ＳＮＫｖｓＣＡＰＣＯＭ（ＰＳ２版）　　　ＳＶＣ　ＣＨＡＯＳ

夏に発売されたアーケード版の移植作品。プレイモア（旧ＳＮＫ含む）にしてはやけに早いコンシューマ移植です。大抵の人は喜ぶべきことですが、家庭用ネオジオユーザーにはたまったもんじゃないかと(^_^;)。

俺的な印象
『移植度』『オマケ要素』『プレイ環境（操作性、ゲージ設定等）』


格ゲーの家庭用移植にあたって誰もが注目すべき点は全て無難といったところです。ただ今回は冒頭で書いたとおりアーケードから半年弱での移植なので（正確にはアーケード版が７月２６日でＰＳ２版が１２月２５日）、それを踏まえると私的にはかなり満足いくデキでしたね。



私の他にもいるであろう『ゲーム自体がクソだということを初めから十分に理解していて購入された方』はきっとコレに近い感想が出たんじゃないかと思われます。まあともかく細かな感想を。



グラフィック。
飛び道具に『半透明＋わずかな残像』の処理が加わった。これくらいでしょうかね、変更点は。一応オプションでＰＳ２版とアーケード版のグラフィックを変更できたりしますが、正直そんな目を見張るほどの差は無いです(^_^;)。

あ、グラフィックとはちょっと違いますがＰＳ２版は庵の豺華の演出がやけに早く感じます。


音楽。
全体的にやかましい曲が多くあんまり好きになれないってのが本音でしょうか。相変わらず家庭用向けにアレンジ等もされてないので、ＰＳ２とは思えないほど音質がショボイです(^_^;)。
唯一気に入ったといえばアテナと戦う天国ステージでしょうか。なんか任天堂のＲＰＧ『マザー２』を思い起こさせます。


家庭用での追加キャラ＆使用条件について。
まあ正確には追加キャラなんてのは存在せず、ただボスが全員使えるようになっただけですけど(^_^;)。

本気カラテと真豪鬼は初めから使用可能でアテナとレッドアリーマのみが隠しになってる点。それとこの２キャラを出すサバイバルモードでの一巡という条件共に、今までのＤＣ版ＫＯＦ２００２やらと比べるとはるかに簡単になったと思われます。順調にいけば３０分弱で終わることでしょう。

一応難易度がそれなりにあるので初心者には多少キツイかもしれませんが、本気カラテ等でもサバイバルに挑戦することができるので堅実に超覇王至高拳や滅殺豪波動を連発していれば誰でも到達することができるはずです。


以下適したキャラなんかをチョイとピックアップ。


ゲージの有無を問わず連続技が安定したキャラ
テリーや春麗、キムあたりが代表的ですね。とにかくジャンプから連続技を入れ続け、ゲージが出来次第超技を連続技に組み込んでいくのがセオリーになります。
ちなみに私はテリーでサバイバルをクリアしました。ひたすらにジャンプＤ→近Ｃ２段目→弱バーンの繰り返しです。ゲージがある場合は最後をバスターウルフにします。ただそれだけで５０人ほど抜きました。


エクシード（以下ＥＸ）を当てやすいキャラ
ＥＸでフィニッシュすると体力が全開する点を考えたキャラ選択です。連続技に組み込めるテリーやギース等と、ガード不能な本気カラテ・豪鬼等が該当されます。逆に庵や香澄といった当て身技がＥＸのキャラはかなり苦しいでしょう。
さっき挙げたテリーはＥＸも使いやすいので私的に非常にオススメできるキャラです。

レビューのレビュー（フリートークです）


書くこと無さ杉


本文中では「移植自体が早かったからベタ移植でも不満無し」みたいな文章書いてますが、レビューを書くという点に関してはこんなに困ることはないです(^_^;)。

あと書いてない要素としてはギャラリーモードがありますが、相変わらずとっくに公開されてる各キャラのノナ絵を見れるだけで、条件も『サバイバルでそれぞれのキャラを倒す』という何のヒネリもないものなので割愛しました。



最近短いレビューばっかで申しわけないです・・・。

プレイ時間・・・・・・・１０時間くらい。ゲーセンで稼動直後に結構プレイした上、ゲーム自体もアレなのでほとんどやってません。一応タバサや色といったゲーセンで触れなかったキャラに現在も挑戦しています。