしても、他がま〜ったく出てこないんですよね(´д`)


コレのみで現役モデルのカナタを始め、どう考えても学校内では人気がありそうな音緒&那由多。完璧な美貌を誇る(らしい)沙子。
沙子はシナリオがああなだけに例外だとしても、他の3人のハートを射止める(だから死語)のにはコレだけじゃ無理がありすぎです。

もっと具体的に言うなら、例えばカナタは『連ドラ出演で人気が出る=チヤホヤされる=いろんな人と会う機会がある』なわけですから、ショーゴより優れた人間なんて星の数ほど見つかるに決まってるんですよね。


とりあえずコレらを一蹴してみ〜んながショーゴを好きになっちゃった理由




ルックスが恐ろしいまでに良い



私はコレしか思いつきませんでした(^_^;)
このルックスで多少チヤホヤされたから(あんまり男に慣れてなさそうな)深歩なんかはコロッとショーゴにイっちゃったと説明できますし、響なんかも出会い方がああなだけに、やはりこのルックスに惹かれてドラマチックな出会い、それに加え金を・・・・・と考えると意外なほどしっくりきちゃいます
(^_^;)



・・・妄想全開な文章が続いちゃいましたがここらで。


レビューのレビュー(フリートークです)
その数3ケタに昇る私のレビュー史上、最も長い文章になっちゃった今回のレビュー。実は意外と時間かかってなかったりします。
やっぱり不満点が多いほどレビューは書きやすいことを今回つくづく感じましたね
(^_^;)。10時間かかってないんじゃないでしょうか。

別にトコトン辛口ってわけじゃないんですが、沙子レビューなんぞ10分かかってません。1回書き始めてからほとんど止まりませんでしたから。



「・・・なんかつまらん話だな」と思われた方もいるでしょう。
スイマセン
(^_^;)、今回ココのネタがまったく思いつきませんでした(汗)。
つーことで早くもいつもの順位付けにでも。



シナリオ  その他>>>>>>音緒>>響>>>那由多
キャラ  沙子≧カナタ>>>深歩≧音緒>>>>環>>響>那由多



かなりヘンテコになっちゃいました、特にシナリオが。
悪いシナリオは挙げやすいんですが、良いほうになると大体全て横一線な印象なんですよね
(^_^;)
やっぱり『考えることなく楽しめるシナリオ』ってのがほとんどなかったので、いつもみたいに頭にパッと浮かぶものがないんですわ。


キャラはまあ見たまんまです。
オフィシャル人気ランキングでは小夜美にさえ劣った沙子がトップという変わったヤツになってしまいました
(^_^;)
ちなみにサブキャラはあえてはずしました。
もし入れると



唯笑≧テンチョー>>>(超えられない壁)>>>カナタ〜


と、他が全て圏外になっちまいますので(笑)。

プレイ時間・・・・・・・41時間。CG&クリアリスト&音楽全て埋まってます。

BACK

HOME

inserted by FC2 system