THE KING OF FIGHTERS94

今やSNK(アルゼの傘下だけど)の代表的シリーズとなったKOFの第一作目である。怒やアテナといった大昔のゲームのキャラクターが登場するのが話題を呼んだが、なぜかこれっきりそういう事が無い。このゲームだけの特徴(?)としてネオジオ関係にしか移植されていないというのがある。 

システム
かなり昔のゲームだけあってシンプルそのものである(当時にしてみればかなり斬新だったが)。またKOF95までは、コマンド投げで通常技の隙を無くすことができたり、必殺技の強弱入れ替え(うまい言い方ができん)などというものがあった。ま、こんなものはオマケであって(ほんとは重要)とにかくこのゲームは連打命 であり、言うならば連打ゲーであった。しかもすぐピヨるので(跳び蹴り大P虎煌拳でほぼ確定)、密着で下弱Kが入ろうものなら猛連打でウハウハである(ちなみにパンチのほうがピヨりやすい)。このシステム?のお陰でプレイする前は実用性が低そうだと思っていた待機キャラの援護攻撃が意外と重要だった(うちの地元だけ?)。

  

このころの俺とゲーセン
このゲームはちょうど夏休みが始まってすぐの頃に登場し以後毎年同じ時期に登場している。まあ今となっては暇な時間が増える時期なので非常にありがたいことなのだが、当時中学3年生だった私にはどうにも困った問題が発生した。おそらくほかにも同世代の大勢の人がこの問題にはまったことであろう、もうとにかく塾の夏期講習がおろそかになってしょうがないことである。120分授業に100分遅刻するは突然腹痛を装ってみるはいろいろなことをしたもんだ。
中3ともなると大多数の人が塾に入っているものだが私たちの集団のリーダー(もうちょっとましな言い方はないもんか)が塾に入っておらず、みんなでそいつに都合をあわせていた(それぞれの塾から今日は何人さぼってゲーセンに早くやってこれるかがなんか楽しかった。夏期講習は基本的に長いので最後まで出てると夜の9時くらいになっちゃうんだよねー、あー懐かしい)。

で、このころのゲーセンだが(脱線しすぎ!)まだゲーセン自体が衰えておらず、格ゲーも全盛期だったのでとにかく対戦が盛んだった。それにまだチームエディットすらなかったのでおんなじキャラばかりと戦うこともなかったのもよかった(それにこの頃にしてはキャラが非常に多かった)。

私はとにかく極限流愛好家なので1人でプレイするときはひたすらに極限流をやっていた。1人でって言い方をしてるということは何人かでプレイすることもあるということで、1人1キャラを担当するやりかたもあった(もちろん今も、まーどこででも行われていると思うが)。
この94はチームエディットがないのでまだあまり世間の人たちはやっていなかったようだが(少なくともうちの地元では)、誰がどのキャラをやるのかでもめたりするのがまた楽しかった(韓国チームがどうにもきつかった、チャンはやってておもしろくないしチョイはどーも性にあわん)。ちなみに最高で50人ほど抜いた事がある(3人で。今はもうこんなに乱入してくるようなところはあんまりないだろう)。

   


移植について(なぜかここから口調が変わります)
私はネオジオCDを所有しておりこちらもそれなりにやったものだが、まーひどい出来っす。まず声削りすぎ!大部分のキャラの気合いための声がない。リョウとかでも「タッ!」とか言って溜めます。あとパーフェクトの声もないです。そしてロード長すぎ!テレビのCMくらいあります。いくら6人いっぺんにロードするからっていくらロードが遅いことで有名なネオジオCDだからってシャレになりません。何か読み物必須です。しかも勝敗がついたら(画面が真っ白になるとこ)またロードです(これまた長い)。そして極めつけはキャラが落ちてきて(覚えてるかな?)地面につく直前にまたロードです(勝ちゼリフの時のキャラの読み込み)。さらにキャラ選択画面にいくまでのロードがあってこれまた長いです。ロード多すぎ!まあでも実際のプレイ感覚とかはまともです。絵もほとんど削られてません。
最大の特徴としてはサイコソルジャーチームのステージにアテナの歌がはいってる事でしょうか。なんかいいです。あとシングルマッチができるのも特徴ですが昔のゲームなので2本制しかありません(なぜかロード時間があんまり変わらん)。


お祭り的なゲームとして登場した本作ですがタイトルに94なぞ付けたせいで毎年だすハメになり、最近ではすっかりマンネリ化が進み95以降ストーリー重視なかんじになっちゃったこのシリーズ、チーム制を初めて導入したゲーム(多分)として非常におもしろかった、記憶に残ったゲームでした。

おすすめな空手野郎・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・強いていえばユリ・サカザキ(野郎じゃないけど)。下弱Pリーチ長くてピヨらせやすいっす。あと下強Pと多少のけん制技と虎煌拳くらいあればそれなりに戦うことができます。
でもこのゲームのおすすめはなんといっても暫烈拳(幻影脚)!小技からつながるし跳び蹴りが浅く当たったときなんかもダイレクトでつながるしダメージ補正がないから超使える!相手のパワーゲージがやたらたまっちゃう欠点もあるが(龍虎乱舞うっせー!道路工事みたい)。




レビューのレビュー 
生涯初のレビューようやっと完成です!。サウンドにふれてなかったり避け攻撃や餓狼キャラのしゃがみ歩きなんかも触れてなかったなー。まあこういうシステム面の説明不足よりもとにかく文章(論文)書くのへたすぎ!ただの短い文の集まりになってしまいました。しかも2日にわけて書いてるのがバレバレ!いきなり口調かわるもんなー、とにかく精進あるのみです。ここまで読んでくれた方ほんとにありがとうございます。 


プレイ時間・・・・・・・・・・・20時間ほど(ゲーセンを含まず。ゲーセンを含めるとどのくらいだかわかりません。なんせ2月までやってたくらいだから。)


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