テリみっくす
『夏色こみゅにけ〜しょん』から１ヶ月ちょっとで発売になったテリオス５周年記念（？）ファンディスク。今回は書体をそれなりに可愛くしときました。いやぁ、最初はいつもどおり鋭いヤツだったんですがあまりにも怖くて・・・(^_^;)。
俺的な印象
まったくのスカってわけじゃないんですが、値段（５８００円）を考えるとイマイチかな〜という印象でした。私的には１年半くらい前に出た『はぴベル〜』のほうが全然良かったですね。
理由としては
・夏色を除くテリオスの全作品をプレイしてないとビジュアルストーリーを完全に楽しめない（私は『カナン』と『エリュシオン』未プレイ）。
・ミニゲームが内容・ご褒美共にはっきり言って手抜き。
・ビジュアルストーリーにしても新作アドベンチャーにしてもＣＧ数少なすぎ。４８００ならともかく５８００も取るんだから、この１．５倍くらい欲しい。
と、こんな感じです。んではさらに細かく感想のほうを。
まずビジュアルストーリーについて。
内容無さ杉。
特にアンジェリウムはホント終わってます(^_^;)。まあ本編の雰囲気を保ってるという点に関しては良い（？）ことではあるんですが。
エロゲーかつファンディスクということで、とにもかくにもＨシーンを入れなきゃマズイというのは理解できますが、もうちょっとストーリー自体にも何か趣向が欲しかったです。
唯一『まじかるカナン』に関してはまあまあ中身があったように感じます。上で書いたとおり私はカナンの知識は皆無なのですが、それでも普通に楽しめましたし。ただあの保健の先生の行動は謎の一言ですが。本編でもああなんですか？彼女は(^_^;)。
音楽。
これは非常に良かったと思います。ファンディスクなのにＯＰにボーカル曲を用意していたり、それぞれの作品の曲をいくつか収録していたり、その他メニューや新作アドベンチャーにはしっかり新規の曲を用意していたりと十分満足いくものでした。
質もなかなかのものです。特に『エリュシオン』は落ち着いた良い雰囲気の曲が揃ってますね。なんかプレイしてみたくなっちゃいました。
それにしてもＯＰのボーカル曲・・・。『モキュモキュ』というタイトルといい、あのブッ飛んだ内容といい・・・。こんな曲で栄えある５周年を飾るテリオスの未来が心配です（謎）。
ミニゲーム。
冒頭にも書いたとおり内容・ご褒美共に非常に手抜きです。とりあえず１つずつ説明＆感想を。
『私も！こみゅにけ〜しょん♪』
クイックスです。これ以上の説明は不要かと。みなさんもゲームボーイあたりで触ったことがあるかと思われます。私はかなりゲームボーイをやりこんだ人間なので、何の苦労もなく全面クリアできました。しかもコレはクイックス役である明日香センセの動きが非常にわかりやすく、簡単に囲むことができます。
『降臨コスプレ天使さま』
オセロです。もう本気でこれ以上の説明は不要かと(^_^;)。説明書には丁寧に遊び方が記述されてますが、そんなことせずに一言『オセロ』と書いときゃ誰もがすぐ理解できるような気がするんですけどねぇ（まあ実際はそういうわけにもいかないんでしょうけど）。
これはかなり苦戦しましたね。１回戦、２回戦はアッサリ勝てたんですが３回戦がやたら強くて・・・。３回戦だけで１時間くらいかかりました。それとまだ使用されてないマス目とプレイヤーが取ったマス目との区別がしづらいのが非常に困りました(^_^;)。単純なゲームなんですから、これくらいは気を使って作ってほしかったです。
『佐伯優菜のやっぱり中華でＳＨＯＷ！』
う〜ん、麻雀の牌を使って似たようなゲームがあった気がするんですが・・・ド忘れしました(^_^;)。
これはなかなか良かったです。適度に頭を使うので。ただ『画面外も利用できる』等チュートリアルで教えてもらえないことがあったのがやや不満ですかね。また最後のステージは牌の種類がやたら多く（特にカッくん）、わりと苦戦しました。
と、以上の３つで全てです。ミニゲームの内容説明が一言で片付くことからも理解できるようにオリジナリティが微塵もありません。誰もが知ってるゲームを採用するのは良いんですが、せめてそれらをベースに何かしら味付けくらいしてほしかったですね。それと何故か『エリュシオン』と『まじかるカナン』用のミニゲームが用意されてません。謎の一言に尽きます。
ご褒美について。各ミニゲームに１つずつで、面が進むごとに差分が表示されます。・・・・・もうちょっと何とかならんかったんですか？これは。かなりガックリきました。ただでさえミニゲームの数が少ないんだからその分ＣＧのほうを充実させてほしかったです。さらに言うなら１タイトルのみでのファンディスクだった『はぴベル〜』がミニゲーム＆ＣＧ共に６つだったので余計手抜きに感じます。
新作アドベンチャー『合わせ鏡のむこうがわ』について。
無難。
・・・もうこれ以上書きようがないってくらい無難かつ平凡にまとまってます(^_^;)。タイプ的には『Ｔｏ Ｈｅａｒｔ』（志保シナリオ）や『みずいろ』（雪希シナリオ）で、これらを短くまとめあげた感じですね。何にしろ有り触れたタイプのストーリーなんで、今挙げた２つをプレイしてなくても「ああ、このタイプね」ってな印象を持つことでしょう。
ストーリーについてはこれ以上書くことが無いんで(^_^;)、その他気になったことを少し。
双子の姉妹という設定はそこまで珍しいわけではないものの、見た目的に完全に一緒なのはある意味斬新でした。いやぁ、普通だと前髪の一部分が違ったりバストのサイズに大きな差があったりするじゃないですか。でもこのゲームの篠宮姉妹は何から何まで一緒なんです。なんせ姉妹で同じ１枚絵流用してるくらいですから（教室で主人公に抱きついてるＣＧ＆キスしてるＣＧ）。
長いことギャルゲーしてますがこれはさすがに初めてでしたね(^_^;)。ただそのくせ声優だけ違うってのがまた謎なわけですが。
レビューのレビュー（フリートークです）
元旦の午前５時にエロゲーレビュー書いてる私って一体・・・。
新年明けましておめでとうございます。人類の底辺を独走中の三冠王です（爆）。いくら風邪の病み上がりで安静にしてなきゃならんからって、まさかこんな新年の迎え方するとは考えてもいませんでした(^_^;)。
来年は野郎でもいいから、せめて１人での新年は回避したいところです・・・。
プレイ時間・・・・・・・８時間ほど。新作アドベンチャー４時間、ミニゲーム２時間、ビジュアルストーリー２時間ってトコでしょうか。全ボイス聞いてのプレイ時間です。
