EVER17  −the out of infinity−

『Never7』に続く、インフィニティシリーズの流れを組む作品。ネットでの評判が恐ろしく高いので、「ゲームの情報はネット中心」ってな人は名前くらいは聞いたことがあるかと。逆に「ゲームの情報はファミ通オンリー」みたいな人は永遠にこのゲームの存在に気づかないことでしょう。もったいない話です。

最初に
ココ編までクリアした人のみ読んでいただけることを強く希望します。



別に規制をかけようってわけじゃありません(書いてあること自体はおんなじですが)。ただ、この『EVER17』というゲームは、ネタバレによるダメージ(?)が非常に大きく、ゲームをプレイする前からそのカラクリ等を知ってしまうとストーリーの価値が激減してしまいます。しかも、最近ゲームをプレイする前に私のレビューを読むという方も比較的おられるようなので、ここで私のレビューは完全にネタバレだということをおもいっきり警告しとかなきゃならんのですよ。


んで、『推奨』ってくらいなのが↓


『Never7』のネタバレも多少入っています。もしこれからプレイしようってな人は読まないほうが賢明です。


こちらはそこまで深いところまでは書いてませんが、「ノベルゲームはまったく予備知識無しでやるんでい!」という人はこれまた読まないほうがいいです。つーかもっと言うなら『EVER17』→『Never7』じゃなくて『Never7』→『EVER17』という順でプレイしてもらい、そして読んでほしいんですけどね・・・。まあ「今更手遅れ」ってな人もいて当然な上、要望が高すぎですな、これは。



・・・なんか「ホントは人に読ませたくないんじゃないか?」みたいな文章が続いちゃいましたが、そろそろレビューのほうへと参りましょう。




俺的な印象
素晴らしき傑作。『Never7』も「かなりの良作」という評価をしましたが、今作はその比ではありません。各作品のテーマこそバラバラではありますが、この質の高さは『AIR』や『EVE』、『YU−NO』等と同レベルだと思います(←最大級の賛辞のつもり。あ、無論EVEは『バースト エラー』を指します)。


ま、とりあえずはいつものごとく細かく感想なんかを。なんか冒頭の感想がやけに短いような気がしますが、このゲームってネタバレ無しでの感想って非常に書きづらいんですよね(レビューを書く方ならばこの意見にきっと賛同してくれるはず)。



つーことでまずはグラフィック。
なかなか良好。私がプレイしたのはDC版なので、PS2版ではさらにムービー等がキレイになってるものと思われます。でもDC版でも十分に合格点でしょう、これは。

細かいところとしては、各キャラの立ちポーズ関連で若干イマイチだな、ってのもありましたが、逆に一枚絵に関しては誰もが納得いくクオリティの高さだと思いますね。特に萌えた良かったものとしては、沙羅の登場時のもの〔あのエレベーターから見下ろしてるのね。特に差分のヤツ(笑)〕とOPでのつぐみの紹介に出てくるもの(IBFでイチャついてるヤツ)ですかね。


音楽。まあ優秀。ですがこれ以上の評価ができないのもまた事実かと思われます。良いことは良いんですけど、あともう1ランク上のものが欲しかったというか・・・。一応お気に入りとしては、世間でも評判の高かった主にタイトル画面で流れる『Karma』と、あとはつぐみのテーマ曲『Qualle』が挙げられます。

またボーカル曲が2曲(一応さらに+1曲)ありますが、特にOPの『LeMU〜遥かなるレムリア大陸〜』はかなり気に入りました。しっかし、あの曲の詞ってゲーム全体のことをまさに直で表してますね。
またEDの歌に関しても、最初はゲーム全体の雰囲気がアレなだけに明るい感じの曲だったのがちょいと意外でしたが、じきに「ハッピーEDなんだからやっぱ歌も明るいほうがいいかね〜」と、しっくりくるようになりました。



CV(声)について。キャスティングが完璧。この一言に尽きます。ここまで声がキャラのイメージに合ってるゲームはそうは無いと思いますね。また、一応つぐみと武と空(の声優)は他のゲームやらで知ってました。


システム。
これまた完璧。メチャ親切な各種設定、早いセーブ・ロード、クリア後に出現する豊富なデータベースなどおよそストレスを感じさせない環境になってます。こういう部分でまったく足かせが無いことは非常に良いことです。

ただ、前作『Never7』にあったクイズモードが無くなってたのは個人的に残念でした。特に今作はストーリーがなかなか難解ですから、自分がどれくらいストーリーを理解してるのかを把握する意味もふまえて欲しかったところです。


ストーリー。細かいところは下に
もうイヤッ!ってくらい書いてあるんで(^_^;)、ここでは全体的な感想を。

ゲームというメディアを活かした推理小説顔負けのトリック大きな矛盾・破綻なくまとめあげた点。


とにかくこれに尽きます。「EVER17の良い所を挙げてください」と言われたら、みなさんもきっとこれに近いものが真っ先に浮かぶことだと思いますね。また、ココ編に至るまでに実に多くの情報(=複線)を部分的に与えられるので、ラストで収束される前にいろいろ考える・想像する余地があるところも素晴らしかったと思います〔ただ大抵の人の場合根底から覆されることになりますが(^_^;)。無論私もその一人です〕。

さて、後者に挙げた『大きな矛盾〜』ですが、地味ではありますが私的にこれは他のゲームには見られない素晴らしい要素のひとつではないかと思ってます。いやぁ、こういうタイプのゲームってクリアしても謎がたくさん残るものが多いじゃないですか。例えば冒頭で挙げた『EVE』ですら結構不可解な点が残ります(んで、この謎な部分を強引に続編に繋げてどんどん失敗しまくってるわけです
(^_^;)。まあ余談ですが)。

でもこの『EVER17』はホントにそういう点が少ないんですよ(無いわけではない)。現在私はココ編までクリアした後、優編のエピローグでのCGを得るためにもう一度優編をプレイしてますが、「ここはどう考えてもヘンだな」ってシーンがまったくと言っていいほどになく、逆に「あっ、ここはこういう意図からこんなセリフ・行動をしたんだ〜」ってなシーンのほうが目立ち、2週目なのにもかかわらず非常に楽しめています(特につぐみと桑古木に関しては全部知ってからだと実にそれぞれの目的に沿った行動をとっていることがわかります)。


と、まあそういうわけでこの膨大な量の複線を纏め上げる技術・手腕があってこそ、前者に挙げた『ゲームという〜』の威力も発揮されるんだと個人的には思いました。なんか堅苦しい言い方でスマンです
(^_^;)


では今度は不満点について。今まで素晴らしいと連呼してきましたが、1つだけ気になる点があります。それは
最後まで終わらせないと真価を発揮できないゲームなので、この手のゲームに慣れてない人がはたして最後までたどり着くのか?という点です。ま、要は新たに『ギャルゲー』というジャンルを支持してくれる人をはたしてこのゲームで獲得できるのか?と、そういうことです。

おそらくこれまで様々な(一般人から見て)ギャルゲーと呼ばれるゲームをこなしている人ならば、ほぼ確実に最後までたどり着くことが出来ることでしょう。ただ、はたしてこのゲームがもし
ギャルゲーデビュー!ってな人の場合、最後までたどりつくほどのパワーがあるかどうか、というのを考えると若干不安になるところもあります。

もっと細かく書くならば、もし最初に優をクリアした場合、あの全然物語が解決されきってないEDを迎えて、はたしてそういったこれがギャルゲーデビューな人々はもう1回プレイしようとするパワーが出ますかねぇ。「そんなん出るに決まってるだろ!」と思ってる人もたくさんいることでしょう(私も本心ではそう思ってます)。でも、それは私達がそういうゲームをたくさんこなしてるからもう慣れちゃってるだけなんですよね〜。

なんでこんな話をするかというと、実は最近20歳になって初めてゲームデビューってな人がいて、その人に『FF]』を貸したんです(さすがにしょっぱなからギャルゲーはまずいんで)。ですが、
プレイ時間わずか30分で送り返されました。その人曰く「楽しくなかった」そうです。

・・・こんなもんなんですよ現実は(泣)。なので初めてギャルゲーをプレイするような人もこれと同じ末路をたどりそうな気がしたんで、あえてこういう不満点を挙げてみた、とそういうことなんです。ダラダラ書きまくっちゃいましたがわかってください
(^_^;)




さて、いい加減キャラ別のレビューへと参りますかね。キリがいいので時間が大切な方は「今日はここまで」にして、また後日ヒマな時に読むのもアリかと思います(笑)。そんくらい長いです。

各キャラの印象(クリアした順番に書いてます。またとなりの日付はクリアした日です)
田中 優美清秋香菜(2003/02/22)
すげぇ名前。誰もが思うことでしょうが、まずこれを言わなければこの娘は始まりません(笑)。学校のテストなど、決められた枠内に名前を書くときに大変そうですな(謎)。


まあ名前はこの辺にしてまずはこの娘自身の印象ですが、正直嫌いな部類に入りますね
(^_^;)
悪気はないんだろうけど、どうにもこっち(=少年)を見下してるイメージがする上、普段はいろんな知識ばっかかざしてるくせにいざという時(最初の浸水時とか地上からの連絡が入ったときとか)は放心状態だったりするのがねぇ・・・。

あと一番気に入らないのが『1つの物事に対して1つの見方しかできない』トコですね。少年が自分はタイムスリップしたんだ!と言ったとき「絶対ありえない!」と言い切ったシーンなんかが例として挙げられるでしょう。

つーか何事に関しても『絶対』とは言い切れんしょ。自分・・・ないし人類は全ての事柄を完全に知り尽くしてるわけじゃないんですから。と、私はこういう考え方をする人間なんで、どうにもこの娘とは相性が合わんのです。

ただ、両親うんぬんについての真相がわかる直前までいっときながらも調べるのをやめようとしてしまい、少年に「なんでやめちゃうの?」みたいなことを言われたシーン。あそこで「真実を知るのが恐いから・・・」と言ったのには非常に共感しましたね。ここは実に人間らしかったかと。



・・・なんだかよくわからん感想になっちゃいましたが、今度はこの娘のストーリーについての感想にいきましょう。


で、感想。


これじゃ何もわからん。


優の両親らしき人達に「浮島に上がったら全てを話そう」と言わてんのにもかかわらず、浮島に上がった時点でEDです。いくらその内明かされる(であろう)とはいえ、あれで終わりじゃねぇ・・・。ユーザーをバカにしきってます。私もそうでしたが、みなさんもおそらく「ありゃ!?バッドEDかな?」とか思ったことでしょう。スタッフロールにしたって歌はおろか、音楽さえない言わば『無音』状態でしたから。でも実際はクリアリストを見ればわかりますが、これが優のグッドEDです。はっきり言ってちっともグッドじゃないです(^_^;)

こっから先はちゃんと全部わかってから書くことにします。もう書くに書けないんで。申し訳ないです・・・っていうかしょうがないでしょ、この場合。


小町 つぐみ(2003/03/05)
あれのどこがグッドEDなんだ?


なんかいきなりな出だしですが、誰もがこう思ったことでしょうね。優のところでも『ちっともグッドじゃない』とか書きましたが、今度はそれどころじゃないです。しっかしあのラストシーンでの武・・・

アンタすげーよ。男だよ。


危うく彼に本気で恋をしそうになりました(爆)。

・・・まあアホはこれくらいにして真面目に感じたこととしては、あの自分が潜水艦から降りて犠牲になるシーン全般で、微塵も死に対する恐怖を心の中ですら思わなかったところに、つぐみへの愛を強く感じましたね(←書いててハズイ)。一方のつぐみとしては、もう泣くに泣けないようなシーンですけど(あのシーンに関して女の方の感想をぜひ聞いてみたいです)。

あと思った(というか気づいた)こととして、この2人ってストーリー中でまったくお互いに「好き」だとか「愛してる」だとかって言わないんですよね。つぐみはまあああいう性格なだけに・・・、とは思いますが武もまったくそういったことを口に出さないのはわりと意外でした。唯一武がたびたび『仲間』という単語を使いますが、他にはそれらしいことはまったく言いません。
実は私、こういうのって結構好きだったりするんですよね
(^_^;)。事あるごとに「愛してる」だの連呼されるより黙ってそばにいてくれるほうがよっぽど説得力があるように感じます(ただ単に自分の好みを書いてるような気が・・・)。


ここで話題を変えまして、ところでこのつぐみストーリーではココに関する謎が結構明かされますね。前回プレイした優編では(少年視点なだけに)ココはよくわからん位置づけの、今現在では意味不明のキャラでしたから、今回普通にメンバーとして存在するだけで結構な新鮮味がありました(まあその反動(?)か、沙羅が出てきませんが)。

とりあえず今のところ判明したのは父ちゃんが地下の施設で働いてた(=TBの研究をしてた)という事実ですかね。また、ココとは関係ありませんが最初の警報が起きた原因とか、過去で少年とつぐみは面識があるっぽい?こともわかりました。
そういや優の父親もこのLeMUで働いてたんですよね。そしてたしか34年前(だっけ?)にTBで・・・。34年というのがまだ謎ですが、物語の全体像がちょっとだけ見えてきた感じがします。


う〜ん・・・、なんか途中からつぐみとは関係ないこと書いちゃいましたが、きっと優のようにストーリーに続きがあると思いますんでつぐみに関してはそこでじっくり書くことにしましょう。この娘なかなか気にいったんでちゃんとハッピーなEDが見たいですね。


松永 沙羅(2003/03/17)
おお〜!珍しくグッドEDっぽいぞ!!・・・とか思ってたら何故かこの娘だけエピローグなるものまで見れちゃいました。まったくもって謎です(特に変わったことはしてないつもりなんですが)。


では感想へと参りますが・・・
兄妹愛バンザイ!まずはこれですね。兄妹だと判明した直後こそ少年は否定的な態度をとりますが、それを沙羅が癒した(?)後はまさに兄妹愛バンザイ!な展開です。特に最後の海上へと上がるシーンなんかはもう完全に理論を無視した展開ですからね。今度こそ沙羅のために・・・という少年の強い意志・思念が彼を突き動かしたんでしょう。そして今現在、すべてのシナリオを通して唯一少年がカッコイイと思えたシーンでもありました(笑)。


さて、このシナリオの目玉としてはさっきも書いた沙羅と兄妹であったのを筆頭に、少年の過去がだいぶ明かされるのが挙がります。とりあえず最初は沙羅と共に同じ施設に入れられていたんですが、後に少年に赤外線が見えること以外大した能力がないことが判明したため、別の施設(?)へと飛ばされたようですね。

それに加え沙羅とつぐみの言い争いの中での沙羅の言い分から、どうやら少年・沙羅・つぐみは過去同じ施設に入れられていたようです。つぐみストーリーのほうでも似た病院のような施設でのエピソードがあり、こちらでも少年(とおぼしき人物)が途中でいなくなってますし。また少年がいなくなった後につぐみは逃げ出した(?)ことも判明します。

もしこの仮説が正しいとすると、コズミッシャー・ヴァル(宇宙空間のクジラのやつ)の浸水時、沙羅を救出する時のつぐみの「だって仲間だから」みたいなセリフもしっくりくるんでおそらく合ってると思うんですが・・・。


う〜ん、エピローグまで見れたんでもう沙羅ストーリーは完全に終了したんでしょうが、まだ謎が多すぎます(少年の本名も結局のところ明かされなかったし)。おかげでレビュー書くのが大変極まりないです(感想というよりほとんど考察&予想だもんなぁ・・・。つまんなくてスイマセン)。


茜ヶ崎 空(2003/03/31)
もう散々いろんなレビューで書きましたが、私はいわゆる『年上のお姉さん系』のキャラにあまり関心がなく、今回説明書を見た時点でわかる唯一の年上キャラであるこの空も、他のギャルゲーと同じく後回しとなりました。ま、一応参考までに。


さて、空ストーリーの感想ですが・・・つまらなくはなかったんですがちょっと他のキャラに比べるとラストがアッサリしてたかな、とそんな印象です。つぐみストーリーのようになんか最後の最後にもう1つぐらい山場というかどんでん返しがあればおもしろかったんですが(例えばつぐみストーリーだと散々トラブルをくぐり抜けてようやく潜水艇に乗るじゃないですか。でもその潜水艇でもトラブルが・・・、とああいう展開を望んでたりしたんですけど
(^_^;))。


あと気になったことといえば、この空ストーリーって他のキャラと違いあまり物語の中枢(ライプリヒ製薬の秘密うんぬんについて)が語られることがなく、あくまで空自身のストーリーって感じがしました。ほら、優なら両親関係、つぐみ・沙羅なら施設関係で必ず物語にライプリヒの影(?)が見えたじゃないですか。でもこの空ストーリーではあまりそういったことはなく、武と空の個人授業や空の嫉妬など、他のキャラよりは随分とギャルゲーっぽいイベントが多かったと思います。

これに関しては個人的にとてもイイと思いましたね。いや、別に萌え〜な展開が良いというわけじゃなく(まあそれ自体も好きですが
(^_^;))、こういうひとりだけ多少路線を変えたシナリオを入れておくと、ゲーム全体が締まる(?)ような気がします。もうちょっとくだけた言い方をするなら、いわゆる『各ヒロインのシナリオが独立したタイプのギャルゲー』で、もしみんな同じような路線だったらどうしても飽きちゃうじゃないですか。よっぽど各シナリオの質が高いか、システムが独特でもないかぎり。ま、そんな理由からイイと思ったわけです。

ただ一方で、これは先につぐみストーリーを終わらせた人間しかあまり同意してくれないとも思いますね。先にこの空ストーリーからもしプレイしたら、そんな萌え〜な展開うんぬんより、ティーフブラウ関連のイベントのほうがよっぽど印象に残るでしょうから。


・・・なんか脱線しまくったんで話を元に戻しましょう
(^_^;)
あと印象に残ったこととしては、優ストーリーとは別の形(要は言い方)で空から語られる『第3視点』の話でしょうか。物語の中盤くらいに空がする『Y(分岐点)の話』およびそれを2次元的・3次元的な視点で捉えるとかいう話です。

とりあえずこれ以上この第3視点について細かい話をすると、プレイしたばっかの人以外は思い出せなくてチンプンカンプンでしょうから、『この話を管理人はおもしろいと思った』のと『これがはたしてココ編でどのようにまとめられるのかを管理人は楽しみにしている』と、この2つだけわかってくれればOKです
(^_^;)



こんなトコでしょうか。どうも最近感想が細かくなりすぎてるような気がします。プレイして半年後とかの人がこれを読んではたして理解できるんでしょうか。すごく不安です(汗)。


八神 ココ(2003/04/17)


・・・・・。・・・・・。・・・・・。


・・・もはや何から書けばわからないほどに判明する事実が多すぎなシナリオ。さすが他の4人をクリアしないと入れないだけあります。ちなみに私は最初の選択肢で少年を選びました。武視点のほうは機会があれば、又は展開が大きく変わるような話をどこかで聞ければプレイしてみたいと思います。

んじゃとりあえず前半部分の急に武視点になっちゃうところまでの感想でも。

まず思ったのは
『Never7』を思い起こさせるようなストーリー展開だなと、これですね。Never7をプレイしてない人がこれを読んでるとアレなのであんま詳しくは書きませんが、とりあえずプレイヤーも、また主人公である少年自体もこれから起こる数々のトラブルなんかを(なんとなくながらも)すでにわかっちゃってるところなんかはモロまんまかと思われます。次々と予知めいたことを言う少年に対して驚く空や沙羅あたりを見てるのがおもしろくもあり、またなんか懐かしかったです(^_^;)

しかしながらあとは今までのストーリーとほとんど変わらない展開だったので、さすがに5週目ともなると多少の退屈もありましたね。

が、一気にそれを吹き飛ばしたのが例の少年の鏡を見るイベントです。はっきりいってあれはたまげました。つーか全身鳥肌立ちましたよ(^_^;)。ここは雑誌やネットなどでネタバレ情報を仕入れてない人は必ず驚くシーンじゃないかと思いますね。特に事前でわかるようなシーンもありませんでしたし。
そしてこの急激な展開から、だんだんと私の1日あたりの『EVER17』プレイ時間が増えていきました
(^_^;)


さて、お次は中盤の印象ですが・・・意外と目新しいことは起こらなかったりします
(^_^;)。言うなれば各キャラのストーリーを短く全員分まとめた、って感じでしょうか。違う箇所といえば随時武と少年の視点が入れ替わるのと、あとは武視点でたまにココのイベントが入るくらいですかね。まあイベントといってもひよこごっこだったり、ぬいぐるみと戯れてるだけだったりと意味自体は別になかったりするんですが(^_^;)

その中で唯一味があったというか意味ありげな話だったのがココが語る『八百比丘尼』の話ですね。全てクリアした今でこそ、武をひたすらに待ち続けたつぐみや、ブリックヴィンケルの発現を待つココあたりの立場と通じるものがあるということがわかってますが、当時はこれが何につながるか検討もつきませんでした
(^_^;)。しっかしこのゲームって『ピグマリオン』といい、この『八百比丘尼』といい神話(というか昔話)をうまく物語に絡めてきますね。他にもほんのチョットではありますが『浦島太郎』の話なんかも挙がってました。

また、この頃から『優春』と『優秋』のあからさまな性格の違いなど(そういった神話系の話を信じるか否か、とか)、全体のカラクリが見えるようなイベントがたびたび出てくるようになりました。



そしてようやく本番ともいうべき後半の印象です。

結論、
凄すぎ。判明する事実のあまりの多さ、ほぼ全員と言っていい各キャラのエピソードの重さ、そして武視点と少年視点の繋がりかた、しかもそれらがかなりの短期間でドバッと入ってきます。以前TOPにも書きましたが、こういう息つく間もないような展開は普通にプレイしてること自体は凄くおもしろいんですが、レビュー書いてる人間にとっては非常に酷です(笑)。もうゲームをプレイし終わったら即その日見たイベントなどの概要・展開、そしてその時思ったことなどをひたすらにメモですもん。『AIR』ほど物語自体は難解ではありませんでしたが、どちらにしろヒイヒイ言ってました(^_^;)


ま、雑談はこの辺にして前述したとおりこの後半は各キャラの様々なストーリーが展開されるので1キャラづついこうか思います。


小町月海
武の妻にして少年と沙羅の母です。・・・ってゆーか一番最初にエレベーターで武と月海が出会った時、はたして誰がこんな展開予想できたんでしょうか(汗)。

一応、月海と沙羅の前髪が同じになっているのと、あとはあのペンダント(のホログラム)を武だと最初から決めつけていれば、このココ編に入るまえに断定できなくもないんですが・・・まあ普通は無理でしょう
(^_^;)。もうこれは全てをわかっちゃってから言えるある意味『結果論』に近いです。

しっかしこの娘はとにかく、そしてひたすらに辛抱の人ですね。自分の代わりに犠牲になった武、ここで自暴自棄にならずなんとか子を産み、そして育て、でもライプリヒに見つかり、結局子供も施設に預けるという決断をするハメになり、そして自分は辛抱して逃亡を繰り返していきます。

すでにこの時点で武や子供たちとの別れや、家もない金もない、安全な場所もない、しかも体質上昼間は活動しづらい等々・・・、完全に人間壊れてもおかしくなさそうな状況なのに、それでもなんとか生き抜いていく姿には(といってもそこはテキストだけですけど)十二分に感情移入できました。

さらにこの後再びLEMUに閉じ込められることになり、しかも当時とまったく同じような、つぐみから見ればあからさまに怪しい人間達が周りにいて、それでも辛抱してそこそこの付き合いをしていくのはまったくもって大したものです。また、こうやって全てわかってから考えると少年視点でつぐみが序盤ああいう態度を取っていたのが非常に納得がいきますね。はたして彼女は最初桑古木を見た時どう思ったんでしょうか。


・・・ま、それでもひたすら辛抱した甲斐があって、最後には全てが手に入ります。もう感動の一言です。ただ・・・・・ラストで武と月海の抱き合う1枚絵が無いのには
非常に非常に残念でしたが。船上で着ぐるみ着なきゃならんのなら、武が船室へ行くようにすれば良かったのに・・・。ここがとにかく悔やまれます。



ってゆーか月海長くなりすぎちった!!一応ココ編の感想なのにッ!!以下のキャラは要点だけを中心にできるだけ短くしていきます・・・つもりです
(^_^;)


田中優美清春香菜

この娘もある意味つぐみと一緒ですね。一体誰が初めて少年の前に現れたときに一児の母だと思ったことでしょうか・・・。

そして守野茂蔵!!『Never7』をプレイした人はこの名前が出た時思わずニヤリとしたことでしょう(笑)。私ですか?もちろんニヤリとしました(笑)。時刻は夜中の5時半、部屋の中に一人きりでテレビに向かってニヤリとしている男。・・・・・変態以外形容のしようがない状況ですな(爆)。

・・・話を元に戻しましょう。ま、とにかくこれにより優春と優秋が神話やオカルト関係で性格に違いがあったのは納得がいきますね。たとえクローンでも完全に性格は同じにならないということですか(もっともNever7ではさらに・・・)。


もうひとつのカラクリ(?)としては、T・Yがあります。結論から言ってT・八神ではなく、田中陽一だったというオチです。そして娘を頼むというのはココではなく優春のことだった、とそういうわけです。要はドイツ語読み(?)だったということですな。
大学でドイツ語を専攻していたのにもかかわらず気づかなかった私は阿呆以外の何者でもないですが。ツヴァイ(ツヴァイト)だのドライ(ドリット)だのインゼルだのといった単語はすぐわかったくせにこれには気づかないって一体・・・(TBにしても本編中では語られてませんでしたが、濃い又は深い青という意味のドイツ語だということをすぐにわかりました)。


八神ココ
あの少年視点でちょくちょく登場してたわけは第3視点を借りてたんですね〜。でも少年(ホクト)のそれとは違い、ココ自身は記憶を失っていなかったようですが。んで少年だけがココを見れたのはお互い第3視点を得ていたからだと。ま、これくらいしか理由としては考えられませんね(赤外線が関係してるんだったら沙羅やつぐみも見れますし)。

あとは・・・アホなイベント目白押しってヤツですね(笑)。前述したひよこごっことか実は意外なほど回数は少なかった米っちょとか。そもそも最初の登場の仕方がクマ(つぐみの着ぐるみ)に噛み付いたピピにさらに噛み付いているココ・・・。もうコメントできません
(^_^;)


茜ヶ崎空
ちょっとこの人は扱いが酷いというか強引だったというか。あの最後に実体を得ることが出来た事についてですが、やっぱどう考えても理由がねぇ・・・。まあ要は『ピグマリオン』での奇跡が実際に起こったということなんですが、これまでの様々な複線やら謎やらをほぼ全て見事なまでに収束してただけに、これだけが奇跡の一言で片付けられちゃうとどうしても浮いてしまう感があります。

また、空自身の独白によるとどうやら人間になったわけでなく実態を得たAI、ってのもなんとも中途半端で歯がゆいです。ただ、これによりこの人もキュレイに感染した武やつぐみ達とともに、永久に老いることはないって点は良かったと思いましたが。

はたして、いつの日か武を完全に振り向かせることは出来るんでしょうか。



ま、こんなトコでしょうか(沙羅はつぐみ関連以外特別大したイベントがなかったんで割愛しました)。なんか全然ココ自身の感想は書いてませんけど
(^_^;)。まあでも、ココ編自体ココがメインのストーリーというよりは今までの複線やらを収束させるストーリーですからこれでいいんじゃないでしょうかね。どうせココ自体の感想を書こうとしてもひよこ以外書くことないですし(笑)。


あ、桑古木については桑古木自身の感想で、ココ編のラストにかけての感想はBWのトコに書くつもりです。


倉成 武 (ココ編突入前に書いてます。つまりは後に復活することをまだ知らない状態です)
個人的に20歳という年齢をうまく生かしたキャラではないかと。
全体的に物語後半では20歳ならではの行動力・若さを感じるシーンが多く、逆に空シナリオなんかでは20歳というある程度(恋愛を)経験した姿をたびたび見せてくれたんで。言い方はおかしいですが、前述したのが20歳の若さだったらこちらは20歳の渋さってトコですか。

しかもどちらも完全に適確だとは言いがたいところに味があるような気がしました。つぐみシナリオのラストではつぐみは助けられたものの、自分はご存じのとおり海の藻屑と化したわけで、一応本人は表面上(?)は納得の死だと思っていたんでしょうが、やはり心のどこかではつぐみが悲しむであろうことはわかっていたはずですからね(要はつぐみと最後の瞬間まで一緒に・・・という選択のほうがお互いにとって良かった、のかもしれなかったということです。まあそうすると空シナリオのラストとまったく展開的に一緒になっちゃいますが)。


一方空シナリオでの『茜ヶ崎君』と『倉成先生』のやりとりの中でも、結構言葉に詰まるシーンも多く、また何か話したときにしても何かこう親近感が沸くというか、「もうチョットまともな言い方があるんでない?」みたいなシーンもチョコチョコとあったところが好感触でした。
いやぁ、『EVE』の天城小次郎とか『こみっくパーティ』の千堂和樹とか、最近の男主人公(しかも高校生以上の年齢の場合特に)ってホントに完璧と言えるセリフ回しをするんでね。

んで、このキャラはそういったことがなく私的になかなか感情移入がしやすかったと、こう言いたいわけです。ってか最初からこう書けよ(爆)。


ま、とにかく最近プレイしたゲームの中ではダントツに気にいった主人公でした。


桑古木 涼権
漢字これで合ってましたっけ?(汗)いやぁ、名字も名前も一発変換じゃ出ないんで・・・。

ということで(?)、武視点の少年こと桑古木君の感想です。

一応展開的に彼が自分で正体を明かす前に彼が武じゃないことはわかってしまいますが、それでも「あの声で」「あの姿で」言われたときは鳥肌立ちましたね。少年の鏡のイベントといい、シナリオライターの意図にまんまとかかっているような気がします
(^_^;)


あとは・・・意外と書くことがないですねぇ。つーか今まで武視点では少年(ホクト)として、少年視点では武としてこちらの目には見えてたわけですから、彼独自の考え方とかってほとんど伝わってこないんですよね。唯一存在するのが最後のエピローグでのココに対する想いなんですが・・・・・あれじゃちょっと苦しい感がするのは私だけでしょうか?

そりゃココが好きだってのは武視点をプレイしてればわかるようなシーンはたくさんありますよ。憩いの間でよくかけっこしてたり、TBに感染したあとのココに対しての言動やら態度やらで。それでも17年間もの間、あの6日間のみから生まれた想い(+武への畏敬もちょこっと)だけではたしてここまでやってこれるんでしょうかね。う〜む、微妙なところです(それともキュレイに感染したことにより、時間に対する精神面での安心感みたいなのが生まれたりしたんですかね。悪い言い方をするなら、武とココを助けるための準備により17年間も棒にふるわけですから。悠久の時でも与えられない限りそう簡単に決意できることではないはずです)。


もう1つ気になったこととしては、この人も記憶喪失だったわけですがこれは本当のただの記憶喪失だったってことでよろしいんでしょうか?いや、特に本編ならびエピローグで説明がなかったんで。


松永 北斗
名前の漢字はどこぞのサイトで使ってるのを流用しました。名字は勘です(爆)。でもまあ名前の漢字はともかく名字はたぶん合ってるでしょうけど。ま、どっちにしろ双方ともオフィシャルじゃないんで間違ってる可能性があります。

さてさて、少年視点の主人公ことホクト君です。・・・なんですが、この人独自の感想もこれまた難しかったりします。

理由はあまりにもBWとシンクロしてるからです。自分の顔を鏡で見て愕然としたり、優秋の名前を初めて聞いたとき違和感を感じたりと、大きなイベント・重要なシーンなんかはまんまBWになっちゃってます。この人の個性が強く出たのは沙羅編のラストで沙羅を助けたいと強く思う気持ちとか、優秋に対する感謝(&恋)の気持ちぐらいしかないんじゃないでしょうか(しかもどちらもストレートすぎて感想というほど思うことがなかったり)。

・・・なのでどうにも書きようがないっス(汗)。あとつぐみを母だとわかった瞬間やラストの武との会話(?)など、純粋に甘えたりしてるシーンなんかもホクトが強く出てますが・・・ただ甘えてるだけじゃちょっと感想は書きようがないです
(^_^;)


BW
少年(ホクト)のもうひとつの姿と言っていいでしょうBW(ブリックヴィンケル)です。そして『the out of infinity』という副題の指しているところでもあり、さらにはこのゲームをプレイしてる私達のことでもあります。

・・・いやぁ、壮大でしたな。まさか私達が第3視点を持った4次元人間とは(汗)。ま、たしかにEVER17の住人から見るとプレイヤーはいつでも(セーブ・ロードを使って)どんな場面だろうが好きなだけ任意のシーンを見ることができるので、まさにゲーム中で散々語られる第3視点を持った人間そのものなんですが
(^_^;)

また、このBW=プレイヤーの定義も物語中でうまく表されていましたね。そもそも少年(ホクト)の記憶がゲームスタート時にまったくないのも、私らプレイヤーがまだ何も知らない状態にシンクロさせるようにできていたはずですし。

それに初めて優秋がフルネームで名前を言ってくれたときに出た違和感も、あれは少年(ホクト)が抱いた違和感ではなく、私らBWが抱いた違和感であったことは全てクリアしたあとなら簡単に想像することができます。なんせBWは2017年と34年を勘違いしてるわけですから。そして私達プレイヤーもココ編で謎が解けるまでは(大抵の人は)2017年と34年を正確に区別しきれていない状態です。

なので、ある意味少年視点って極限まで主人公に感情移入できるシナリオだったんですよね。おかしいと思ったところは私らも、そしてゲームでの少年=BWも必ずおかしいと思ってますから。・・・まあ実際初めてプレイしてる時はそんなこと考えることはまったくありませんでしたけど
(^_^;)


さて、今度はラスト〜EDにかけての感想です。

正直なところ武がいきなり復活したり、少年(ホクト)が素潜りで119mの海底にあるIBFにたどり着いたりと、
チョット強引かなと思うシーンもいくつかありましたが、まあ満足いく内容でした。武に関してはキュレイうんぬんで一応理論的(?)にも説明がつきそうですし。

あとは・・・やはり武の男らしさ炸裂!ってトコですね。まさかココが寂しいと連呼するからって一緒に冬眠しちゃうたぁ驚きでした
(^_^;)。完全ではないにしろ通信系はある程度回復してますし、しかも武自身はもうキュレイによりTBを撃退してるはずですからね(ちゃんとそれに近い描写もあった)。


・・・なんでココは武じゃなくてBWなんかを慕うんでしょう。私がココなら武に間違いなくベタ惚れなんですが(爆)。ひよこごっこに付き合ってくれる20歳の男なんてそうはいないでしょうし(笑)。



と、こんなトコです。一応BWは武視点でも世界を見ていますが、少年視点でのBWのほうが私としてははるかに印象に残りましたので、少年(ホクト)=BWみたいな書き方になっちゃいました
(^_^;)。まあ武視点でココ編の序盤をプレイする機会があればまた印象が変わるかもしれませんけど。


レビューのレビュー(フリートークです)
これが限界です・・・。

私ごときの頭ではこの程度で限界でした。見当違いな解釈をしてるトコもあると思いますが、「三冠王がアホ」ってことで勘弁してください(^_^;)。つーかココ編で書いた優春でのY・Tの説明、どう考えても間違ってるような・・・(正直ドイツ語をやっていたといっても3年も前の話なんでイニシャルの書き方なんぞ覚えてないです(^_^;))。

それにしても長かったっス・・・、ゲームにしてもレビューにしても。なんせ2月からやってたんですからねぇ。ゲームは41時間、レビューは・・・10時間くらい書いてましたかね。しかも今回他のレビューと比べてなかなか筆(正確には違うけど)が進まなくて、ただ唸ってるだけって時間もかなりありました。


さてさて、とにかくいろいろ考えさせる要素の多いこのEVER17ですが、さらなる探求を目指すんなら『げいむ乱舞界』のネタバレ掲示板をオススメします。TOP→ゲーム良作の道→EVER17と進んでください。んで、その中にネタバレ掲示板のアドレスが載ってます。ここはホントに読んででおもしろいし、感心するようなコメントも多いです。リンクフリーにはなってると思いますが、一応ここからは貼らないんでYahoo!あたりから行くとよろしいです。



んじゃまあ、この辺で。もう疲れちゃいました。ホントはなんとか適当につないで最後に「ニンともカンとも、ニンニン」で締めたかったんですが、もはやその気力もないです
(^_^;)


あ、久々に好きなキャラの順位付けでも。


つぐみ>>>空≧沙羅≧ココ≧優春>優秋


大体こんな感じです。優が春と秋で別評価になってるのは、優春のほうが主人公(この場合武)に対してわりと穏やか(?)というか優しげに接してしたような印象があるからです。また空ですが、いわゆる『年上のお姉さん系』でここまで評価が高かったのはかなり久しぶりですね。純なところに惹かれました。

つぐみは・・・まあみなさんと思うところは同じでしょう(笑)。私も数々のエピソード&後半での変貌ぶりにヤラれました
(^_^;)


プレイ時間・・・・・・・41時間。本文中では優エピソードのCG回収中と書いてありますが、書いてる途中で終わっちゃいました。なのでCGは完全に埋まってます。残りの選択肢やらはまったくコンプする気はないです。ちなみに今回のレビューの書いた順番は優秋→つぐみ→沙羅→空→武→ココ→最初に→桑古木→全体の(俺的な)印象→ホクト→BWです。・・・メチャクチャもいいトコですな。

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