SHUFFLE!

掲示板でオススメ・・・とは多少違いますが、しばらく話題になってて結局衝動買いしちゃったゲーム(^_^;)。まあ強いて言うなら『絵買い』ですかね。こういう買い方はエライ久しぶりです。

俺的な印象
そんな言われるほどヒドイ作品でもないような。


世間ではやたら酷評されてる今作ですが、私的にはそこまでメタメタに叩かれるほどのデキでもないような気がします。
まあたしかに絶望的なボリュームの無さを筆頭にグチを言いたくなるようなところはいくつかあります。
例えば今挙げた『絶望的な〜』のせいで全体的に展開は駆け足ぎみで、『共通ルート→個別ヒロインルート』へ入る際も、特にコレと言って目立つ&親密になるようなイベントがなく、な〜んとなく流されるままに入ってるような印象です。

ほら、普通のギャルゲーだといくつかその娘に感情移入ができるようなイベント(萌え〜☆なイベントとも言える)を経て、改めてその娘専用のルートに入る感じじゃないですか。
でもこのゲームはそういうのが(現時点では)全くないんですよね。
普通に学園生活を送って、ある程度の選択肢をこなして、んで最終的にいくらかひいきした女の子のルートに入ると。
なんか盛り上がるものがありません。


おまけにシア・ネリネ・楓の3人は最初から好感度MAX、ノベルゲーム的に言うならゲーム開始時からフラグが立っているような状態です
(^_^;)
これはこれで最近あまり見かけないタイプなので別に良いんですが、3人もスキスキ光線全開にしたのはどうかと。

5人しか全部でヒロインがいないのに、そのうちの3人が猛アピールしてくるんですよ?
しかも3人とも別に性格がブチ壊れてるわけでもなく(=否電波)、アプローチも常識的でそこまで大差ありません。
女の子にモテモテでウッハウハーな展開(超激烈死語)はギャルゲーの開祖である『ときメモ1』といったあたりからプレイしてる私としては懐かしさもあって良かったんですが、ちょ〜っと平坦すぎたというか、個性を感じづらいというか。

1人でも『最初は稟のことがキライ』みたいなキャラをスパイス的要素として入れておけば良かったような気がしますね。残りの亜沙&プリムラもMAXまではいかなくても最初から稟(=主人公)に好意的ですし。





・・・ひたすらグチが続き、冒頭に書いてあることをもはや無視しきってるので
(^_^;)、ここらでいい加減良かった点のほうを。
簡潔に一言です。




気軽にプレイができる。



完全に私事になりますが、最近プレイしたのが鬱ゲーとして名高い『君が望む永遠』だったり、一部死がうんぬん的ストーリーをともなう『SNOW』『グリーングリーン』といったものだったので、この底抜けに明るい雰囲気は正直グッタリしていた私にとっては非常に良かったですね(^_^;)


良かった点については下でもいくらか書いてるので、とりあえずココでは終了(短っ!)。冒頭が長くなりすぎたのでそろそろいつものような細かい感想を。






グラフィック。
キャラデザインは西又&鈴平コンビ。冒頭で絵買いと書いてあるだけあってかなり好みの部類です。
1枚絵の枚数は1キャラあたりを考えると平均レベルですが、値段で考えるとやや少なめな印象を受けましたね(5キャラ+4枚しかないため)。

不満点。




私服が全体的にダサすぎ。



制服は無難なんですが、私服が(エロゲーだということを踏まえても)キツめの娘が多かったです。まあコレに関しては完全に個人の好みの問題なんで真っ向から反対する人も当然いるでしょうけど(^_^;)


音楽。
まあまあ。質的には『それ散る』とあまり差はない印象。
ただ亜沙のテーマ曲『STEP DANCE』。この曲は激しく気に入りました。
同意してくれる人は・・・・・まあおそらくいないでしょうが
(^_^;)、この曲は『ときメモ1』を思い起こさせてくれます。懐かしくて良かったです。
ボーカルトラックス関係をいくらか聴いている人だと、もしかしたら私の言いたいことがわかってくれるかもしれません(ギターがポイント)。

ボーカル曲はネリネEDでの『IN THE SKY』が落ち着いた雰囲気でなかなか良かったですね。
そしてそれ以上に歌がしっかり変わるのが◎。ただコレってネリネの声優じゃ・・・・・ないですよね?
(^_^;)


CV(声)について。




それ散るとかぶりすぎ。



と言っても実際はシア(=希望)と楓(=小町)だけなんですが、コレだけでもかなり問題です。
以下箇条書きで少し。



・2人共にキャラのタイプが同じ。
・キャラデザインも同じ。
・ヒロインが全部で5人しかいないのに2人かぶると目立つ。



楓のトコにも書いてあるんですが、私は結構最近にそれ散るをプレイしてるので余計気になりました。
なお、この2人を含め演技力に関しては特に問題ないです(強いて言うなら紅女史が若干キツめ)。
亜沙なんかはコンシューマギャルゲーではほとんど聴かないタイプの声質なんで、新鮮で良かったです。


システム等。
プレイ環境はほぼ完璧。ディスクレスでのプレイも可。一旦インストールしてしまえばあとは実に快適にプレイできます。


が、


問題はインストール。つーかその容量。



必須で2GBは笑えないです。



せめて『音楽&声はディスクからの読み込み』タイプも設けたほうが良かったかと。私は問題ありませんでしたが、悲鳴をあげた人も多いと思いますね(^_^;)
またこれだけの容量になるとインストール時間が20〜30分とかかります。もし今からプレイする人がいるのならマンガの1冊でも用意しておきましょう(笑)。


キャラ。
ブレーキの壊れたダンプカー2人を筆頭に、サブキャラが良い味出してて◎。
ヒロイン達は定番どころを揃えてますが、見てて不快になるようなキャラはおよそ存在せず気持ちよくプレイできます。
ま、詳細はいつものように下記で。



ストーリー。
これまた細かい部分は下にダラダラ書いてあるんで全体的な印象を。




普段のテキストのセンス◎



共通ルート部分で退屈にならない点は非常に良かったですね。『それ散る』も主人公が頑張ってましたが、こちらは神&魔王、そして樹と男性キャラがみんなオカシイおかげでさらに上です(笑)。あと主人公の心のツッコミも地味ながらいい味出してます(「魔王がネットオークション使わないで下さい」とか)。
ただその共通ルート自体がボリューム全体を考えると長めなので、繰り返しプレイを重ね大体覚えちゃうと、かえってヒマになっちゃうのも事実ですけど
(^_^;)

それと演出&効果音も激しく◎。特にファンファーレと共に魔王にエプロンが装備されるシーンと、亜沙のママ、亜麻がシアらと対面する際の石化(?)の描写は悶絶しました
(^_^;)

各キャラの印象(クリアした順番に書いてます。またとなりの日付はクリアした日です)
芙蓉 楓(2004/05/22)
シナリオ&キャラ設定共にインパクトには欠けるものの、無難にまとまってる印象ですかね。スンゲー普通な出だしで申し訳ないですが(^_^;)

ただこういうずっとベッタリな幼なじみ的タイプで、女の子のほうから告白するのは割とめずらしく感じました。
しかも最初の告白でいきなり「抱かれたい」って・・・。
結構大胆じゃないの・・・楓ちゃん(爆)。

あと『楓を膝枕』のイベントは地味に斬新に感じたのに、1枚絵がないのはショックでしたね
(^_^;)。 おもしろい視点の絵になりそうだったんですが・・・。
シナリオに関してはこんなもんですか。プレイされてる人は理解してくれると思いますが、ボリュームが激貧弱なだけにイベント数自体が少なく、コレ以上書くことが・・・
(^_^;)


キャラ設定に関してですが『尽くすタイプ』としてはまあ王道ですね。
近い例としては『みずいろ』の雪希でしょう。アレが同い年になって『ときメモ』の藤崎詩織のような万能スキルを得た感じです。
ただ万能なわりにはヘマやらかすシーンが結構あるんで、実際の印象に『万能』の二文字はほとんど残らないわけなんですが(汗)。



最後に不満点。
結構最近に同じスタッフが作ったと思われる『それ散る』をプレイしたせいか、雪村小町とかぶって仕方なかったです・・・。
同じ声優、同じキャラデザイン、同じようなベッタリ幼なじみタイプ・・・。
せめて鈴平嬢がデザイン担当してくれていれば多少は変わったと思いますが・・・
(^_^;)



>私的ナンバー1萌えイベント
6月14日夜、稟が数学の宿題をド忘れしていたが、楓はお見通し、既にノートを用意してくれてたシーン。んでこのあと抱きついてやらのあそこです。
別に1枚絵があるわけじゃないんですが、突然の抱擁にもまったくの無抵抗、しかも嬉しげとなると・・・・・床を転がるなってほうがムリです(謎)。




さてお次はネリネ・・・のつもりだったんですが、楓シナリオ中に亜沙先輩がやたら好印象に写ったのでこっちに浮気しようと思います(^_^;)


時雨 亜沙(2004/05/25)



もったいねぇ・・・



後半のエピソード自体はなかなか○。
楓ストーリーとほんの少しだけ(テーマが)重なる部分があるのも○。
なんですが演出が弱すぎてあんま印象に残らなそうなのが激しく難点に感じましたね。
ま、具体的に言ってしまえば『1枚絵不足』と、コレです。
少し例を挙げると


・亜麻(=亜沙の母ちゃん)の過去の話全般。実験が失敗して人間界に飛ばされて父ちゃんと出会って・・・のトコとか。1枚絵のみならずエピソード自体ももっと深く作って欲しかった。
・稟がカッターで手首切る場面(切った瞬間も欲しかった)


この辺なんかはホント1枚絵欲しかったです。それこそ物語的にはどうでも良い萌え絵とか、Hシーンの回数を減らしてでも。
まあゲーム全体の雰囲気を考えれば、この娘だけシリアスなシーンに大量の1枚絵をまわすとメチャ浮くに決まってるんですが
(^_^;)


とりあえずグチから入っちゃいましたが、演出不足を差し引いてもそれなりに印象に残るシーンとかありましたので後半を中心にちょろっと。


まずは亜沙の部屋でお互いの過去を話すシーンについて。
楓が幼いころ稟をうらんでいて、その際にいろいろ生傷なんかをつけられそれが今でも残ってるらしいという話が出ますが、楓シナリオでそれを生かしたイベントが欲しかったですね。
風呂場でちょうどお互い素っ裸で向かい合うイベントとかあることだし(笑)。

んでそれを見て落ち込む楓を稟が抱きしめる等して結局は萌え〜☆みたいな(謎)。


次に学校の保健室で初めて亜沙の口から亜麻が実験体1号だったこと及び、自分の命の危険性の話を聞かされたシーンについて。

正直最初は
「むやみやたらとストーリーに死を組み込むなっての!」と怒り心頭でした(笑)。
このままずっとラブラブストーリー(死語)で続いてもなんら問題はないわけですから。
もともとボリューム面を筆頭に大した期待もしてませんし(爆)。


まあその後亜沙が語る同情うんぬんの話は非常に説得力があって良かった上、最後までやった今は「それなりに評価できるストーリーだったな」とむしろ好印象だったわけですが
(^_^;)


ただ魔法を使わない理由ってのはかなり強引に感じましたね。実際苦しくなったから魔力を放出したところで、亜麻は傷つくんでしょうか。
ラストで稟が言った「亜沙に生きてて欲しいのが亜麻さんの願いだろう」みたいなセリフが見事に的を得てる上、(亜麻は)当然娘のカラダのことは完全に知り尽くしてるわけで、魔力を放出しないと苦しいこともわかってるでしょうに。

なんだか全てが空回りっつーか逆効果に感じました
(^_^;)

そりゃあ多少は「自分のせいで・・・」みたいなことになるんでしょうが、無理して魔力使わないで(亜沙に)苦しまれるほうが、よっぽど精神的ダメージが大きいに決まってるでしょうに。しかも自分のためを思って・・・ってな真意もどうせすぐバレちゃうでしょうし。



なんだか楓と比べ随分長めになりましたが、最後にこの娘自体の印象について。
中盤くらいは非常に好印象だったんですが・・・後半に入ってから、もっと言うなら恋人になって亜沙の身体にテーマが移ってからちっと印象悪くなりましたね。

魔法の使用に関してやたら強情だった点に関しては、一応理由付けとなるエピソードがしっかりしてたからまあ納得できるものの



・魔法は使いたくない
・お母さんも苦しめたくない
・でも死にたくもない




オマエ要望多すぎなんじゃ〜!ヽ(`Д´) ノ



普通何かを手に入れるためには、何らかの代償を払うのが当然なんですが(^_^;)
この娘にはぜひ「等価交換」という単語を教えてやりたいです。

例としては微妙ですが、例えば我らこのゲームをプレイしてる人間だって、ゲームを楽しむかわりに金・時間・それと視力。これらを代償として払ってるわけなんですから。




>私的ナンバー1萌えイベント
夕暮れ時の校庭での亜沙告白イベント。




あのCGは死ねます(ぉ



さあ次こそネリネです・・・たぶん。


ネリネ(2004/05/29)



同化までは予測できなかった・・・



あの腕組んで歩いたデート時での「今とは別人ですから」のセリフ。
ここでオチがおよそ読めちゃいました。「ああ、クローンとかその類か」と。ギャルゲーの経験が豊富な人ならきっと似たような発想が浮かぶことでしょう。


んで終盤、予想どおりクローン発覚。ただネリネがオリジナルだったのは少々意外。

私的にはネリネがクローンで
『オリジナルでかなえられなかった想いをクローンがかなえる』的な流れでいくものだと思ってました。


その他プリムラがネリネになついてる理由も『クローン2号体=プリムラの姉』の一言で片付きますし、幼少時の出来事も『記憶を引き継いだ』で完璧ですし、死亡という神王の話も、既にプレイ済みである亜沙シナリオでの『1号体の死亡はウソだった』ことを踏まえて、今回も『事実は違った』的展開でもそんな不思議ではありません。


と、外堀も見事に埋まり、このネリネシナリオレビューは
ネリネをクローンにしろっての!を冒頭に、ひたすら叩く展開のレビューにしようと、ゲームが終わりきってない時点から既に構想を練っていました。



が、まさかの同化発覚。



(゚Д゚ )



・・・・・いやぁ、全てがパァですよ、パァ(爆)。自分の(ギャルゲーに対する)経験・知識・勘を信用しきってました・・・(^_^;)




まあ、さすがにこのままだと悔しいので意地でもグチを少々(笑)。

別にネリネがクローンじゃなかったのに、自分の魔力に耐え切れなくて幼少時寝たきりってのはちょっと不自然に感じましたね。
クローンに関する実験の際、身体の負担が大きくてこういう状態になってたのかもしれませんが、そんなネリネにとって過酷な実験だったらパパが怒り狂うに決まってますしねぇ
(^_^;)



う〜ん・・・・・早くも反撃する手ゴマが無いぞ(汗)。
感服ですね、今回は。そんなシナリオの質自体はブッとんで良いわけじゃありませんが、ずっとナメてかかった挙句最後に裏をかかれ、結局は夢中になってプレイしてしまいました
(^_^;)
もっとも勝手に予想して勝手に裏をかかれと自分の一人相撲で、シナリオライターは別にそんなん全く意識してないんでしょうけど
(^_^;)



>私的ナンバー1萌えイベント
強いて言うなら冒頭にも出た腕組みデート時の1枚絵。
ただこの娘は萌え〜☆と言うよりは、胸に突っ込んだり、M字開脚でパンチラ全開だったり、スクール水着着たりとハァハァなイベントのほうが多く、そっちばかりが印象に残っとります(ぉ




なんだか全然レビューになってない気がしますがこの辺で
(^_^;)
さあお次は・・・・・『SNOW』です(爆)。シャッフルは少しだけ凍結、SNOWを1キャラだけクリアしたら戻ってきますです。


リシアンサス(2004/06/13)



荒削りすぎる。



名前を与えるってことは素直に良かったと思えますが、それにより二人の意識が同時に目覚めるようになったりとあまりに変化が劇的だったのを始め、結局キキョウ(シアの妹)は稟以外の人間に対してはどういう態度をとるようになったのか、また神王及び神界はこの出来事を知ってるのか、そして知ってたとしたら一体どういう処置(?)を取るのかといった、本来EDで用意すべき補足がまったく皆無なのが非常に気になりました。

さらに稟自身も言ってるとおり、あれだけの出来事で裏シアが稟のことを好きになるのがやや強引だったり、キキョウの主張であった
「誰もあたしのことを見てくれない」ってことに関しても、はっきり言ってその『裏』の存在自体を知ってる人がほとんどいないわけですから、学校の連中とかは「シアの様子がおかしい」以外の反応をとれるはずもなく、どうにも同調(=感情移入)できないのがまた事実です。


その他細かいことでは、稟がキキョウと名づけた理由、シア&裏シア関連のエピソードに神王・ネリネ・3人の母ちゃんといった、関わっても不思議でない人物がまったく出ず、結局1対1で終わってしまったこと(=普通のギャルゲーなら第三者から語られるであろう(シアが生まれる際の)背景と言える描写がゼロ)、ストーリーのテーマがネリネと同じく
『報われなかった私の半身』みたいな感じでタイプ的にモロかぶってること。


・・・と、まあ見事なまでに終わった直後はグチだらけでした
(^_^;)


ただキャラの性格付けとしては
『親しみやすいプリンセス』のような感じで、それ散るの希望とかぶりはするものの、かなり好感触でした。また微塵も固さを感じさせない会話全般も○ですが、勉強がスカだったり、全体的に発言が前向きだったり、料理だけはできるみたいなところがさらに自分好みで◎です(^_^;)



結論から言って、キャラは最高、シナリオは最低ってトコですかね(爆)。
・・・まあボリュームがしっかりしてればシナリオもキチンとまとめられたとは思いますけどね。一応フォローってことで
(^_^;)



>私的ナンバー1萌えイベント
相合傘のイベント。

も〜〜、甘ったるくて歯を食いしばるなってほうが無理です(謎)。


プリムラ(2004/06/18)



んも〜〜、全てが『ボリューム不足』のせいで台無し ヽ(`Д´) ノ



とにかく何においても過程がないんスよ、過程が。



最も顕著に表れるのがラスト直前の稟がプリムラに関する記憶を取り戻すシーン。
演出完璧、雰囲気&音楽も○と、あのシーン自体は非常に良いものの




稟が記憶を無くしてから思い出すまでがあまりに早すぎる



Hシーンの際プリムラに記憶を消されてからゲームのプレイ時間で10分と経ってないんですが(汗)。
やっぱもちっと稟及びプリムラの苦悩する描写がないと感情移入の面で軽薄になっちゃいます
(^_^;)



もう1つ気になった点としてプリムラが感情を手に入れてからの彼女の変化について。

まあ誰でも思うことでしょうが
急激に変わりすぎと、コレでしょうな(^_^;)


もはやアレは完全に違う人です。ただのカワイイ義理の妹です。


そしてやはりココも過程がないです。感情を手に入れたからといって最初からああも自由に表現できるってのはどうかと思いました。
スタンダードに『日々を過ごしていくうちに段々人間らしさ(?)を表せるようになってく』という期間を設けて欲しかったです。



やたら叩いてるので少し良かった点も。

プリムラの魔界帰還命令が発動。稟のプリムラに関する記憶が消え、まさかの樹の奮起、いよいよシリアスな展開に・・・・・と思えば、なんつー気の抜けた賭けの内容なこと・・・
(;´Д`)
最初は「オイオイ・・・」と思いましたが、ゲーム全体の雰囲気を考えるとこれで良かった気もしました。
つか5週目ともなると、すっかりこのシャッフルの世界にも慣れ、もはや神王&魔王がシリアスな態度とってるだけで違和感出るようになっちゃってますから
(^_^;)


まあ良かった、というよりは「別にコレでも悪くはないかな」くらいですかね。
つかこのシナリオではっきり良かったと言えるのは
感情を手に入れた後のプリムラの表情全般のみですので(爆)。


>私的ナンバー1萌えイベント
今挙げたとおり感情入手後のプリムラの表情(=立ち絵)全般。


はっきり言って窓からダイブするなってほうが無理です(謎)。

麻弓=タイム
カレハは性格面で少しぶっとんでる部分があるためやや作りづらかったかもしれませんが、この娘は別にシナリオ持ってても全然不思議ではないような気がするんですけどねぇ・・・。
しかもカレハは亜沙シナリオ、樹はプリムラシナリオでそれなりに見せ場というか役目があったのにもかかわらず、この娘は(一番仲が良い)楓シナリオでそんな目立つシーンもなく・・・とにかく残念です
(T∇T)

まあほとんど期待はできませんが
(^_^;)、もし家庭用移植が実現した際にはぜひこの娘にも専用シナリオを・・・ですね。

土見 稟
主人公。前作のそれ散ると違い、性格的に非常にニュートラルなタイプなので感情移入はかなりしやすいと思います。
ただ説明書の解説が割と重々しくなってるくせに、実際コイツ自身のエピソードは楓シナリオにおいてわずかにある程度なのがやや不満ではありましたが。

ということで、これ以上コメントすることがないっス・・・
(;´Д`)

レビューのレビュー(フリートークです)


なんか今回のレビュー失敗・・・(´д`)


冒頭で「そんな悪くない」って書いてるわりに本文中ず〜っと叩いてるんじゃ文章としてダメでしょ、明らかに。
でも特別良いシナリオがあったわけでもないのに、自分の印象としてはやっぱ「そんな悪くない」なんですよね〜。

まあとりあえずは良かったシナリオ&キャラの順位付けを。



シナリオ  ネリネ>>亜沙=プリムラ≧楓≧リシアンサス
キャラ  リシアンサス=麻弓≧楓>ネリネ=プリムラ



はっきり言ってシナリオで合格と言えるようなレベルのものはないです(^_^;)
逆にキャラは全員合格(ぉ
萌えゲーとしてはかなりの良作に感じました。


あ、名前のないカレハや紅女史に関しては特に何も感じなかったということで(爆)。

プレイ時間・・・・・・・20時間弱ほど。1キャラ4〜5時間の計算で、それが5人の計算です。4周目あたりから既読スキップ混ぜてるので少なめで考えてます。

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